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物知りフクロウ「らっくす」のワイン道場

vol 1 初級編 〜シャンパーニュとスパークリングワインの違い

発泡性のワインのことを「スパークリングワイン」といい、「シャンパーニュ」もスパークリングワインの一つ。
・・というか、発泡性ワインのことをなんでもかんでも「シャンパーニュ(シャンパン)」と言われていた時代、「シャンパーニュでないものをシャンパーニュと言うな!」との抗議により「スパークリングワイン」という総称が出来ました。
じゃあ、「シャンパーニュ」って何?

その1 シャンパーニュ地方で造られる

シャンパーニュ地方「シャンパーニュ Champagne」とはそもそも、フランス北部の地域名なのです!シャンパーニュを英語風の読み方をしてシャンパンなどと日本で呼ばれています。
フランスではワイン法の規定にあったワインがその産地の名前を名乗れることになっており、かの有名な「ロマネ・コンティ」も産地(畑)の名前。つまり、ワイン法で定められているシャンパーニュ地方のワインのみがシャンパーニュなのです。だから「イタリアのシャンパン」とか「スペインのシャンパン」というワインはないのです。
その2 製法
シャンパーニュ地方でも「シャンパーニュ」と名乗れないワインがあります。それは発泡性ではないフツウのワイン。「シャンパーニュ」というのは、地域内で造られた発泡性のワインのことなのです。もちろん製法にも規定があります。

瓶を回すのは疲れるなぁ〜♪カンタンに言うと、まずベースとなるワインを造り、ワインに酵母と糖分入れて瓶詰めします。瓶の中で2回目の発酵が起こり、その際に発生した炭酸ガスがワインに溶け込んで泡立つワインになります。この造り方を「瓶内二次発酵」などと呼びます。
二次発酵が終わり熟成期間を経たシャンパーニュは、澱引きをするために少しずつ回転させながら徐々に傾きをかえていきます。そうやって瓶口に澱を集め、最後に冷却液につけて澱を凍らせて、栓を抜き瓶内のガス圧によって凍った澱を飛び出させて除去します。
その3 3種類のブドウ
実はジュヴレイ村のピノちゃんです・・
シャンパーニュに使用されるブドウ品種は、黒ブドウのピノ・ノワール(Pinot Noir)、ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)、白ブドウのシャルドネ(Chardonnay)の3種だけ。
通常3種類をアッサンブラージュ(ブレンド)することが多いですが、黒ブドウだけを使ったものを「ブラン・ド・ノワール(黒の白)」、白ブドウだけを使ったものを「ブラン・ド・ブラン(白の白)」などと言います。

ちなみに写真はピノ・ノワール・・ですが、撮影地はブルゴーニュ。。
ああ、「シャンパーニュ」とは名乗れない。。(笑)

つまり「シャンパーニュ地方で規定のブドウを使い、瓶内二次発酵で造った発泡性ワイン」がシャンパーニュ、ということになります。(ま、カンタンに言うと・・です)
手間のかかる分、価格の高いものが多いシャンパーニュ。比較的お手軽な価格で楽しめる他のスパークリングワインと、シチュエーションによって飲み分けるのも賢い飲み方ではないでしょうか?

シャンパーニュのみのリスト
スパークリングワイン(白)のリスト(*シャンパーニュも含む)
スパークリングワイン(ロゼ)のリスト(*シャンパーニュも含む)