vol 3 初級編 〜
白ワインの基本品種
赤ワインの基本品種に続いて、3回目では白ワインの基本品種をご紹介します。
シャルドネ Chardonnay
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産地・・ブルゴーニュ、シャンパーニュ、世界各地
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適地・・石灰質土壌
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味を一言で・・産地、造り方によって千差万別
「ワインの名前は全く知らないけれども、『シャルドネ』という名前だけは知っている」そういう人も多いくらい、
最も知名度と人気のある白ワイン用ブドウ品種
です。
何といっても
ブルゴーニュ
がシャルドネの銘醸地ですが、世界各地で栽培され、それぞれの産地の個性を表した魅力的なワインを産出しています。
中でも冷涼な気候で石灰質土壌の産地からは酸とミネラル、芳醇な香りを持つ世界最高峰の辛口白ワインが出来ます。
(左の写真は
シャブリ
のグランクリュ畑の土壌。ミネラル分を豊富に含む土壌です。)
しかし、シャルドネは「特徴がないのが特徴」と言われるほど、
多様性を持った品種
。
産地の気候によって味わいも大きく異なります。
冷涼な場所では酸のしっかりしたミネラル感のある味わい。レモン、ライム、青リンゴといった果実香、火打石、ミネラルの香り等。温暖な地では、トロピカルフルーツ、桃、フローラルな香り等で、果実味が豊かな味わい。
また、醸造によっても大きくスタイルが異なってきます。フレッシュ&フルーティな味わいに仕上げたものから、果実味たっぷりに濃厚な味わいに仕上げたもの、樽の風味をいかしてリッチでコクのある味わいに仕上げたものなど様々。タイプは違えど、シャルドネのワインに共通するのはバランスのよさと、料理との相性の幅広さであるといえます。
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ソーヴィニヨン・ブラン Sauvignon Blanc
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産地・・ロワール、ボルドー、ニュージーランド、世界各地
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適地・・石灰質土壌
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味を一言で・・ハーブ、青草、グレープフルーツの香り。香り豊かで強い酸
冷涼な気候から比較的温暖な気候まで栽培されています。
ロワール上流
のような冷涼な気候では
ハーブ、青草
といった香りが品種特性として挙げられ、これに青リンゴ、レモン、ライムのような柑橘系の香り等が加わります。しっかりとした酸を持ち、土壌によってミネラル感のあるワインとなります。
ボルドー
のような比較的温暖な気候では
グレープフルーツ
の香りがみられ、酸はより穏やかになります。
シャルドネと並んで人気のある品種で、ニューワールドをはじめ各地で栽培され、中でも
ニュージーランド
はソーヴィニヨン・ブランの成功地と言われます。ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランは、ハーブのニュアンスとともに、トロピカルフルーツ、桃などの果実味が豊かな味わいとなります。
ロワールの中からソーヴィニヨン・ブランを選ぶ
リースリング Riesling
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産地・・ラインガウ、モーゼル、アルザス、世界各地
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適地・・粘板岩土壌、冷涼な気候
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味を一言で・・アロマティックで繊細 心地よい酸味
ドイツ
が世界に誇る高貴品種がリースリング。ドイツに隣接したアルザス地方でももっとも重要な高貴品種として栽培されています。
冷涼な気候を好む品種で、
アロマに富み、繊細でエレガントな味わいで心地よい酸味
を持つワインに仕上がります。
アルザス
では辛口に仕上げられることが多いですが、ドイツでは辛口からやや甘口、遅摘みによる風味の凝縮した極甘口までさまざまなタイプに仕上げられます。
フローラルな香り、さわやかな果実香、時にペトロール香(石油香)があり、酸味と果実味のバランスに優れています。
ニューワールド各地でも栽培され、果実香が豊かで、冷涼な地のリースリングよりもパワフル味わいなのワインとなります。
ドイツのリースリングを味わう
アルザスのリースリングを味わう
ゲヴュルツトラミネール Gewurztraminer
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産地・・アルザス、ドイツ、アメリカ等
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味を一言で・・ライチ、エキゾチックな果実香、スパイスの香り
イタリア北部のチロル地方のトラミネール種が起源と言われ、
ゲヴゥルツ=スパイシー
という意味のドイツ語がつき「ゲヴュルツトラミネール=スパイシーなトラミネール」という名前となっています。白品種に入りますが、果皮に色のついた灰色(グリ)品種です。
アルザス
では4高貴品種の中でもリースリングに次ぐ品種。気象条件によっては貴腐化し、セレクション・ド・グラン・ノーブルが造られます。
黄金色の濃い目の色調で、
ライチといったエキゾチックな果実、スパイス、バラ、といった華やかな香り
。とろりとした濃密な口当たりで、辛口に仕上げられた場合にも若干の甘みを感じます。
ゲヴュルツトラミネールをアルザスで選ぶ
ミュスカデ Muscadet
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産地・・ロワール・ナント地区
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味を一言で・・フレッシュ&フルーティ、ハツラツとした酸
古くはブルゴーニュで栽培されていたムロン(Melon=メロン)という品種で、現在では本家ブルゴーニュではほとんど栽培されておらず、
ロワール地方の河口近くナント周辺
が有名な産地。
特に、ロワール河の支流であるセーヴル川とメーヌ川の間が名産地と言われ、この地のミュスカデはAOCミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌと名乗ります。
ミュスカデは澱と一緒に熟成させる
シュール・リー(澱の上)
製法で仕込まれることが多く、澱と長い間接触させておくことによってワインに旨みを与えます。
ハツラツとした酸、レモンやライムのような柑橘系の果実味、ミネラル感が特徴。魚介類、特に生牡蠣との相性がよいワインです。
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別名・・ムロン・ド・ブルゴーニュ
ミュスカデを選ぶ
ヴィオニエ Viognier
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産地・・ローヌ、南仏、カリフォルニア、オーストラリア等
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味を一言で・・白い花、アプリコット、ハチミツ等華やかな香り
ローヌ北部、特に
コンドリュー
で高品質なヴィオニエが造られており、上質なものは長期熟成可能なポテンシャルを持ち、余韻の長いワインとなります。また、シラーから造られる力強い赤ワインである
コート・ロティ
には、少量のヴィオニエを加えることが許されています。
南仏やニューワールドでも栽培され、その華やかな香りや豊かな果実味から人気の高い品種です。
ジャスミン等の白い花、アプリコット、桃、ハチミツ
といった芳香に富んだ個性的な味わいです。
ヴィオニエをローヌで選ぶ
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