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ワイン勉強会レポート

vol 1
ブシャール・ペール・エ・フィス
-2006.2月-

今回は、ブルゴーニュの名門「ブシャール・ペール・エ・フィス」社の広報担当・西山氏が来日中ということで西山氏をゲストにお招きし、「ブシャール・ペール・エ・フィス勉強会」を実施いたしました。
今回飲んだワインのリスト
ウィリアム・フェーヴル シャブリ04
ムルソー・レ・クル03
ムルソー・レ・クル02
ムルソー・グット・ドール02
ムルソー・グット・ドール99
ボーヌ・クロ・サン・ランドリー・ブラン96
ボーヌ・マルコネ03
ボーヌ・マルコネ02
ボーヌ・マルコネ99
ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ99
ボーヌ・トゥーロン79

白ワイン
まずはブシャール社の兄弟と言える、
ウィリアム・フェーヴル シャブリ2004
William Fevre Chablis
で乾杯!
ご存知の通り、ブシャール社とウィリアム・フェーヴル社は社長が同じ。シャンパーニュのアンリオ氏です。
そんな訳で、シャブリを飲みながらウィリアム・フェーヴルについての質問も飛び交います。
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シャブリでは機械による収穫を行っている生産者も多いですが、ウィリアム・フェーヴルでは手摘み
ブシャール社で集めた人員をシャブリまで送り込んで、大人数で一気に収穫をしてしまう連携プレーもあるのだとか。
収穫といえば、2003年、猛暑であったために通常よりも1ヶ月も早い8月下旬からの収穫が行われた際、ヴァカンス時期のために多くの生産者が収穫の人集めに苦労し、思うようにいいタイミングで収穫を行うことが出来なかったところも少なくなかったようです。
ブシャール社は毎年いつも収穫をお願いしている地元の酪農家等が数多くおり、異例の8月中での収穫も大勢の人員を確保することが出来、完熟し酸を保ったままのよいブドウを手早く収穫することが出来たそうです。
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・・ということで、ブシャール社ワインの1本目はその2003年ヴィンテージ。

ムルソー・レ・クル2003
Meursault Les Clous
レ・クルはムルソーの中でも小高い丘にある村名クラスの畑。大きな石がごろごろしていて、ミネラルが豊富な畑であることが一目でわかります。眼下にあるグット・ドール畑等に比べて標高が高い分、風も涼しい場所です。
03年は通年の1/3しか生産できなかったそうです。果実味がしっかりして暑い年のニュアンスがありますが、キレイな酸もしっかりとあります。補酸はしていない自然な味わいです。
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ムルソー・レ・クル2002
Meursault Les Clous
同じレ・クルのヴィンテージ違い。
クリーミーでムルソーらしいコクもありますが、ミネラルがしっかりしていてチャーミングな酸とのバランスもよいです。
ムルソー・グット・ドール2002
Meursault 1er cru Les Gouttes d'Or
グット・ドールは「黄金のしずく」という意味。その名のとおり、ここの畑のシャルドネちゃんは果皮がとても濃い黄色なんだそうです。
 先程のレ・クルよりもさらにキメが細かく、繊細さが増します。ミネラルに由来する塩味が後味に残るため、「料理をもう一口食べたい」と自然に思ってしまう、食中酒にまさに最適なワイン、との西山氏の解説に一同うなずき。ぼってりしたムルソーとは違って、和食にも非常に合います。
このワインに合わせたのは小山田店長苦心の作、ブリの竜田揚げ。
実はワタクシ、西山氏とは仕事以外で知り合ったオトモダチ。今回の勉強会話が決まった後にメールで料理のリクエストを聞き、「ブリ」との希望を小山田店長に伝えたのでした。料理はプロ級の小山田店長ですが、なんとブリは初チャレンジだった様子。自宅で何度もブリ料理の試作を繰り返し、たどり着いたのがこの竜田揚げだそうです。グット・ドールといいマリアージュでした。
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ムルソー・グット・ドール1999
Meursault 1er cru Les Gouttes d'Or
同じグット・ドールですが、熟成感がぐっと出ています。美味です。
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ボーヌ・クロ・サン・ランドリー・ブラン1996
Beaune 1er cru Clos Saint-Landry
ボーヌを大きく北と南に分けたら、南にある1級畑です。粘土質が多い畑だということで、ミネラル感というよりはリッチな印象です。クリームを入れて仕上げた、ぷりぷり海老のラタトゥイユにぴったりでした。
赤ワイン
ボーヌ・マルコネ2003
Beaune 1er cru Marconnets
マルコネはボーヌの北、サヴィニィ・レ・ボーヌの隣の畑です。ボーヌの中でもタンニンが硬いのが特徴だそうです。
2003年ヴィンテージはマルコネだけ例外的に補酸を行ったそうです。
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ボーヌ・マルコネ2002
Beaune 1er cru Marconnets
けもの臭、黒コショウ等の香り。果実味よりも酸味や渋みの方が主体な気がします。
酸がまだ硬くて、のみ頃はまだまだ先。
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ボーヌ・マルコネ1999
Beaune 1er cru Marconnets
02よりも熟成によってこなれているのか、滑らかになっています。やはり植物っぽいニュアンスが主体。

ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ1999
Beaune Greves 1er cru Vigne de l'Enfant Jesus
言わずと知れたブシャール社のモノポール(単独所有)畑、天下のランファン・ジェズュ様です。銘醸グレーヴ畑の中でも特によい区画だと言われています。
ランファン・ジェズュとは「幼子イエス」という意味。とても長命なワインで、そこらのグラン・クリュより長熟だそうです。
口当たりがとても滑らか。テイスティングコメントがヘタな私ですが多分これが「シルキーな」とか「ヴェルベットのような」とかいう表現に当てはまるのだと思います。非常に上品で繊細な味わい。う、う、うまいっ!正面に座っている本部・阿部さんと「阿部さん、コレおいしいね」「そうだね、とってもおいしいね」とアイコンタクトで会話してしまいました。ああ〜、ブルゴーニュワイン、万歳!
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ボーヌ・トゥーロン1979
Beaune 1er cru Teurons
79ですよ、79!某スタッフのバースデーヴィンテージです!
トゥーロンはランファン・ジェズュとボーヌ市街の間にある畑で、粘土質が多いそうです。
プルーンや干しイチヂクのような香り。キレイな熟成を感じる味わい。
堀辺マネージャーが「これこれ!おいしい!私の好みの味!」と言っておりましたので、隠れ堀辺派のお客様は迷わず購入されることをおススメします(笑)。
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最初から最後まで、おいしいワインのオンパレードで飲み過ぎ・食べ過ぎが気になるワイン勉強会でした。
 いつもの勉強会ではついつい料理を食べる事に集中してワインのことを忘れてしまいがちな(笑)カーヴドリラックスのスタッフですが、今回の勉強会では、西山氏へ熱心に質問し、栽培・醸造・ワインの味わいなどなど、興味深いお話をたくさんしていただきました。 
現地で実際に四季を通じて畑を見、醸造に携わった人のお話はとても説得力があり参考になります。
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ブシャールP&F社とそのワインについての理解をさらに深めたスタッフ一同。ワインのご相談はお気軽に♪
(あ、でもマニアックなご質問は小山田店長をご指名下さい。笑)
 
 ブシャールP&F社の西山氏、輸入元(株)ファインズさんに改めて御礼申し上げます。
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