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ワイン勉強会レポート

vol 17
自然派ワイン
-2007.1.26-

今回飲んだワインのリスト
マノワール・ド・ラ・テート・ルージュ ソミュール・ブリュット
ドメーヌ・ラ・マデュラ クラシック・ブラン
グザヴィエ・ブロージュ・ル・ピュエシュ
ラルブル・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デュ・ピュイ・ド・ドーム
ドメーヌ・スーリエ グルナッシュ
ドミニク・ドゥラン メルキュレ・ラ・プラント・シャセ
ドメーヌ・バイラ キュヴェ・エミリアン
ドメーヌ・テラス・デリズ マ・デ・ブラン
今回は特別講師にエノコネクションの伊藤さんをお招きし、自然派ワインの勉強会です!
全国・全世界のワイン勉強会レポートファンの皆様、大変長らくお待たせしました!(って、待ってないって?)
ようやく今年初の勉強会レポートです。
エノコネクション伊藤氏今回は親も同然にお世話になっているエノコネクションの伊藤さん、大園さんをゲストに迎えての勉強会です。テーマは「自然派ワイン」。講師はもちろんこの方、伊藤さんです。(以下ペログビ日記より抜粋)「伊藤さんは、パリ在住30年のワインコンサルタント。プリューレ・ロックやフィリップ・パカレの親友で彼らのワインを初めて日本に紹介したことでも知られる業界内では親も同然な有名人。最近ではたくさんの自然派ワインを日本に紹介することに情熱を傾ける自然派ワインの伝道師として活躍されています。おそらく世界中で、今一番自然派ワインについて詳しい人だと思われます。」
いつになく緊張ムードでスタート
ワタクシ(よ)も、ドミニク・ドゥランやフィリップ・パカレを訪問する際に大変お世話になりました。(詳しくはこちらをどーぞドゥラン訪問パカレ訪問
さて、そんなワケで、今回は大魔王と小山田店長2人でお料理。スタッフ達もいつになく(?)マジメモードで、伊藤さんのお話に聞き入り、質問も飛び交いました。大変お勉強になりました。(伊藤さん、大園さん、ありがとうございます)
白ワイン
ちなみに、ワタクシが友人にもらった「ビオカレンダー」で調べてみると、この日は「果実の日」。果実であるブドウから造られたワインを味わうのに適した日で、この日に飲むとおいしいと言われています。

店長の威厳は・・マノワール・ド・ラ・テート・ルージュ ソミュール・ブリュット
Manoir de la Tete Rouge Saumur Brut 1,800円詳細を見る
マノワール・ド・ラ・テート・ルージュ ソミュール・ブリュットSP74
まずはソミュールのクレマンから。シュナン・ブラン80%、シャルドネ20%です。色は濃い目で、生の栗や落花生、芋の皮を連想させます。
「泡は細かく、完熟したブドウを思わせる。熟したリンゴの風味。(ままなか)」
「泡は優しい。パイナップル、柑橘系のふくよかな果実味。あとからトースティーさが出る。ナチュラルでシードルのよう。(阿部)」

地中海風ちらし寿司ドメーヌ・ラ・マデュラ クラシック・ブラン2002
Domaine la madura Classic Blanc 1,800円詳細を見る
ドメーヌ・マデュラ クラシック・ブランSP79
お料理は前菜に大魔王のマンネリ、いえ、スペシャリテの「地中海風ちらし寿司」。いや〜、このマデュラとピッタリ!
ドメーヌ・マデュラのマデュラさんはボルドー出身で、ボルドー品種のソーヴィニヨン・ブランにこだわってサン・シニアンで栽培しているそうです。(ちなみに大魔王のドメーヌ訪問の様子はこちら
剪定をかんなり厳しくしているらしく、なんと2月の段階でブドウの樹1本に2芽しか残さないのだそうです。そうするとたった2つしかない芽をがんばって残そうと、ブドウの樹が頑張り、樹液の周り方も変わってくるのだそうです。青リンゴ、オレンジ、ほんのりハチミツの香り。ミネラル感もすっきりと心地よく、酸味もキレイです。
「パイナップルの果肉を思いっきり噛んだようななんじと、青草のソーヴィニヨン・ブランの香り。おいしい。(入見)」
「透明感がありキレイで滑らか。ミネラルが強く、ソーヴィニヨン・ブランらしくはないがワインとして好きv密度があるけどこってりしてなくてクセがなく、後半に出てくる樽っぽさがなじむ。(菊池)」
「うにに負けない厚みのあるソーヴィニヨン・ブラン。が、微塵も重さを感じさせない重層的なミネラル感。これはウマイ!(小山田)」

な、な、なんと!うに入り!!ドメーヌ・テラス・デリズ グザヴィエ・ブロージュ・ル・ピュエシュ
Domaine la Terrasse d’Elise Xavier Braujou Le Puech 2,500円詳細を見る
ドメーヌ・デラス・デリズ グザヴィエ・ブロージュ・ル・ピュエシュSP80
このワインは何度か飲んだのですが、その度に印象の違うワインです。ワインに飲みなれた上級者向けのワインだと思います。
(ちなみにこのドメーヌも大魔王の訪問記があります)
自然酵母がいかに大切か、ということを伊藤さんにお話しいただいたのですが、このワインも自然酵母で仕込まれたワイン。樽発酵でSO2は無添加だそうです。自然酵母はその土地のテロワールを表現するために必要で、SO2を添加してしまうと自然酵母が死んでしまうということです。
マデュラも地中海風ちらし寿司に合うと思ったのですが、「うに」はこのル・ピュエシュがしっくりくる気がします。(そう、なんと今回のちらし寿司にはうに!が入ってます)
濃い目の色調でシェリー香のような香り。アルコールのヴォリュームが強く、完熟リンゴの甘み、時間が経つと白ワインなのにチョコレートの香りが立ってきます。
「熟したバナナの甘さ、ドライさ、ミネラルの塩っぽさ。バナナケーキ。(阿部)」
「チョコバナナ。バナナリキュールの香り。香り豊か。(遠田)」

赤ワイン
焼き野菜サラダラルブル・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デュ・ピュイ・ド・ドーム2004
L’Arbre Blanc Vin de Pays du Puy de Dome 2,200円詳細を見る
ラルブル・ブラン ヴァン・ド・ペイ・デュ・ピュイ・ド・ドームSP78
オーヴェルニュ地方のヴァン・ド・ペイで、標高500m冷涼な場所にあり、リンゴ畑のすぐ横にブドウ畑があるそうです。ガメイ100%のワインなのですが、ガメイの原種のようなブドウなのだそうです。
お料理はこれまた大魔王のワンパターン、いえ、スペシャリテ「焼き野菜サラダ」。
「おいしい。しかし、ガメイだと思って冷やすと酸が立つので冷やしてはイケナイ。(人見)」
「『和』なかんじ。出汁の香りや旨みを感じる。おいしい。(関谷)」
「香りはミネラル、鉄。還元臭があるが、飲めばジューシー。果実をそのまま絞ったような味。(菊池)」

エノコネクション大園氏ドメーヌ・スーリエ グルナッシュ2004
Domaine Soulie Grenache 1,500円詳細を見る
ドメーヌ・スーリエ グルナッシュSP82
ドメーヌ・スーリエについて大園さんからお話いただきました。
スーリエさんはとても陽気な方で、その陽気さと人柄のよさがワインにも表れているとのことです。やせた土地で自然な栽培を真面目に行い、リーズナブルなワインを造りたいという。
(ちなみにドメーヌ・スーリエも大魔王の訪問記があります)
標高の高いところに畑があるようで、果実味がキレイで味わいにキレがあります。
「飲まず嫌いだった。押し付けがましさの全くないニコニコ微笑むグルナッシュ。優しい。(小山田)」
「色白の肌のキレイな女性のイメージ。(人見)」

若鶏のクリーム煮ドミニク・ドゥラン メルキュレ・ラ・プラント・シャセ2003
Domaine Dominique Derain Mercurey La Plante Chassey 3,980円詳細を見る
ドミニク・ドゥラン メルキュレ・ラ・プラント・シャセSP76
お料理はここからメインとなり、小山田店長の作品(カーヴドリラックスではお寿司は「前菜」です)。魚は大魔王、お肉は精肉店にネットワークを持つ(?)小山田店長の独壇場。
ドミニク・ドゥランは雑誌の自然派ワインやビオ特集なんかでもちょくちょく顔を出すビオディナミの雄です。このメルキュレは樹齢80年の畑から造られています。
「イチゴ、ベリー。子供の頃の大切なイチゴのイメージ(ここで大魔王のイチゴに対する畏敬の念のお話しが始まりました)。白ブドウが入っていたり、樹齢の高さから複雑さ、深さ、アフターの長さがある。(大魔王)」
「身体に染み込むおいしさ。(阿部)」
「落ち着いた感。イチゴの感じ、赤ジソ。フレッシュな本当に素直なそのままの自然な果実を食べてるような味。(渡辺)」

「ママ、その話聞き飽きました」ドメーヌ・バイラ キュヴェ・エミリアン2000
Domaine Baillat Cuvee Emilien Baillat 2,800円詳細を見る
ドメーヌ・バイラ キュヴェ・エミリアンSP83
このワインはドメーヌ・バイラのトップキュヴェ。フランスの多くの3つ星レストランでオンリストされているそうです。シラーから造られています。・・が、
「ボルドーみたい。まだ固いのでデキャンタしたい。(阿部)」
「ボルドーのグランヴァンを思わせる。サンテステフ。(大魔王)」
「しょう油っぽい。出汁っぽい。サン・ジュリアンっぽい。おいしい。(菊池)」
同じ「ボルドーっぽい」でもサンテステフとサン・ジュリアンで意見が分かれましたね。

カスレドメーヌ・テラス・デリズ マ・デ・ブラン2003
Domaine les Terrasses d’Elise Mas de Blanc 3,500円詳細を見る
ドメーヌ・テラス・デリズ マ・デ・ブランSP78-80
「マ・デ・ブラン」という名前ですが、赤ワインです(って前にも言ったなぁ)。メルロ100%のワイン。コーンポタージュやレーズンの香りを感じます。
「京都ってかんじ。舞妓さん。(関谷)」
「抹茶の粉。(菊池)」
2人をまとめると、京都で舞妓さんが抹茶を立ててるイメージでしょうか?(笑)
「酸とタンニンが混ざってるけど、果実味があるから調和が取れている。まだ若い。(ままなか)」

*おまけ画像*
はくしょーん大魔王〜♪
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