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レ・グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ現地レポート

3月23日 番外編:ドメーヌ・カトリーヌ・エ・ドミニク・ドゥラン訪問

>ドミニク・ドゥランのワインリスト
::番外編 ドメーヌ・カトリーヌ・エ・ドミニク・ドゥラン訪問::
Domaine Catherine et Dominique Derain
ドメーヌ・ドミニク・エ・カトリーヌ・ドゥラン表札23日の続きです。やっぱりグランジュールとは関係ありません。

昼食の後、一緒に食事したドミニク・ドゥラン氏のドメーヌへと向かいました。サン・トーバンにある造り手で、右の写真に「vins issus de l'agriculture biodynamique」とあるように、ビオディナミを実践してます。(ワイナートのビオ特集でこのドメーヌ・ドゥランが掲載されてるということに帰国後気づきました。記憶力が乏しいのでスタッフ渡辺に言われるまで気づきませんでした。。)
サン・トーバン白の畑さて、畑を見せてくれるというので、うきうき♪
冬の葉がない時期にフランスに行くのは初めてだったのですが、この時期、ちょうど剪定をしたり色々畑仕事のある時期であり、葉がない分表土の状態も一目瞭然なので、「ちゃんと手入れをしている畑」と「してない畑」がはっきり分かります。
左の写真はサン・トーバンの白の畑(このワインについて詳細を見る。ここは南向きの急斜面。風通しもよさそうな場所です。キチンと剪定されて、耕されています
1本の樹から出す芽は3つ(普通は8つくらい)になるよう剪定してるそうです。つまり1本の樹からブドウが6房しかとれません。その分、収穫されたブドウにはエキス分が凝縮することになります
サン・トーバン赤の畑上の写真と見比べていただくと、上の方が白っぽくて(白い石がある)下の写真の方が赤っぽいのがお分かりになると思います。
下はサン・トーバンの赤の畑(このワインについて。ここもキチンと剪定されて、土もふかふかです。
この畑の樹は樹齢60年!ここも急斜面の畑。

とにかく、畑仕事を丁寧にやり、自然なブドウ、自然なワインを造っているということがひしひしと伝わってきました。


ところで、こうして畑にいる姿を見ると「ヴィニュロン(ブドウ栽培者)」って雰囲気ですが、ドミニク氏は片耳ピアスしてるし、冗談の好きなひょうきん者、といった印象です(笑)。ワインの味わいにも彼の個性が反映している気がします。
アン・レミィの畑
お次はサン・トーバン1erクリュ・アン・レミィの畑(このワインについて。あまりにも景色がよくて、畑の様子に感動したので、写真の大きさも最大限大きくしてしまいました。畑一面、真っ白!!うわっ、これ見ただけでおいしいワインだろうなって想像出来ますね〜!
向こうに見えるのがシャサーニュ・モンラッシェ村で、ドミニク氏の頭の上くらいに見えるのが採石場です。ここの畑の石もシャサーニュと同じ大理石だそうです。
そしてこの畑から左方面に行けば、モンラッシェがあります。モンラッシェと地続きの同じ小山で、本当にすぐ後ろにあります。
石がごろごろ!
これを耕すのは大変そうですね〜。ちなみに、お隣の畑は全然違って、こんなに石灰石がごろごろしてません。フツーの畑です。ブドウの樹も違いがあり、どこまでがドミニク氏の畑なのかはっきり分かります。
隣の畑の樹は樹齢が(ドミニク氏の樹よりも)半分なのに、幹の太さは同じ。あれは化学肥料を与えているからなんだ」と。ドミニク氏の畑では化学肥料は使用せずに、自然なブドウを作っています。
プレパラシオンの臭いを嗅ぐドミニク氏アン・レミィの畑のわきに何か埋めてあるらしく、掘り出し始めました。何かな?と思っていたら、ビオディナミのプレパラシオン。(あ、これも用語の説明はご来店時に渡辺をご指名下さいませ)
牛角に○○を詰めて土に埋めるってヤツです。
←掘り出したプレパラシオンの臭いを嗅ぐドミニク氏。そして「ほら嗅いでごらん」と差し出され、内心どんなキョーレツな臭いがするのかとドキドキしながら嗅いでみたら・・あら、臭いはないですね。ほっ。
ちなみに、埋めておくとイノシシが臭いに寄って来て掘ってしまうということで、上に板や重しを乗せてありました。
サン・トーバンではビオディナミイノシシ鍋が食べられます(ウソです)
カーヴにてドメーヌに戻って試飲!です。
補酸はナシで、ピジャージュは足でやるそうです。足でやるの、危険だし大変そうだなぁ。(でもちょっと楽しそう?)

2005年のワインは樽からの試飲。

ACブルゴーニュ(赤)2005
うわっ、ACブルゴーニュとは思えないっ!濃い目の色調で果実味が豊かで、キュートで優しい印象。ん、んまいっ!うまうまですっ!
畑から出てきた化石など
メルキュレ(赤)05
なんと樹齢80年!の畑。ピノ・ブーロというブドウが15%入ってます。ピノ・グリのことらしいです。ピノノワール100%のワインに比べて、個性的な味わいになっていると思います。力強くて、酸もキレイに乗ってます。
サン・トーバン・ル・バン(赤)05
少し男性的な印象。酸味がキレイです。
ポマール05
ジュヴレイ・シャンベルタン05
アリゴテ05
うわっ。香りが強い!アリゴテとは思えない程香り豊か。
濁っているのでAOCの検査でひっかかっていて、今年コレがAOCワインとしてリリースできるかビミョウだそうです。
サン・トーバン(白)05
サン・トーバン・アン・レミィ05
をををっ!!ん、んっまんまっ!これはグランクリュといってもいいくらいの複雑さ!畑を見て想像できるように、ミネラリーで、酸もキレイでキレがあります。樽試飲ですが、マジ飲みしちゃったうまさです。
左上の写真にあるのはドミニク氏が畑から拾ってきた石や化石。真ん中にいくつかある小さいものは巻貝の化石です。こういうのが畑にゴロゴロしてるんですから、そりゃミネラル感たっぷりだよな〜。
サン・トーバン(白)04
サン・トーバン・アン・レミィ04
サン・トーバン・ル・バン(赤)04
サン・トーバン・ル・バン(赤)02
サン・トーバン・ル・バン(赤)03
メルキュレ(赤)04
メルキュレ(赤)03
ドミニクさん、カトリーヌさんと
途中からご近所さんや栽培家の方も合流してあれこれと瓶をあけて飲み会状態(笑)。
やはりテクニックに頼らず自然な造りをしているワインは、テロワールやヴィンテージを素直に表現しています
そして全体に共通する「優しい味わい」。
この優しさに、おちゃめなドミニクさんとしっかり者のカトリーヌさん(奥さん)の個性がプラスされ、優しい味わいの中に1本芯の通った強さを感じます。(写真の右に写ってるのが奥様のカトリーヌさん。「このドメーヌを仕切ってるのは彼女なんだろうな」という印象をうけました。)

余談ですが伊藤さんによるとカトリーヌさんはヨガの愛好家で、ドミニク氏は老子が愛読書だそうです。


ううーん、美味しいなぁ、こんな美味しいワインを私だけ試飲させていただいちゃって大魔王に申し訳ないなぁ、なんて思っていたら、大丈夫!大魔王が美味しいワインを見逃すワケがございません!
カーヴドリラックスで輸入することになりました!
06年初夏に日本到着予定!お楽しみに!
こういうエチケットです
・・ということですので、店頭に入荷した際にはこのラベルをお探し下さい♪
SO2無添加なので、ボトル口は蝋で固めてあります。若干面倒臭いです。
しかし、味の方は、うっまうまです♪
自然派ワイン好きの方も、とにかく美味しいワインが好きという方も
是非お試し下さいませ!

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