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遠田のおすすめ


 レ・ボンチェ チンクエ07(12年5月)
 シュタット・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー レステラッセン10(12年4月)
 カステッロ・デル・トレッビオ キアンティ09(12年3月)
 カトヌック・エステート ブラン・ド・ブラン・シャルドネ・ブリュット07(12年1月)
 デ・ボルトリ DBシリーズ各種(11年9月)
ニコライ・ホーフ ヴァッハウ・イムヴァインゲビルゲ・グリューナー・フェルトリーナ 07(10年8月)
 クーパーズ・クリーク ローン・カウリ・シャルドネ07(10年3月)
 ドメーヌ・ド・モンフォコン レ・ガルデット・ロゼ07(09年5月)
 カミッロ・ドナーティ ランブルスコ05 (07年9月)
気軽に飲んだら驚いた!
レ・ボンチェ チンクエ 2007
レ・ボンチェ チンクエ 2007
Podere Le Boncie 5
■ 赤 ミディアムボディ
■ イタリア/トスカーナ州
■ 2,000円

遠田のおすすめ

何かイタリアの棚に、かわいいの入ったなぁと気になっていた今日この頃。
そんな時、酒・おつまみ持ち込みのライブ?があったので「よし、今日はこれで」って購入&持込。
気軽に開けたら、これがびっくり。「何コレおいしいじゃん!」
小粒のレーズン、すみれ、ニベアなどの香りがグイグイ立ち昇り、口に含めばまず感じる鉄系な ミネラルに、口中がすっと洗われるような透明感のある果実味。凝縮しているが濁った感じはない。喉の奥にすっと落ちていく洗練されたタンニン。とにかく自然。ギュッと葡萄を搾ったような味。酸はあくまでも優しくひっそりと後ろに控えています。ムリなく素直に楽しめるワインではないでしょうか。

ポデレ・レ・ボンチエはジョヴァンナ・モルガンティと、その従兄弟のルイジの二人だけでワイン造りの全てを行うという、非常に小規模な生産者。
キャンティクラシコゾーンに所有する3ヘクタールの畑から、「レ・トラーメ」というキャンティクラシコを造っています。この「レ・ボンチエ」はそのセカンドラベル。
イタリアの学校は十段階評価だそうですが、5以下の成績は“落第”。「レ・ボンチエ」のラベルの“5”は「レ・トラーメ」に選ばれなかった落第ワインという意味でつけたそうです。
こんなにおいしいのに落第か・・・
畑は徹底した無農薬栽培。ジョヴァンナさんは、日本で自然農法の大家として知られる福岡正信氏から多大な影響を受け、畑を耕さない「不耕起」、「無施肥」によるブドウ栽培を実践していたそうです。
最近では、このレ・トラーメの畑では「不耕起」は困難という事で一部見直しているそうですが。 醗酵は開放式の発酵槽で、天然酵母、SO2は瓶詰め時のみごく少量添加。

ムリなく素直に楽しめるワインです。
(12年5月)
非常に複雑、且つ自然なおいしさ 高コスパのオーストリー
シュタット・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー レステラッセン 2010
シュタット・クレムス グリューナー・ヴェルトリーナー レステラッセン 2010
Stadt Krems Gruner Veltliner Lossterrassen
■ 白 すっきりとした辛口
■ オーストリア/クレムスタール
■ 1,900円

遠田のおすすめ

今回のおすすめはオーストリアはグリューナーヴェルトリーナーです。
私の大好きな品種です。オーストリアを代表する品種でもあるので様々な味わいのワインが造られています。超スッキリからミネラルと酸のはっきりとしたエレガント系、黄桃やマンゴーのような豊かな果実味を持つのまで。実店舗での棚にも色々並んでいます。
そのどれも大体好きなのですが中でもこのシュタットクレムスをおすすめするその訳は、ずばりコスパ。一筋縄ではいかない、非常に複雑なワインですが、かといってムリしてる感じのどこにもない自然な美味しさ。これが1900円とは・・・

黄桃にスモモ、かすかに沈丁花の香り。口に含むとガッシリとしたミネラル、グレープフルーツやライム、グリーンなトーン、しっかりとしたアルコール感。 「スッパー(>*<)」っていう鋭角的な酸ではなく舌の奥の方でジワーっと感じる酸が全体を支えています。アフターには上品な苦み、ほのかなスパイシーさ(白こしょう?)まだやや固さが残っている感がありますが、ゆっくり飲んでると果実味が立ち昇ってきます。酸やミネラルに騙されて最初はスッキリと感じるが実際にはかなり凝縮した果実味がある骨太なワイン。なので、これからのだんだん味が力強くなっていく野菜や、白身の肉なんかと相性良さそうです。

シュタットクレムスはクレムスタールにある市が所有するワイナリー。天才ワインメーカー、フリッツ・ミースバウワーが2003年にジェネラルマネージャーに就任して以来大きく品質を向上させています。 単一畑での生産にこだわり、リスクを冒しても成熟度を重視、さらに徹底した選果で、コントロールしているそうです。

是非お試しあれ。
(12年4月)
1人(か2人)で、ちびちびやりたい晩酌系ワイン
カステッロ・デル・トレッビオ キアンティ 2009
カステッロ・デル・トレッビオ キアンティ 2009
Castello del Trebbio Chianti
■ 赤 ミディアムボディ
■ イタリア/トスカーナ州/DOCGキアンティ
■ 2,000円

遠田のおすすめ

今回オススメするワインはキアンティ。
何のひねりもありませんが、先日飲む機会があって地味においしかったので。
カステッロ・デル・トレッビオって言うとパッツェスコ (ブルーの地にPazzescoとだけでかでかと書かれてるあのラベルのワイン)のイメージが強かったので、このキアンティもバリック効いて補助葡萄にはメルロとか使ってんのかな?とちょっと身構えて飲んだら、これが拍子抜けするくらいタイトで涼しげな風情なワイン。
紫系ベリーとスミレの香り。味わいは若干のインクに鉄分、コーヒー、ほのかにリコリス。新鮮な酸味がアフターに残り、全体的に引き締まったイメージ。かすかに潮気も感じます。何てことない日常の食事に合いそう。
このオススメ原稿を書くにあたり、改めて1本飲んでみようとリラックスで購入。たまたまその日の夕飯がキムチ鍋で、特にワインに合わせたわけではない献立だったのですが、無理なく寄り添ってくれました。鉄っぽいかんじが春菊や白菜のミネラル感を引き立ててくれておいしゅうございました。これからの季節だったら菜の花や蕗なんかともいいですね。
1人(か2人)で、ちびちびやりたい晩酌系ワイン。
(12年3月)
冬こそ泡!魚料理、鍋料理に合わせたいオージースパークリング
カトヌック・エステート ブラン・ド・ブラン・シャルドネ・ブリュット 2007
カトヌック・エステート ブラン・ド・ブラン・シャルドネ・ブリュット 2007
Katnook Estate Blanc de Blancs Chardonnay Brut
■ 白 発泡・辛口
■ オーストラリア/サウス・オーストラリア州 クナワラ
■ 1,900円

遠田のおすすめ

今回のオススメは泡。この寒いのに泡?と思ったアナタ。冬こそ泡ですよ。なぜならば・・・

魚が美味しい季節だからっ
この時期旬を迎える魚って脂が乗って味の凝縮した魚が多いですよね。
鰤、むつ、鰆、鯖・・・魚じゃないけど牡蠣もカニもいいしねぇ。そんな時泡が一本あれば刺身から煮付けまで、生牡蠣からカキフライまで、何でもドンピシャピッタンコですよ!

鍋が美味しい季節だからっ
友達の家に行っても鍋、実家に帰っても鍋、帰宅が遅くなっても鍋。どいつもこいつも、どこもかしこも鍋ばっかりのこの季節。
鍋って淡白なようでいて、色んな具が入ってるから、ぴったり合うワインって意外と難しくないですか???
特におでんとか!「練り物は魚系が多いからすっきり系白にしたら、思ったより出汁と醤油の香りって強いからワインが負けちゃった」とか「かといってピノにしたらやっぱり、つみれにあわせるのはキツイわ」とか。
そんな時泡が一本あれば、最初から最後までどんな食材にもそっと寄り添って引き立てくれることうけあいです。

前置きが異様に長くなりましたが、さて本題。
カトヌックはオーストラリアはクナワラのテラロッサ(赤土)で栽培されるシラーやカベルネが有名ですが、このシャルドネブリュットも中々です。
香ばしくて上品な酵母の風味に白い花の香り。黄色いリンゴや杏、シトラスに舌の真ん中にポワーンと乗っかってくる丸いミネラル。後味にグレープフルーツのようなほのかな苦味。温度があがるにつれ、徐々に黄桃のような果実味も昇ってきます。泡も細かく口当たり滑らか。
いや〜これで1900円は安いな〜。
コタツに入って(持ってないけど)小説でも読みながら、コレ飲んであとは鰤大根でもあれば・・・至福。(12年1月)
ハイパーハイコストパフォーマンスのDBシリーズ
デ・ボルトリ ディービー シラーズ・カベルネ 2009

デ・ボルトリ ディービー セミヨン・シャルドネ 2010

デ・ボルトリ ディービー・スパークリング・クラシック NV
デ・ボルトリ ディービー シラーズ・カベルネ 2009
De Bortoli DB Shiraz Cabernet
■ 赤 ミディアムボディ
■ オーストラリア/ニュー・サウス・ウェールズ州/リヴェルナ
■ 800円

デ・ボルトリ ディービー セミヨン・シャルドネ 2010
De Bortoli DB Semillon Chardonnay
■ 白 すっきりとした辛口
■ オーストラリア/ニュー・サウス・ウェールズ州/リヴェルナ
■ 800円

デ・ボルトリ ディービー・スパークリング・クラシック NV
De Bortoli DB Sparkling Classic NV
■ 白・発泡 フルーティーな辛口
■ オーストラリア/ニュー・サウス・ウェールズ州
■ 1,000円

遠田のおすすめ

今回のオススメはデ・ボルトリのハイパーハイコストパフォーマンスのDBシリーズ。

オーストラリアワインというと“リーズナブルで美味しいワインがいっぱい♪”っていうイメージが強いようですが、ところがどっこいどうしてなかなか意外とないんです!1,000円前後で自然な果実味たっぷり、けど余計な甘みやえぐみはなくて、さらさら飲めて尚且つ飲みあきないっていう、理想のお手頃ワインが。
実店舗の「オーストラリア1,500円以下の棚(って私が勝手に決めてる棚)」に並べるワインを見つけてくるのにいつも四苦八苦している私・・・。

そんな私の救世主がデ・ボルトリのワイン。
デ・ボルトリは言わずと知れたオーストラリア屈指の家族経営による名門ワイナリー。

テーブルワインからプレミアムワインまで地域と品種の特徴を生かしたワインを数多くリリースしています。
プレミアムワインはもちろんですがテーブルワインの質の高さと豊富なラインナップはピカイチ。

その中でもこのDBシリーズの値ごろ感は格別!どれも素直な果実味が前面に出たキレイなスタイル。
安すぎて怪しい〜なんて言わないで是非試してみて下さい!

デ・ボルトリ ディービー シラーズ・カベルネ 2009
アメリカンチェリーや黒系ベリーにほうじ茶のような香り。しっかりとした酸があるのでアフターは軽やかです。

デ・ボルトリ ディービー セミヨン・シャルドネ 2010
レモンにピーチキャンディのスッキリ爽やか系。合わせるものを選ばない万能テーブルワインです。

デ・ボルトリ ディービー・スパークリング・クラシック NV
品種:サルタナ、ピノ・ノワール
シトラス・白桃などのフルーツ感たっぷりですが、不自然なエグミや甘味を全く残さないあくまでも爽やかな味わい。泡も細かく口当たり柔らかです。
(11年9月)
疲れた体に優しく染み入る、飲んでビックリの癒し系白ワイン!
ニコライ・ホーフ ヴァッハウ・イムヴァインゲビルゲ・グリューナー・フェルトリーナ 2007
ニコライ・ホーフ ヴァッハウ・イムヴァインゲビルゲ・グリューナー・フェルトリーナ 2007
Nikolaihof Wachau Im Weingebirge Gruner Veltliner
■ 白 こくのある辛口
■ オーストリア ヴァッハウ
■ 2,980円

遠田のおすすめ

異常な暑さが続く今日この頃、夏バテ気味の方も多いのでは?今回はそんな疲れた体に、優しく染み入り癒してくれるワインをオススメします。

言わずと知れたビオディナミの最古参ワイナリー、ニコライホーフ。カーヴドリラックスの実店舗に、ず〜っと並んでいるロングセラーです。

ビオデナミの白って言うとガチガチのミネラルにたっぷりのアミノ酸系の旨み。香りが開くのに時間がかかるし、飲み頃を見極めるのが難しいし…という感じで「おいしい!」って気軽に楽しむよりは、正座して背筋を伸ばして「では、頂きます」って感じで飲み手側にも緊張を強いるようなイメージだったのですが。(私だけ?)
このワインはその対極。飲んでビックリ!瞠目。

この世にこんなにピュアなワインがあるなんて。
白桃、青リンゴ、白い花、シトラス等々の香り、丸い口当たりの優しいミネラル。

温度が上がってくると焼きリンゴみたいなニュアンスも。どこまでも自然で優しくて、なんだか澄み切った岩清水を飲んでるようです。押し付けがましい所の何もない完璧なバランス。

きっと熟成したらまた違った顔を見せてくれるワインだろうけど今も本当においしい。

たまにはエアコンのスイッチを切って、自然の風で夕涼みでもしながら召し上がってみて下さい。
きっと元気がでてくるはずです。
(10年8月)
ニュージーランドのシャルドネらしいフレッシュ&フルーティ爆発!
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ・シャルドネ 2007
クーパーズ・クリーク ローン・カウリ・シャルドネ 2007
Lone Kauri Chardonnay
■ 白 フルーティな辛口
■ ニュージーランド
■ 1,200円

遠田のおすすめ

今回のお薦めはニュージーランドはオークランドのワイナリー、クーパーズクリークのローンカウリシャルドネ07です。

ニュージーランドのシャルドネらしいフレッシュ&フルーティ爆発!なワインです。
始めは蜜リンゴやアンズのようなジューシーな味わいから徐々に黄桃→メロン→ハチミツと重量感を増してゆき、ほんのりとしたオーク由来のナッツやコーンポタージュの香りがコクを与えています。
リッチでフルーティではありますが、しっかりとしたミネラルが基調にあるので、味わいにもたつくところはまるでありません。
誰からも愛されそうな瑞々しいワインです。
ちなみにスクリューキャップなのでアウトドアにもオススメです。(10年3月)
私はやっぱりロゼは夏!スパイシーな料理とも相性バツグン!
ドメーヌ・ド・モンフォコン レ・ガルデット・ロゼ 2007
ドメーヌ・ド・モンフォコン レ・ガルデット・ロゼ 2007
Domaine de Montfaucon Les Gardettes
■ ロゼ コクのある辛口
■ フランス/ローヌ/ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
■ 1,050円

遠田のおすすめ

ままなかさんは秋でもロゼ!って言ってるし、世間ではお花見の時期によくロゼを見かけるけど、私はやっぱりロゼは夏!

この南ローヌのロゼは鮮やかなブラッドオレンジ色の濃いめの色調がとてもキレイ。
スイカジュースのような爽やかな味わいのあとから、マラスキーノチェリーや濃いベリーのたっぷりとした果実の甘みが追っかけて来ます。
けれども全然甘ったるくなく、ロゼにしてはしっかりめのタンニンや、かすかなミントの香りが手伝って、あくまでもきりっとした清涼感のある印象です。

ちなみにこのワインを飲んだ日の我が家の食卓は、イワシの香草焼きになるはずが紆余曲折ありまして、飛び魚のカルパッチョ(ナンプラーとオリーブオイル風味)しかもパクチーを添えてという、くせのあるおかずでしたがばっちり受け止めてくれました。

これからの季節食べたくなる、スパイシーなタイ料理や中華なんかにもあいそうです。

BBQやピクニック等、外飲みにもじゃんじゃん連れて行ってあげて下さい!
(09年5月)
しっかりしたボディで「赤ワイン」としておいしい!「面白い」ワイン
カミッロ・ドナーティ ランブルスコ 2005
カミッロ・ドナーティ ランブルスコ 2005
Camillo Donati Lambrusco
■ 赤 微発泡 辛口
■ イタリア/エミーリア・ロマーニャ州 IGT
■ 2,100円

遠田のおすすめ

微発泡ですっきり、と思いきや、しっかりしたボディで赤ワインとしておいしい!
カシスのような濃い果実味とタンニン、そしてほのかな苦味がお肉の煮込み料理なんかと合いそうです。

ランブルスコはちょっと・・という方、是非お試し下さい。
面白いワインです。
(07年9月)

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