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小山田のおすすめ


 ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・シャルドネ09(12年4月)
 ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・ピノ・ノワール08(12年3月)
 ドメーヌ・マルク・モレ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ ・ルージュ009(12年2月)
 アルファ・ロワール ロッシュ・ド・フウ・トゥーレーヌ・ルージュ10(12年1月)
 パスカル・ラショー ブルゴーニュ・ピノ・ファン07(10年6月)
 シャトー・デ・バシュラール フルーリー05(09年8月)
 ブシャール・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・レ・コトー・デ・モワンヌ05(09年5月)
 アンリ・ノーダン・フェラン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ02(09年3月)
 レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル04(09年2月)
 ダヴィッド・デュバン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルイ・オーギュスト06(08年12月)
 アンリ・ボワイヨ ブルゴーニュ・ルージュ06 (08年10月)
 レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ ブルゴーニュ・シャルドネ03 (アウトレット) (08年6月)
 グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・ロゼ06(08年4月)
 シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ ブルゴーニュ・クロ・デュ・シャトー04(08年2月)
 ティエリー・ヴィオロ・ギュイマール ブルゴーニュ・ピノ・ノワリアン・レ・メゾン・デュー05(08年1月)
 レ・シーニュ・ド・サン・ジュリアン 04(08年1月)
 ルモワスネ ブルゴーニュ・ブラン・ポサンジェ 99(07年8月)
 ドミニク・ドゥラン アレ・グートン(07年3月)
 シャトー・ラ・グラヴリエ 03(07年2月)
 ドミニク・ドゥラン ブルゴーニュ・ルージュ05(06年10月13日)
春の行楽のお供にもおすすめ 安うまブルゴーニュ
ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・シャルドネ 2009
ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・シャルドネ 2009
Domaine Michel Noellat et Fils Bourgogne Chardonnay
■ 白 辛口
■ フランス/AOCブルゴーニュ
■ 1,700円

小山田のおすすめ

前回おすすめでご好評いただいているミッシェル・ノエラのブルゴーニュ・ピノ・ノワール。「ああいう安くておいしくいブルゴーニュの白はないの?」とのご要望にお応えして、今回のおすすめはミッシェル・ノエラのブルゴーニュ・シャルドネです。
またミッシェル・ノエラぁ?と言われてしまいそうですが、ミッシェル ・ノエラ、白も出色です。
グラスに注ぐと良作年の’09らしい粘性のあるグラな印象。
甘く蜜っぽい香りに続いてほんのり香ばしい焼きたてパンのアクセント。
見た目の印象どおりゆったり(もっちり?)とした優しい口あたりですが、(資料がなくどこの畑かは分からないのですが)オート・コート・ド・ニュイあたりを思わせるビシっと苦味ばしったミネラルのストラクチャーが感じられ、ブルゴーニュらしいしっかりとした噛み応えと飲み疲れのないキレがあります。
一口目からおいしいまとまりのある味わいと、食事を通して一本飲んでの満足度はさすが安うまブルゴーニュの巨匠(?)ミッシェル・ノエラ。春の行楽のお供にもおすすめの一本です。
ウメェ〜〜〜!!!

(12年4月)
春を待つ気分にどんぴしゃな旨安ブルゴーニュ
ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2008
ドメーヌ・ミッシェル・ノエラ・エ・フィス ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2008
Domaine Michel Noellat et Fils Bourgogne Pinot Noir
■ 赤 ミディアムボディ
■ フランス/AOCブルゴーニュ
■ 1,700円

小山田のおすすめ

ままなかさんのおすすめもあって、大好評のうちに店頭から消えてしまったヴァンサン・コシュレルの安旨ブルゴーニュ。「ああいうのまた入ってこないの?」の熱いご要望におこたえすべく、ヤギ、メェ〜メェ〜嗅ぎまわって見つけてきました!
ミッシェル・ノエラはフランス国内での消費がほとんどらしく日本ではあまり知られていない(ヤギも知りませんでした)つくり手ですが、ヴォーヌ・ロマネ村で5代にわたってワインづくりを続けてきた由緒あるドメーヌです。
そんなミッシェル・ノエラの入門編、08年のACブルゴーニュ。
プリっと粒のしまった大粒イチゴにサラサラのスパイス。ほんのりバラのアクセント。
どちらかというと淡い系の色調ですが、雑味のないきれいな果実味に溢れ旨みの詰り具合も十分。ワイン会で「どぉだぁ〜」って感じではなく、晩ご飯のテーブルワインとして一口目からおいしく、料理に合わせてブルゴーニュらしいおいしさを最後まで楽しませてくれる一本です。
赤ワインではあるのですが「爽やか」という表現が使いたくなる心地よい酸が利いたチャーミングなピノ・ノワール。
春を待つ気分に、なんかどんぴしゃな旨安ブルゴーニュです。
ウメェ〜〜〜!!!
(12年3月)
白の銘醸地シャサーニュ・モンラッシェの滋味深い赤
ドメーヌ・マルク・モレ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ ・ルージュ 2009
ドメーヌ・マルク・モレ・エ・フィス シャサーニュ・モンラッシェ ・ルージュ 2009
Domaine Marc Morey et Fils Chassagne−Montrachet
■ 赤 ミディアムボディ
■ フランス/ブルゴーニュ/シャサーニュ・モンラッシェ村
■ 2,980円

小山田のおすすめ

あえて「シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン」と表記しなくてもシャサーニュ・モンラッシェと言えば白を思い浮かべるのが普通でしょってほどにシャサーニュ・モンラッシェ イコール白の名醸地としてのイメージが強いのですが、なにげに味わい深い赤の産地だったりもします。

また、白の名醸地としてのイメージが先行するがゆえに、白に比してコストパフォーマンスの高い一本に出会える確立が高いのもシャサーニュ・モンラッシェです。

そんなシャサーニュ・モンラッシェ村の中心に位置し、19世紀には駅馬車の中継地のレストランだった建物を代々引き継ぎ、1920年にドメーヌを興したマルク・モレ。バタール・モンラッシェを筆頭にした秀逸な白ワインの作り手として知られますが、「シャサーニュ・モンラッシェの赤」らしい滋味旨でコストパフォーマンスに優れたピノ・ノワールの作り手でもあります。

09年はヴィンテージの恩恵もあってか、いつもの滋味旨さに鮮やかな赤い果実の「華」が添えられた出色の仕上がり。

グラスに注いだ途端に香ってくる甘いイチゴとほんのりバラの香りに続いて、イチジク、ドライプルーン、黒胡椒・・・

なんていうか・・・白い角砂糖を口に入れると、ホロっとくずれる感じが連想される甘い果実味。透明感があって丸くてしなやかな味わいの内側から、紅茶っぽいきめ細かいタンニンと滋味旨感がジワジワ滲み出してくる、ひとくち目から素直においしくグラスが進むほどに味わい深いシャサーニュ・ルージュ。

最後のグラスからはなんとも香ばしいナッツのニュアンスも仄見えたりして、一口一口をおしみつつ、心地よいほろ酔い気分のうちに最後の一口が終わってしまう罪つくりな一本です。

お試しあれ。ウメェ〜〜〜!!!
(12年2月)
和風なお出汁の鍋料理にどんぴしゃイケてしまう赤ワイン
アルファ・ロワール ロッシュ・ド・フウ・トゥーレーヌ・ルージュ 2010
アルファ・ロワール ロッシュ・ド・フウ・トゥーレーヌ・ルージュ 2010
Alpha Loire Roche de Feu Touraine Rouge
■ 赤 ミディアムボディ
■ フランス/ロワール地方
■ 1,050円

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お鍋がおいしいこの季節。

鍋料理というとなんとなく白ワインに向かってしまいがちですが、和風なお出汁の鍋料理にどんぴしゃイケてしまう赤ワインが今回のおすすめです。

ロワール中流域のトゥーレーヌで収穫されたガメイとカベルネフランのブレンド。しっかりと熟した葡萄を感じさせる赤い果実感に溢れ、スパイスやハーブのニュアンスもたっぷりで第一印象はワイルド系ですが飲むほどにほっと癒される滋味旨系なおいしさです。

果実味たっぷりなのですが、ロワールらしいしなやかな酸とキメの整ったミネラル感が絶妙なバランス。肉に、魚介に、野菜にと、具材を選ばずお鍋に寄り添う懐の深さも嬉しいいっぽんです。

ウメェ〜〜〜!!!(12年1月)
「なるほどこれがピノ・ファンの旨みか」的な「ひねり」が効いてくる充実のACブル
パスカル・ラショー ブルゴーニュ・ピノ・ファン 2007
パスカル・ラショー ブルゴーニュ・ピノ・ファン 2007
Pascal Lachaux Bourgogne Pinot Fin
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 1,900円

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『パスカル・ラショー』はヴォーヌロマネ村の名門ドメーヌ『ロベール・アルヌー』('07以降『アルヌー・ラショー』にドメーヌ名を変えています。)の現当主であるパスカル・ラショー氏が自らの名を関してつくるネゴシアンワインです。

ラベルに記されたピノ・ファンはピノ・ノワールの原種と言われる粒の小さな葡萄の名前で、かのロマネ・コンティの畑に植えられているのもピノ・ファンだったりするそうです。

栽培に手がかかり収量が少なく、果皮の割合が多い為タンニンが強く出てしまいがちですが、手間隙かけてだいじにだいじに育てるとピノ・ファンならではの凝縮感で応えてくれる葡萄だったりもします。

で、今回おすすめの一本。名手パスカル・ラショーがだいじにだいじに育てたピノ・ファンから仕込まれた、旨みしっかりのACブルゴーニュです。

グラスに注ぐとピノ・ファンらしい凝縮感を期待させる濃い目の色合い。スミレっぽさと上質なスパイス、たっぷり熟した大粒チェーリーの香りが広がります。
甘酸っぱくメリハリの効いたエキス感に、しなやかでいて力強くもあるタンニンがきれいにとけ込んだ調和のとれた味わいです。

07年らしい優しさでグラス一杯目から素直においしく、料理に合わせてジワジワと「なるほどこれがピノ・ファンの旨みか」的「ひねり」が効いてくる充実のACブルゴーニュ。これで1,900円は・・・ウメェ〜〜〜!!!
(10年6月)
夏は冷やして赤ワインがウメェ〜〜〜!!!
シャトー・デ・バシュラール フルーリー 2005
シャトー・デ・バシュラール フルーリー 2005
Chateau des Bachelards Fleurie
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/ボジョレ地方/AOCフルーリー
■ 通常2,100円のところ、特別価格1,680円

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夏は冷やして赤ワインがウメェ〜〜〜!!!

でも、グランヴァン冷やしちゃうとせっかくのグランなニュアンスがちぢこまっちゃって・・・でもでも、たまにはちょっとグランな赤ワイン楽しみたいし・・・と言う時におすすめなのがこのフルーリーです。
ボジョレーのフルーティーなおいしさと花崗岩テロワールのキャラクターに裏打ちされた格上クリュ・ボジョレーとしての深みのある味わい。そのちょっとグランな雰囲気を、冷やしてもちぢこまることなく楽しませてくれる夏に嬉しい一本です。

シャトー・デ・バシュラールは1810年から続く歴史を持ち、シャトーを取り囲む10haの畑には1910年に植えられたヴィエイユヴィーニュの区画もあります。早くから楽しめる華やかさに加え熟成を経て開花する味わい深さを添えていて、05年のフルーリーはまさに今飲み頃です。

冷やしてもグラスから溢れる香りはまずスミレ、奥から粒の締まったベリーのニュアンスとふんだんなスパイスのアクセント。しなやかにジューシーな果実味が疲れた味覚を呼び覚まし、旨みたっぷりでスルりと滑らかなおいしさにいくらでも飲めてしまいそうな錯覚に陥ります。(もちろん錯覚なので節度が大切です。)

夏に冷やしてサクサクおいしく、さりげなく格上の雰囲気を楽しませてくれるクリュ・ボジョレー。ウソだと思うなら試してみてください、のお試し価格で、ウメェ〜〜〜!!!
(09年8月)
”いいとこ取り”の絶妙なバランス 良年のみのキュヴェ
ブシャール・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・レ・コトー・デ・モワンヌ 2005
ブシャール・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・レ・コトー・デ・モワンヌ 2005
Bouchard Pere et Fils Bourgogne Les Coteaux des Moines
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 2,300円

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最近絶好調のブシャールP&F。どのくらい絶好調なのかはこれを飲めば分かります的ACブルゴーニュが、今回おすすめの『レ・コトー・デ・モワンヌ』です。

良作年のみつくられるスペシャルキュヴェで赤は'99、'02、'03とこの'05がリリースされています。
コートドボーヌの複数のテロワールが絶妙に組み合わされていて、インポーターの資料によれば・・・

ボーヌエリアはボディーを与え、
ショレイ レ ボーヌは暖かさと丸みを。
サヴィニー レ ボーヌはエレガンスと細やかさ。
サントネイはインパクトのある果実味を。
マランジェはボディーと強さ。
う〜〜〜む、まさにいいとこどりですが、そんなうまい具合にいくものですか???とグラスに注げば・・・

程よい熟成も感じられる味わいは鉱物や鉄分を感じさせるニュアンスを黒い果実が包み込み、ほのかな黒胡椒がアクセント。雑味なく複雑で、良作年らしいゆったりとしたエキス感を残しつつ、紅茶を思わせるしっとりとした余韻へと続きます。
濃さで押し切るのではなく、絶妙なバランス感とジワリと滲み出す旨みで飲ませるブシャール節。こと05年に関してはACブルゴーニュの枠を超えた印象で、なるほどこりゃいいとこ取りだと妙になっとく。う〜む・・・このおいしさでこのプライスは嬉しい限りですね。ウメェ〜〜〜!!!
(09年5月)
熟成を経たブルゴーニュならではの魅力をたのしませてくれる1本
アンリ・ノーダン・フェラン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2002
アンリ・ノーダン・フェラン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2002
Domaine Henri Naudin−Ferrand Bourgogne Hautes Cotes de Beaune
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ
■ 2,200円

小山田のおすすめ

早飲みしてしまうことの多いブルゴーニュ。ACブルゴーニュだってけっこうな値段するし、「熟成の先がうまく想像できない」、「イメージする熟成と違ってしまうのでは」といった飲み頃を外す不安感が「やっぱり早く飲んでしまうほうが安全」な方へと気持ちを傾かせます。

とは言え、若いうちの果実味たっぷりなおいしさも魅力的ですが、どんぴしゃな熟成を経たしっとりと落ち着いた味わいもまたブルゴーニュ・ピノ・ノワールの魅力ではないでしょうか。

今回のおすすめはそんな熟成を経たブルゴーニュならではの魅力を、「ハズレなく」、「どんぴしゃに」楽しませてくれる嬉しい一本。飲み頃を迎えた良作年02年が週末のちょっと贅沢ワインプライスで出てきちゃって、ヤギは狐につままれたような感じです。

アンリ・ノーダン・フェランはニュイとボーヌの境目に位置するマニィ・レ・ヴィレ村に5世代続く家族経営のドメーヌ。ドメーヌにその名を冠するアンリ・ノーダン氏の娘、クレア・ノーダンが現在その手腕をふるっています。

ちなみにクレア女史の旦那さんは今をときめく人気のヴィニュロン、ジャン・イヴ・ビゾー氏。ワインにも「似たもの夫婦」なところがフムフムと感じられ、ますますほんとにこの値段でいいの?です。

グラスに注ぐと雑味の無い、きれいに時間を経た熟成香。プラムを感じさせる豊かな果実味。鉄分とミネラルのニュアンスをたっぷり含んだ噛み応えのある味わいを、熟成して尚しっかりと残したエキス感が包み込みしなやかな余韻へと続きます。

熟成したピノ・ノワールのおいしさって何?っていう方にも是非おすすめしたい、飲み頃感たっぷりの熟成ブル。おすすめです!

ウメェ〜〜〜!!!(09年3月)
「メドックらしい1本が飲みたい」そんな気分をしっかりと満たしてくれるワイン
レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル 2004
レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル 2004
Les Brulieres de Beychevelle
■ 赤 ミディアムボディ
■ ボルドー/AOCオー・メドック
■ 2,600円

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「メドックらしい一本が飲みたい。」そんな気分をしっかりと満たしてくれる「そうそう、これこれ」な一本が今回のおすすめです。

シャトー・ベイシュヴェルがサン・ジュリアン村の南に所有するAOCオー・メドック。12haの畑にカベルネ・ソーヴィニョンが60%、メルロ35%、フラン5%のセパージュで、醸造はシャトー・ベイシュヴェルのスタッフがベイシュヴェルの醸造設備を用いて行います。

04年は樽の甘く香ばしいアクセントも心地よく、メドックらしい落ち着きが感じられるようになったところ。ビターチョコを思わせるタンニンを包み込む、丸くエキス感たっぷりの果実実。メドックに期待する芯のはっきりとした噛み応えを楽しませつつ、口当たりのよい磨かれた味わいにはグランクリュクラッセの系譜と心意気が感じられます。

そんな「雰囲気たっぷり」な一本が週末の贅沢に手の届くプライスなのも、世知辛いご時世になんともありがたい限りです。あわせるお料理は、奮発してすき焼きなんていかがなものでしょう。う〜ん・・・想像しただけで、ウメェ〜〜〜!!!
(09年2月)
バランスの良い作り手のバランスの良いピノ・ノワール
ダヴィッド・デュバン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルイ・オーギュスト 2006
ダヴィッド・デュバン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルイ・オーギュスト 2006
David Duband Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Louis Auguste
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
■ 2,800円

小山田のおすすめ

オート・コート・ド・ニュイに蔵を構えるダヴィッド・デュバン。父親の後を継ぎ、自身のドメーヌを興したのが1991年という新進気鋭の若手醸造家です。
ビオディナミを取り入れつつリュットレゾネで葡萄を栽培。樽のアクセントも心地よいモダンなスタイルながら、押し付けがましさが感じられないやさしく素直な味わい。その味わいには醸造の腕もさることながら、畑での丁寧な仕事ぶりが伺われます。

「つくり手の技量が試された」と言われる06年もデュバンらしいおいしさ全開です。

良く熟したプリプリのベリー香の奥に微かななめし革。ブルーベリージャムを思わせるエキス感たっぷりとした果実味。伸びのある酸としなやかなタンニン。旨みはしっかり、でも重くない絶妙なバランスはさすがです。
おいしいピノ・ノワールの要素が素直に調和したオートコートドニュイ。
ちょっと贅沢してもよい12月の週末におすすめの一本です。

おまけ。

来日した際の宴たけなわ、「バランスの良い作り手ってのは、こういうのを言うんだよ。」とバランスの良さを披露しているダヴィッドデュバンの写真です。



たしかにスゴイバランス感覚です・・・。
あるテイスティング会で某著名評論家に「バランス」を指摘され、本人の目の前で披露したこともあるそうです。
(08年12月)
おススメせずにはいられなかった 艶やかでクールなピノ・ノワール
アンリ・ボワイヨ ブルゴーニュ・ルージュ 2006
アンリ・ボワイヨ ブルゴーニュ・ルージュ 2006
Henri Boillot Bourgogne Rouge
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 2,800円

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ヴォルネーで最も古い家柄のひとつであるボワイヨ家の5代目当主アンリ・ボワイヨ。自他共に認める完璧、潔癖主義者で仕事は畑でも蔵でも一切の妥協を許しません。
ヤギとは違い、とことん自らに厳しい彼のつくり出すワインは官能的にして緻密で繊細。ピノノワールもシャルドネも、飲む度にヤギはその虜にされてしまいます。
そんなボワイヨの唯一の弱点はドメーヌ・ルロワ並みによく「吹きこぼれ」を起すこと。ほんのちょっとした温度変化で中身が滲み出してくる、在庫管理泣かせのワインです。
今日の一本もセラーから出して暫らく室温に立てておいたら・・・ばっちり吹いていました。



そのめくるめく官能体験のおまけくらいに割り切って、吹いても気にしない寛容な心が求められる一本でもあります。

では、肝心の中身です。

グラスに注いだ途端に溢れ出る香りはクラクラするような濃密さ。オリエンタルなスパイスと微かな獣をアクセントに熟度の高い黒果実。滑らかに口中へと広がる果実味はエキス感に溢れています。

豊かさと焦点の合った緻密な味わい。艶やかでどこかクールなピノノワール。完全にクラスを超えています。あらためて飲んでみて、やっぱりおすすめせずにはいられなかった一本です。ウメェ〜〜〜!!!
(08年10月)
レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ ブルゴーニュ・シャルドネ 2003 (アウトレット)
レ・カーヴ・ド・ラ・コロンブ ブルゴーニュ・シャルドネ 2003 (アウトレット)
Les Caves de la Colombe Bourgogne Chardonnay
■ 白 コクのある辛口
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 通常1,600円のところ、アウトレットで1,280円

小山田のおすすめ

99年にレバノン人のオーナー兼醸造家ムニエ・サウマ氏が立ち上げ、瞬く間に高い評価を得、それに見合った価格となってしまったネゴシアン“ルシアン・ル・モワンヌ”。そのカジュアルACブルゴーニュが、今回おすすめレ・カーヴ・ド・ラ・コロンブです。

前回のアウトレットセールで、ラベル不良のブルゴーニュ・シャルドネ02年があっという間に売り切れてしまい、今回03年が入荷しました。
今回も思い切ったアウトレットプライスの1,280円!

でも文句無しの良作年02年と酷暑にいじめられた03年。ちょっと懐疑的に抜栓してみると・・・

グラスに注ぐとまずはマンゴーとパイナップル。次から次へと南国フルーツの香り。香りのイメージそのままに、艶のあるマコネ調の明るい果実味。ジューシーで外向的な味わいを、5年経ってなお瑞々しさを失わない酸とミネラルが繋ぎとめる絶妙なバランス。

03年の酷暑の年に、葡萄の根は地中深く深くから滋養を吸い上げていたんだな、と思わずにはいられない文句なしのACブルゴーニュ。03でしょう・・・と、ちょっと疑ったヤギが浅はかでした。参りました!

想定外のおいしさにテンションが上がりごヤギはこの直後、あまりにも不注意な行為でグラスを割りました。

グラスが割れるほどおいしくて(?)このプライスはおすすめです!ウメェ〜〜〜!

*キラキラしたガラス破片のようなものが入っていますが、これは酒石酸が結晶化したものです。ご安心下さい。
(08年6月)
グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・ロゼ 2006
グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・ロゼ 2006
Domaine Gros Fere et Soeur Bougogne Rose
■ ロゼ コクのある辛口
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 2,200円

小山田のおすすめ

ヴォーヌロマネの名門、グロファミリーの次男ベルナールが06年に始めて仕込んだロゼワイン。

オート・コート・ド・ニュイのセニエと聞くと、酸とミネラルがしっかりとした飲み応えのあるロゼを期待させられますが、透明のボトルから透けて見える色調はややくすんだ色合い。06年にしては老成してる?と思いきや、グラスから溢れ出す艶のある強い芳香。思いがけずに届いたバラの花束!

グリップの利いた溌溂とした果実味と上質なシャルドネに通じる硬質でクリアなミネラル感は、期待以上の飲み応えです。
初々しいサクランボの一面を見せつつ、グラスが進むにつれ現れる熟女の妖艶さ。ヤギは完全に絡めとられてしまいました。
いやはやムッシュ・ベルナール、素晴らしいです。見事なロゼです。

ウメェ〜〜〜!!!
(08年4月)
シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ ブルゴーニュ・クロ・デュ・シャトー 2004
シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ ブルゴーニュ・クロ・デュ・シャトー 2004
Chateau de Puligny-Montrachet Bourgogne Clos du Chateau
■ 白 コクのある辛口
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 2,800円

小山田のおすすめ

またまた安ウマワインの一線をはるかに越えてしまったワインが今回のおすすめです。薦めるからには覚悟を決めてのおすすめです。

自分で仕入れておいてなんですが、このワインのおいしさと言ったらACブルゴーニュとしては反則なのではないでしょうか。
大魔王も「ピュリニー・モンラッシェみたい」と絶賛のこの1本、以前のオーナーが無造作な客土を行った為にACブルゴーニュへと格下げされてしまった過去を持ちますが、もともとこのクロ・デュ・シャトーの区画はれっきとしたピュリニー・モンラッシェ。現在エティエンヌ・ド・モンティーユの手により、哲学的なまでに手入れを施された畑では地中深く根を伸ばしたブドウの樹が、まぎれもないピュリニー・モンラッシェのエキスを吸い上げているのです。

艶のある大きな香りから始まり後から蜜のニュアンス。雑味を微塵も感じさせない豊かな果実味とピンと張り詰めたミネラル感。余韻も長く、まさにイメージするところの「ピュリニー・モンラッシェ」を彷彿とさせる焦点の合った味わいです。年末のどさくさプライスのはずだったのですが、インポーターさんのご好意により(ブログで褒めたのが効いたみたいです♪)数量限定、再入荷*しました。(*ドットコム店新入荷)

ACブルゴーニュとしては高めのプライスですが、ちょっと贅沢して良い週末に騙されたと思って飲んでみて下さい。きっと、こう口にしてしまうはずです。
ウメェ〜〜〜!!!
(08年2月)
ポマールよりポマールっぽい充実の超ACブルゴーニュ
ティエリー・ヴィオロ・ギュイマール ブルゴーニュ・ピノ・ノワリアン・レ・メゾン・デュー05
ティエリー・ヴィオロ・ギュイマール ブルゴーニュ・ピノ・ノワリアン・レ・メゾン・デュー2005
Thierry Violot-Guillemard Bourgogne Pinot Noirien Les Maison-Dieu
■ 赤 ミディアムボディ
■ ブルゴーニュ/AOCブルゴーニュ
■ 2,800円

小山田のおすすめ

ヴィオロ・ギュイマール家の5代目ティエリーが蔵を相続し、現在のスタイルを確立したのは1994年。2000年にはビオに転換。ポマールを中心に樹齢30〜70年のヴィエイユ・ヴィーニュの畑を約6ha所有しています。
ドメーヌのこだわり、0.5haの「Les Maison -Dieu」区画に植えられているのは、樹齢40年のピノ・ノワリアン。ロベール・アルヌーこだわりのピノ・ファン同様、古いDNAを持つピノノワールの一種です。

グラスに注がれた液体は色素の粒子が見えるようなキメの細かいガーネット。スミレと砕いた黒胡椒。赤い果実をまん中にアクセントは良く耕された土の香り。
雑味を全く感じさせない大吟醸的磨かれた味わい。しなやかさに始まり、充実したエキス感、「土」を感じさせつつまとまりはあくまでエレガント。余韻にも伸びがあるポマールよりポマールっぽい充実の超ACブルゴーニュ。

ピノ・ノワリアン恐るべしなこの1本、おすすめです。ウメェ〜〜〜!(08年1月)
ラグランジュが造る お財布に優しい正統派サン・ジュリアン
レ・シーニュ・ド・サン・ジュリアン 2004
レ・シーニュ・ド・サン・ジュリアン 2004
Les Cygnes de Saint-Julien
■ 赤 ミディアムボディ
■ ボルドー/サン・ジュリアン村
■ 2,200円

小山田のおすすめ

1983年にサントリーがオーナーとなり、大規模な改革が行われ、テロワール本来の実力を発揮するに至ったシャトー ラグランジュ。
ラグランジュに植えられた、平均樹齢18年の若木中心に仕込まれたのが今回のおすすめレ シーニュ ド サンジュリアン。

「シーニュ」はフランス語で白鳥。シャトー ラグランジュの池には白鳥が棲んでいます。そして森にはヤギが・・・棲んでいませんね。残念・・・。

カベルネソーヴィニョン主体にメルロと若干のプティ ヴェルド。セカンドラベルのレ フィエフ ド ラグランジュに次ぐ、第3のワイン位置づけられますが、フィエフとはまた異なる個性が楽しめます。
洗練されたしなやかな口当たりに始まり、タンニンが豊富で噛み応えのある古典的メドックの「ツボ」をしっかりおさえたコストパフォーマンスに優れた一本といえます。
和の食卓を引き立てる滋味溢れる味わいは、グランヴァンが高騰する中、お財布にも嬉しい正統派サンジュリアンです。ウメェ〜〜〜!(08年1月)
熟成した白ワインの醍醐味! ピカピカ蔵出しの長熟ACブル
ルモワスネ ブルゴーニュ・ブラン・ポサンジェ
ルモワスネ ブルゴーニュ・ブラン・ポサンジェ 1999
Remoissenet Bourgogne Blanc Posanges
■ 白 コクのある辛口
■ ブルゴーニュ/ACブルゴーニュ
■ 2,600円

小山田のおすすめ

99年のブルゴーニュブラン・・・過剰在庫で売れ残っている訳ではありません。ピカピカの新入荷、蔵出しです。
ルモワスネはボーヌにある14世紀の歴史的城壁の中に本拠を構えるネゴシアン。広大なセラーと資金力、ブルゴーニュ人も一目置くワインの選別眼を武器に「飲み頃のブルゴーニュを提供する」という時代錯誤で道楽的ともいえるコンセプトを頑なに守ります。一本数千円のACブルゴーニュも一本数万円のグランクリュも熟成にかかるコストは同じ。だったらACブルゴーニュは瓶詰めしたらすぐにでも出荷してしまいたいのが多くのつくり手の本音でしょう。にもかかわらず、カーヴドリラックスが誕生した年に収穫されたこのブルゴーニュブラン、8年間一度も移動することなく大切に寝かされ、飲み頃に達したと判断された今年、晴れてラベルを貼られて出荷されて来ました。
今回はとりあえず60本限定(*実店舗とドットコム合計で60本です)でのお試し入荷です。素性のはっきりとしたワインが時間の経過を経てしか醸し出せない、ゆるみ無く艶やかで奥行きののある味わい。我ながらもっと高く売りなさいよ、思ってしまう一本ですが、熟成した美味しい白ワインってどんななの?というお客様にぜひとも手にとって頂きたいという思いの¥2,600です。過去の経験から、熟成した白はちょっと・・・という方にも(無理にとは申しませんが)、ちょっとおすすめしたくなる一本でもあります。(07年8月)
樹齢50年のアリゴテ!フレッシュな新酒“にごりワイン”
ドミニク・ドゥラン アレ・グートン
ドミニク・ドゥラン アレ・グートン(2006)
Domaine Dominique Derain Allez Goutons
■ 白 すっきりした辛口
■ ブルゴーニュ/ヴァン・ド・ターブル
■ 2,580円

小山田のおすすめ

当店ではすっかりお馴染み、ドミニク・ドゥラン。ビオディナミを実践しプレパラシオンと呼ばれる独特なたい肥も自分で作ってしまう筋金入りの自然派ドメーヌです。そのドゥランから意表を突いた1本が新入荷。
ワイン名の「アレ・グートン」は「飲もうよ!」と言った意味のフランス語。10回言ってみて下さい。アレ・グートン。アレグトン。 … アレゴトン。アリゴトン。アリゴテン。アリゴテ。はい、葡萄はアリゴテです。
シャサーニュ・モンラッシェ村との境にあるピュリニー・モンラッシェ村の区画に50年前に植えられたアリゴテ 100%です。正真正銘のブルゴーニュなのですが、あまりの斬新さに(?)AOC規格を外れヴァンドターブルになってしまいました。
発酵時に発生した炭酸が微かに残るリンゴジュースのようなフレッシュ感と樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュならではの複雑な味わいが、スッと口中に広がります。
醸造過程でなるべく手を加えず、無濾過で瓶詰めしているのですごい澱です。1日立てておくとおおよそ沈みますが、1週間立てておいても完全に透明にはなりません。日本酒のにごり酒感覚で、適当に冷してお楽しみ下さい。アレ・グートン!(07年3月)
癒し系!メルロ主体 ビオディナミのしみじみ旨いボルドー!
シャトー・ラ・グラヴリエ 03
シャトー・ラ・グラヴリエ 2003
Chateau La Graverie
■ 赤 ミディアムボディ
■ フランス/ボルドー地方
■ 1,800円

小山田のおすすめ

コートドブール・・・地味なアペラシオンです。ラベルも地味ですね。そして中身・・・地味です。
ワインをひと口含んだ瞬間、森の泉に引き込まれペガサスに遭遇したり、カーニバルの人ごみの中で妖しい美女に出合ったりは決してしません。テーブルをは挟んだいつもの奥さんを前に、何事もなく淡々と晩ご飯は進みます。でも飲み進むうちにしみじみ美味しく心地良く酔いがまわります。
ピオディナミで栽培されたメルロを主体にカベルネソーヴィニョンとマルベック。香りは土と熟した果実を感じさせる角の無い優しい香り、口当たりは03と若いヴィンテージにしてはタンニンを感じさせず至ってソフト。かと言って中身が腑抜けかと言うとさにあらず。食を問わず、飲み進んでもジワリジワリと味わいを増して行きます。
品評会で高得点を叩き出すような濃さもインパクトも無いのですが、柔らかく雑味の無い軟水でダシをとった薄味のお吸い物のような、ホッと癒される美味しさです。
迷わずケース買いをおすすめする驚愕のワインではありませんが、今晩のワインに迷ったら是非手にとってもらいたい1本です。(07年2月)
ワンランク上のポテンシャル!自然派ドゥランのACブルゴーニュ
ドミニク・ドゥラン ブルゴーニュ・ルージュ・レ・リオー05
ドミニク・ドゥラン ブルゴーニュ・ルージュ・レ・リオー2005
Domaine Diminique Derain Bourgogne Rouge Les Riaux 2005
■ 赤 ミディアムボディ
■ フランス/ブルゴーニュ地方
■ 2,580円

小山田のおすすめ

カーヴドリラックス史上最高値のACブル。
高いなぁ、と思いつつ飲んで納得。雑味のない研ぎ澄まされた果実味はワンランク上のポテンシャル。五感に染み入るような美味しさに、いくらでも飲めてしまいそうな錯覚に陥る飲みすぎ注意な1本です。

飲みすぎるとやがて記憶がなくなり、そして鞄がなくなります・・・(06年10月)

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