アメリカ オレゴン州 ロゼ フルーティーな辛口
品種:ピノ・ノワール
サン・フランシスコ出身のディック・イーラス氏はブルゴーニュのピノ・ノワール・ワインの虜となり、アメリカで同じような品質のワインを造りたいと最適な土地を探し続けた結果、オレゴンに辿り着きました。UCデイヴィス校在学中の1967年、オレゴンのブドウを実験的に醸造してその品質を革新し、翌年オレゴン州ウィラメット・ヴァレー北部のチャハレム・ヒルズに移住、20haの畑と丸太小屋で立てた家でワイン造りを開始しました。1972年に216ケースのワインをリリースし、「シアトル・ワイン醸造協会」の品評会でゴールド・メダルを受賞。1976年にはダンディー・ヒルズに畑を取得し、醸造所を設立しました。2002年に現ワインメーカーのゲイリー・ホーナー氏をワインメーカーに任命。各畑のテロワールを生かした様々なワインをリリースしています。
ネクタリン、バラの花、熟したジューシーなメロンのアロマを感じる、はつらつとしたロゼ。軽快な酸とともに、アプリコットやリンゴの香りが口いっぱいに広がります。
(アルコール度数:12.5%)
♪ 宮坂のおすすめワイン
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オレゴンのパイオニア的造り手であるイーラスの「ピノ・ノワール ロゼ 2017」、ちょっと前にカーヴ ド リラックスにも入荷していて、その頃から凄く気になっていたのでおススメに選びました!
グラスに注いで直ぐに完熟した黄桃の香りがしました。
香りだけでも凄くフルーティーな印象を受けます。
味わいはというと、フレッシュな酸味、熟したサクランボのような赤色を連想させる果実味、わずかな苦味を感じます。
香りだけではなく、やっぱり味わいもフルーティーです。
このワイン、香りから味わいに至るまで、イメージが一貫してフルーティーなので、一言で「フレッシュでフルーティーなワイン」と言っても過言ではないかと思います。
今の時期、涼しい日が多くなってきましたが、たまに暖かい日もあったりするので、その日の気温に合わせて、このワインの温度を調整して飲むのも良いのではないかと思います(当然ながら、冷やし過ぎや温か過ぎは推奨しませんが)。
また、個人的にはブルゴーニュ ロゼとの飲み比べも凄く面白いのではないかと思います!
気になった方には是非お試しいただきたいワインですよー!
(2018年9月)