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ローヌギャング訪問記2006〜RWG〜

2006年10月2日 「シャトー・ド・サン・コム編」〜ジゴンダスの奇才(奇抜な天才)〜

>>シャトー・ド・サン・コムのワインリスト
::シャトー・ド・サン・コム::
Chateau de Saint Cosme
シェリーさんと『ローヌ南部のスーパー・スター的存在』、『ジゴンダス地区のシャトー・ルパン!』とうたわれ日本でも某漫画で大人気となったシャトー・ド・サンコム。。。っていう情報はどこのサイトでも書いているので一応書きましょう(笑)

お昼ご飯をみんなでいただき、いざ働くぞー!と思ったら何だか似たような顔が...。まずは韓国のお客さん、そして日本のお客さんと続いていらっしゃいました。売店普通、収穫のこの時期アポなしの訪問は門前払いされるんですが、優しい奥さんのシェリーさんが売店まで開けて対応しています。いやー人柄やなーと関心していると、途中から僕とお客さんだけになり何故か接客しています(笑)恐らく日本人初でしょう。(日本の観光客の方に写真とっていただきました。また何処かで会いましょう!)
古いカーヴ
まずはサンコムの説明を軽く受け、(1490年から歴史のあるとか1750年ぐらいから同じ建物でやっているなどなど)早速仕事開始!
ルイさんが「RYO、君にとって今日は特別な経験ができるから良く働いてよ!」と車の中で激励されました。(ここから多忙の為、写真はほぼございません。。)
後ろ姿の時は真面目


まずは醸造コンサルタントと今年の収穫とデータをもとに真剣な表情で相談中。さっきまでのちゃらけた雰囲気がゼロです。

来年出来るという新醸造所の工事を観察しているとブドウが到着
新醸造所
ブドウが着くと、とにかく常にダッシュ!いやー忙しい。フランス人は働かないって誰が言ったっけ?「RYO、マチュリテはやった事ある?やったよなーじゃあココやってコメントもよろしく」「ポンプとバケツ持ってこーい!早くしろー!いいか持ち上げろ1、2、3・・・」「早くブドウを持ってこーい!ゆっくり少しずつ入れるんやぞー」
絞りたてさて、この品種はなんでしょう?データコメント表
・・・全く画像ないです。いや撮る暇が全くないです。すごく気合たっぷりのルイさん、ヤバイっす。負けずに精一杯働きました。「今日、今から作るのは今年から初めて造る最上級のジゴンダスなんだ!オミニ・フィデのさらに上のワインだ!君にとっても、僕らにとっても初めてなんだよ。」とルイさん。どおりで気合入っている訳ですね!
さすが南仏だなぁ
まずは木製のタンクの中に入れるフィルターをハーブで作ります。両端に石を置いて準備完了。
手摘みで収穫されたグルナッシュが次々運ばれてきます。
グルナッシュちゃん  もごもご  どっどっど・・
手前の破砕・除ベン機にブドウを投入し、ポンプで今年買ったばかりの木製のタンクに吸い上げて行きます。ブドウをシェリーさん、ルイさんが丁寧に入れて、(カメラを向けると芸人ばりのポーズをとるルイさん。)僕はタンクの上で来た種や皮を含んだ果汁をまんべんなく入れて行く作業です。丁度、ジャン・バティストさんとセザール君が見に来たので写真撮ってもらいました!いやー真剣な眼差しです。
は、腹減った・・こちらも、いつになく(?)真剣なマナザシ
たくさん飲んじゃお♪以上、仕事は終了。樽に貯蔵中の05ヴィンテージを試飲です。ルイさんが「コレ、コレ、コレ、飲んどいてー」という感じでわりと自由に樽試飲。勿論、自分で注ぎますね。ここにも樽にがっつり落書きが...未来の画伯再び。
未来の画伯:パート2
ジゴンダスの飲み比べだったのですが、05年はサンコムの年と言っても言いすぎじゃないでしょう!素晴らしい出来です。通常のジゴンダスでさえ驚きの赤い果実味と凝縮感でした。
オミニ・フィデは現段階では強すぎるイメージですが、言うまでもなくスゴイワイン。果実味と酸のバランス感は逸脱。
ヴァルベールはただ、ただ、美味い!純粋さ、とろみすら感じる果実味。あー幸せなワインです!ジゴンダスの偉大さを改めてというか、さらに踏み込んで知らされたワインです。
カンパーーイ☆
仕事が終わるとリラックスして世間話したり、談笑しています。中心にいるのはもちろんこの人!(完璧芸人です。)
ジェームス君と

木製のタンクを息子のジェームス君に熱心に説明している時はお父さんの顔になったりです。(この後、ジェームス君はダダこねながらお風呂に連行されました。)最後にみんなでカンパーイ!仕事の後はビール!万国共通ですね。


こんなことしてますが、本当は、スゴいんです「天才」って言葉はあまり気軽に使いたくはないですが、ルイさんのワイン造りはまさに自然体の天才。以前パーカーが来たときも媚びることなく、この調子で天才芸人を披露していたそうです(ルイさん友人談)。

ついて行くのに精一杯でしたが、びっくりするような発想力、行動力はスゴイの一言。同時に天才の手綱を握って、バランスをとっているのは奥さんのように見えました(笑)。バランスの取れた味わいは奥さんのおかげ?

いずれにしても、日本では某漫画以降「漫画のワイン」のイメージが良くも悪くも付いてまわり、一部ではなぜ今頃サンコム?という声も聞こえますが、少なくとも今回訪問して、サンコムは天才を筆頭にこれからさらに上り続けることを確信しました。以前飲んだ方も03以降のヴィンテージを飲んでいただければ、なぜ今頃?じゃないことを実感して頂けると思います。ローヌを代表する造り手となった今でもチャレンジしていく天才

彼の天才芸人ぶりにも嫉妬した関西人でした。

〜最後に〜
わたなべ現地で生の生活・体験をさせて頂いたアルノーさんと家族の皆様、
ローヌギャングと家族の皆様、貴重な経験本当にありがとうございました!
10日のわがままな渡仏を後押ししてくれたスタッフの皆様、
ゴーサインを出して頂いた大魔王様、本当にありがとうございました。
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