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生産者訪問

2007年6月 〜(よ)の夏休み2007:トゥルクハイム〜

トゥルクハムのワインリスト>>
::トゥルクハイム::
Turckheim
え〜、随分と遅くなりましたが、夏休みをいただいてフランスへ旅行した際に訪れました、アルザスのトゥルクハイム共同組合の訪問レポをアップ致します。トゥルクハイム共同組合のイザベルさんにカーヴ、醸造施設、畑をご案内いただき、日本未輸入アイテムを含めての試飲などして参りました!
トゥルクハイムの町並みトゥルクハイムはカーヴドリラックス直輸入の人気アルザスワイン。「トゥルクハイム」とだけ呼んでますが、これは町の名前で、トゥルクハイムの町とその周辺の町の生産者組合です。設立して50年の、高い評価を得ている共同組合です実は左上の巣に、コウノトリがいます
アルザスはご存知の通り、ドイツに隣接したフランスのワイン産地で、南北に細長く広がっています。北の中心的な大都市にはストラスブールがあり、南部の中心都市はコルマール。そのコルマールから車で10〜15分程西へ行ったところにトゥルクハイムの町があります。町を流れる清流を遡れば、高名なアルザスチーズ「マンステール」の本場、マンステール村があります。
直売所の様子1種類ずつ、丁寧な説明が添えてあります写真はカーヴ・ド・トゥルクハイムの1階。直売所があり、土壌、飲むのに適した温度、合うお料理などなど全てのワインに詳しい説明が添えてあります。そしてもちろん試飲することも出来ます。コルマール付近へ行かれる方は是非立ち寄ってみて下さい。(*現地で販売しているものは日本で販売されているものとラベルデザインが異なります。)
トゥルクハイム村には有名な生産者ツィント・ウンブレヒトがありますが、ほとんどの栽培家は共同組合へブドウを持ち寄りこの共同組合で醸造しています。
プレス機アルザスは他のフランスのワイン産地と大きくことなり、品種名がワイン名となります。そして、残糖による違い(辛口の他、ヴァンダンジュ・タルティヴ等がある)、通常のAOCアルザスの畑のキュヴェ、グラン・クリュ畑のキュヴェ・・等など、他の産地に比べて生産する種類がとても多いのです。キュヴェが違えば、もちろんタンク等もそれぞれ分けて仕込みますので、タンクの数もハンパなく必要となりますので、小さな生産者が自身で醸造するには難しい点が多いのかもしれません。
タンクがズラズラ〜


トゥルクハイムは設立50周年をつい最近迎えたばかりですが、醸造所は去年建て直したばかりだそうです。右上はプレス機、左の写真は大きなタンク。
赤ワインの熟成生産は白ワインが9割、赤ワインが1割だそうですが、白はステンレスタンクで発酵・熟成(一部シルヴァネールは木樽発酵)、赤のピノ・ノワールは12ヶ月樽で寝かせるそうです。(赤は1割なので、樽もこれだけ。)
清潔な醸造所ですカーヴドリラックスで輸入しているのは「トラディション」というキュヴェですが、このキュヴェはトゥルクハイムとその周辺の村のブドウを全てブレンドして造られています。この他、それぞれの土壌に合わせた「テロワールシリーズ(未輸入)」があり8つのテロワールがあるということで、「花崗岩」とか「砂質」など、品種名の他に土壌のタイプを入れてキュヴェ名にしているワインや、レゼルヴ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、グラン・クリュ等を生産しています。土壌のタイプや樹齢等によって発酵・醸造は変えているそうです。プレスまではグラヴィティシステムでブドウの移動を行います。
ボトリング
右の写真はボトリング作業を窓越しに見ている図。ちょうど作業しているものがスクリューキャップだったので、「あれ?スクリューキャップに変わるの?」と聞いてみたら、それはアメリカ向けのものなんだそうです。(ちなみに、フランス国内向けには決してスクリューキャップにはしない、とおっしゃってました。)
真剣にテイスティング・・?さて、隠し部屋のような場所にあるテイスティングルームにて試飲マラソンの始まり
先ほど、アルザスは生産する種類が多いと言いましたが、試飲すると実感!軽く18種類をテイスティングしました!
近代的なテイスティングルーム

まずはカーヴドリラックスで輸入していないクレマン・ダルザスから。いや〜、泡モノで乾杯!
ブラン・ド・ブランはピノ・ブランで造ったスパークリングですっきりドライ、ロゼはピノ・ノワールから造っていて、ドライでありながらフルーティな赤い果実の風味が心地よい仕上がり。おいしいですね。大魔王、輸入してくれないかな〜。
3種類ずつ試飲ピノ・ブランから試飲です。「レジェ(=軽い)」という名前のすっきり感を強調したものとレゼルヴ、それと前述のテロワールシリーズ「花崗岩」の3種。
次にリースリング「トラディション」「レゼルヴ」「グラン・クリュのブラン」、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ゲヴュルツ・・と続きます。3種類づつ。比較試飲できてとても分かりやすいのですが、なんといっても種類が多い・・。最後はゲヴュルツのヴァンダンジュ・タルティヴでシメ。
こうして比べて試飲すると、もちろんグラン・クリュは力強さがあり、複雑な余韻があるのですが、輸入している「トラディション」は早くから飲めるすっきりしたタイプで、誰にでも分かりやすい・飲みやすいワインに仕上がっています
ヴィンテージとしては、2005年はアルザスも良年、2006年は酸がより出ている年だそうです。
トゥルクハイムにあるグラン・クリュ畑「ブラン」(Brandです。白の「Blanc」ではありません)
グラン・クリュ畑からトゥルクハイムの街を望む
グラン・クリュ「ブラン」テロワールシリーズの花崗岩や砂質、小石質の畑は平坦な畑ですが、ここグラン・クリュの畑は急な斜面です。うっかり足を滑らせて転げ落ちないように気をつけないといけないくらいの斜面です。

ワタクシ(よ)はアルザスは初めてだったので、アルザスのブドウ樹の仕立て方がかなり背が高いことを実感しました。
そして、アルザスは北の産地だから涼しいのかと思いきや・・確かに冬は厳しい寒さのようですが、夏はアツイ!特に最近は温暖化で暑さが厳しいようです。。
ブドウのチェック・・?


左の写真は
「大魔王のマネでブドウチェック・・のフリ」
そして、お昼は近くのレストランにて。トゥルクハイムのリースリング・グラン・クリュ・ブランといただきました。
いいマリアージュで大変おいしゅうございました♪
**おまけ画像**
ご案内いただいたイザベルさんと、アルザスのかわいい町並みにて

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