畑は標高は100m、カステッリ・ディ・イエージの昔からの区画（クラッシコ）にあり、砂利質と粘土質の土壌です。
気温の低い早朝、もしくは夕方に、房が痛まないよう小さなケースを使って手摘みで収穫を行い、セラーに運ぶまで低温で管理します。
アロマをキープするため発酵前に12～20時間コールド・マセレーションします。柔らかくプレスした果汁をタンクで5度に冷やして清澄させ、温度管理しながらステンレスタンクで発酵・熟成させます。
明るい緑を帯びた黄色、青リンゴや蜂蜜、スパイスを思わせるフルーティなアロマ、ほどよいボリュームがあり、バランスがとれています。ヴェルディッキオは、アーモンドの様なほろ苦さが特徴で、余韻にかすかな苦味が感じられます。畑は海に近いため、シャルドネやパッセリーナと比べてミネラルや塩味が感じられます。ボトルに色が付いているのは、熟成を想定しているためです。