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トップ>ファインズコラム 造り手のホンネに迫る >ドメーヌ ラリュー

Domaine Larue / Bourgogne
ドメーヌ ラリュー

価格の高騰著しいブルゴーニュにおいて、良心的な存在のサン・トーバンに本拠地を置く。家族経営による実直でまじめなワイン造りは、ワインのスタイルにも表れている。

受け継がれる家族の伝統

「家族がやってきたことを当たり前に仕事にしただけ。」そんなワインメーカーは多いように思う。
ただ、そんな中でもまじめにひたむきにワインに取り組んでいる生産者はどれほどいるだろうか。
ラリューはサン・トーバンに本拠地を置く、3人体制の家族経営で行うワイナリー。
スタイルは真っすぐでブレのない、ミネラルのしっかりとした超正統派なワインを生み出す。
インタビューに応えてくれたディディエも、自身を「ムルソー ペリエール」(※ムルソーの中でもミネラルの厚みが特徴的な畑)と例えるほどだ。
彼が直向きに行っている作業はおそらく代々受け継がれてきたことだろう。
ぶどうは、すべて手摘みで収穫し、ぶどうへの負担を防ぐため、小さな籠で醸造施設へ移動。
白も赤も丁寧で透明感のあるワイン造りを心掛けている。

テロワールを大事にした真っすぐで正確なスタイル

標高が高く、小石が多いミネラル豊かな土壌。また斜面の向きが複雑で、それぞれの区画で異なる個性があるというサン・トーバン。その中でも光る、「ミュルジェ・ド・ダン・ド・シャン」はピュリニー・モンラッシェの丘から下ったところにあるプルミエ・クリュ。
ここ2〜3年でぶどうの熟度があがったブルゴーニュ。生産者によっては果実のボリュームが強すぎてカリフォルニアのような白になることも少なくない。
しかし、ラリューはテロワールの個性を一番大切に考えており、そのスタイルは全く崩れていない。 長熟できるように、酸素ができるだけ入らないように瓶詰めしているので、開けたてはかたさと樽の印象が強いが徐々にミネラルの風味が出てくるという。
実際に19年ヴィンテージの「ミュルジェ・ド・ダン・ド・シャン」を試飲したが、全てが高いレベルでまとまっており、素晴らしい味わいだった。
今後注目のサン・トーバンを代表する生産者になることは、間違いない。


造り手のホンネに迫る?
質問状

Interview : Didier Larue

受け継がれる家族の伝統。初めは家族が受け継いできたことを継承したいと思い、この仕事を始めました。 5-6年経ってから、本当に自分にあった仕事だと思うようになりました。自分が造るワインが進化していく、新しいマーケットを開拓するなど、面白さがわかり、この仕事が本当に好きになりました。

田舎でブドウ畑や自然に囲まれて幸せな子供時代を過ごしました。なので、子供のころからヴィニュロンになることを夢みていて、それが実現したと言えます。

私自身は完璧主義者で気難しいかもしれません。それがまっすぐで正確なスタイルの私のワインにも反映されていると思います。醸造においてデブルバージュが大切です。果汁をきちんときれいな状態にしないとワインのスタイルが変わってきてしまいますから。時には醸造所で朝の4時に静寂に包まれる中で、一人でデブルバージュをしていることもあります。良いワインのベースとなるちょうどよい状態になるまで待ち、果汁を完璧な状態にして、朝の7時頃に他の醸造人達が来た時にすぐに樽詰めの作業ができるように準備しておきたいのです。

長熟できるように、酸素ができるだけ入らないように瓶詰めしているので、若い時に飲む場合、閉じているかもしれません。なので、若いワインを飲むときはデキャンターをすることをお勧めします。カラフェが無い場合は、3-4時間前に抜栓をしたり、飲むときに少し空気に触れさせるようにしてから飲んでください。

魚介類、お寿司にもあいます。

はい、2015年に日本をワインのプロモーションで訪れました。観光をする時間はあまりなかったのですが、新幹線から見た、日本の美しい景色はよい思い出です。そして何より、日本人の親切なところが印象に残っています。

サン ピエール(マトウダイ)が好きで、シンプルにレモンとオリーブオイルでグリルして食べるのが好きです。 日本に来た時に食べた、鉄板焼きはとても美味しかったです。

シチリアのエトナ ロッソは好きです。一番好きな白ワインはやはりブルゴーニュですね。世界一の白ワインと言えるでしょう。サン・トーバン以外なら、シャサーニュ・モンラッシェが好きです。 また先日飲んだ、ルネ ラミの89年のモンラッシェは素晴らしかったです。

あえて例えるならムルソー ペリエールでしょうか。例えばブーズローのペリエールはトップクラスのワインだと思いますが、ミネラル豊かで締まってまっすぐなところが、私の性格に近いかもしれません。

テロワールの個性です。例えば、サン・トーバンのミュルジェ デ ダン ド シャンはほとんど土が無く、小石ばかりの土壌ですが、そのミネラル豊かなテロワールがワインに驚くほど良く表れます。他の畑と同じように醸造しても、ワインにテロワールの個性がいつも出てくるのです。例えば2019年ヴィンテージでは、始めは少し樽の印象がありましたが、時間と共に畑の個性であるミネラリーな風味がはっきりと出てきました。

サン・トーバンは標高が高く、小石が多いミネラル豊かな土壌です。また斜面の向きが複雑で、それぞれの区画で異なる個性があります。

摘芽です。摘芽によって収量、そしてブドウの質にも影響が出ます。しかし最近は状況が変わってきて、その前の剪定がより重要になってきています。特にシャルドネは剪定の仕方で樹が病気になることもあるので、ブドウ樹にとって重要な”樹液の流れ”に影響のある剪定を重視しています。

ここ2-3年を遡っていえば、それ以前はこれほど熟度のあるブドウが取れることはありませんでした。例えば、2019年ヴィンテージでは、アルコールが14度を超える度数まであがるものもありました。

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収穫は過熟しないよう、収穫日は気をつけます。もちろん選果も大切ですが、その前の畑の作業がきちんとしていれば、選果自体が必要ないこともあります。

白に関しては先ほども話したように、ワインの質に影響するデブルバージュはきれいな果汁になるように特に気をつけています。

毎週、必ず月曜日の早朝にウイヤージュを行っています。ウイヤージュを欠かさずきちんと行い、酸化からワインを守ることは非常に大切です。

今は仕事を次の世代にうまく継承していくことですね。自分と同じ性格というわけではないですから、まったく同じ事を押し付けるわけにはいきませんが、彼らに仕事を任せながら、細かい仕事の大切さを継承していかないといけません。簡単ではありませんが、期待しています。

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