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エルンスト・トリーバウマー ブラウフレンキッシュ ルスターベルク 2020
- 商品番号
- 9120081251557
- 英語表記
- Ernst Triebaumer Blaufrankisch Rusterberg 2020
- 生産地
- オーストリア
- 原産地呼称
- ブルゲンラント
- 品種
- ブラウフレンキッシュ
- 輸入元
- ラシーヌ
- 容量
- 750ml
- アルコール度数
- -%
価格 : 2,900円(税込3,190円) |
ポイント : 31 |
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通常価格とは当店で取り扱いがあり通常販売している価格です。
参考価格とは輸入元が設定している価格です。
味わい深いブラウフレンキッシュ
最近までルスターベルクの畑名は、マジックで黒塗されていました。公的審査機関からの指摘で、ルスターベルクの畑名が公認されていないので、使用しないように指導されため、抗議の 意思を表明していました。2016年ヴィンテージの途中から問題は解消されています。
エルンスト・トリーバウマー
トリーバウマー家の初代はルター派の宗教難民として1691年にルストに移住し、代々農業を営んできました。世間に知られるようになったきっかけは1988年、雑誌『ヴィナリア(Vinaria)』が世界の赤ワインをテーマにした品評会で、エルンスト・トリーバウマーの父が1960年代に植樹し、エルンストが醸造した1986年産ブラウフレンキッシュ「リート・マリエンタール」が優勝したことでした。このワインは現在もオーストリアでは伝説のワインとして語り継がれています。
ルスト周辺は本来貴腐ワインのルスター・アウスブルッフの名産地として知られていますが、トリーバウマーは約20haのブドウ畑のうち75%を赤ワイン用品種(ブラウフレンキッシュ50%、残りはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロなど)と辛口の白(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルシュリースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー)を栽培。環境に対する意識が高く、土壌を健康に保つためには労を厭いません。CO2排出量を抑えるためトラクターの使用を出来るだけ避けて、耕耘の回数を減らし、ブドウ畑に羊を放し飼いにして除草と除葉と堆肥を与え、ミツバチを養い、鳥の巣箱を設置し、野菜を育て、豚も飼い、農地全体の調和とバランスを考えて経営しています。
ノイジードラー湖に近い畑では甘口の貴腐ワイン用を、ルストの南西の珪岩、粘板岩、片麻岩、結晶片岩に粘土が混じる畑では辛口白用のブドウを、ルストの北の貝殻石灰質が多く含まれる畑では赤ワイン用品種を栽培。手作業で選び抜いた収穫を、バリック樽を多用して必要なだけ十分な時間をかけて醸造します。現在はエルンストの2人の息子達(ヘルベルト、ゲアハルト)がワイン造りの伝統を継いでいます。