新年度お忙しい皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 私も気持ち新たに･･･いつも通りバタバタしております。

そんな営業マン鳥原が、ブラインド試飲した際にパッとメモしたワインからピックアップしてみました。王道とは一線を画すでしょうか？ボルドーやカリフォルニア好きの皆さん、よもや意外なお気に入りの一本が見つかるかもしれませんよ。ワインを初めて飲んだ日に立ち返り、新たな出会いにワクワクしてみて下さい。

※昨年スペイン渡航へ行きましたので、一本お気に入りを入れました！

シャトー・エグ・ヴィヴ 2020
完熟ベリー、ブラム。甘やかなタンニンに酸味もあって、程よい収れん性が心地良い！フルボディが好きな人にこそ、箸休めのとしてお勧めしたい。大人がゆっくり楽しむ週末癒しワインです。

スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ
ハンズ・オブ・タイム・レッド・ブレンド 2019
黒系果実、ベリー、杉。果実味もタンニンもまろやか、抜群の構成力。しつこさも無く断然エレガント。このバランス感ならどんなシーンでも安心して開けられます。

カテナ
アンヘリカ・サパータ・マルベック 2018
赤系果実、イチゴ。酸がシャープでジューシーな味わい。単体というよりお食事に合わせると抜群の相乗効果を発揮しそう。懐は深い一本でしょう。

ボデガス・ベンジャミン・ド・ロートシルト＆ベガ・シシリア
マカン・クラシコ 2019
ベガ・シシリアの輸出先No.1は、なんとスイス。マカンを訪れた際もロートシルト銀行のスイス個人顧客ご一行が！（一般顧客は受け入れておりません汗）
地形の表情豊かなこの地域で、ワイナリーの目の前に聳え立つカンタブリアン山脈に圧倒されました。
マカンは高標高の畑、こちらのマカン・クラシコは川沿いに点在する畑。泣く子も黙る銘家もリオハでは後発、畑を買うのは大変だったからこそ細かい区画管理で丁寧にブドウを扱っています。
鳥原テイスティングメモによると、カシス、カカオ、舌をギュッと掴むある収れん性のある強いタンニン、なのにガシガシしないのが不思議！キメ細かい。塩味のある後味、長い余韻、生ハムが止まらない～！
マカンで頂いた生ハムが、巷で頂くそれとは別物で・・・深みのあるガーネットの色味に脂の輝き、忘れられません！新年度の仕事の山場を超えたら、こちらのワインと最上級の生ハムでご自身を労ってあげて下さい。