近年クオリティの高さから徐々にお客様にその良さが浸透してきたのがこの「ドメーヌ・ラリュー」。サン・トーバンの造り手ということもあって、値ごろ感もあるのがGoodですよね。 2022年に訪問しましたが、醸造施設がとても綺麗でした。めちゃくちゃ素人っぽいことを言いますが、綺麗な設備と施設で作られたワインというのは、液体と味わいの美しさが違うんです。
ラリューはそれがぴったり似合う生産者で、ピュアさと、程よい緊張感。緊張感というのは、冷たいミネラル感や、酸の鋭角さというものでしょうか。21年という涼しいヴィンテージも相まって、その冷たさが際立ちます。ただ、果実感もしっかりと保っているため、昔のアリゴテをイメージすると異なります！このあっつい夏にビシっと冷えたアリゴテを仕事帰りに飲むととっても癒されます。酸も苦みもしっかりあるので、前菜をつまみながらお楽しみください。基本はなんでも邪魔しません。