1855年の格付けでソーテルヌから唯一特別1級に輝いた世界最高峰の貴腐ワインです。
広大な100ha畑のブドウ畑にはSE80%、SB20%が栽培され、多いときには数回も同じ区画を回り極上の貴腐ブドウのみを手摘みし収穫します。
芳醇な香りや甘美な味わいは他の追随を許さない圧倒的な存在感です。

＜生産者来日時のコメント＞
2025年4月
栽培・醸造責任者のロレンツォ・パスクィーニ氏

2022はロレンツォ氏曰く、「ファンタスティックなヴィンテージとなった」そうで1945年以来、2番目に糖度の高い年になったとか。
1本のブドウの樹からグラス1杯分しか収穫できないというシャトーディケム。

📍シャトーディケムは早飲みできる？
長期熟成のイメージが強い貴腐ワイン。ロレンツォ氏による長期熟成のポテンシャルはもちろん高いものの、是非とも早くから飲んで欲しいとのことでした。なんでもそのことを伝えたくて今回は来日したそう。
若いうちはより貴腐菌の特徴が出やすく、最大限にその特徴を楽しむことが出来ます。

📍甘口はデザートだけじゃない！
甘口はデザートに、というのは実は戦後に生まれた考え方！
元々は普段の食事で楽しむという飲み方が一般的だったそう。フォアグラやローストチキンなどアフターに甘み（旨味）があるものと合わせやすいので、是非食中酒として楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本食だと大トロや、和牛の鉄板焼き、てんぷらなども合うそうですよ！

意外や意外！熟成をしているディケムのほうが酸化に強いようで、4～6日程度であれば抜栓後でも楽しめるようです。