機山洋酒工業 キザンセレクション メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン 2023

機山洋酒工業 キザンセレクション メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン 2023

Kizan Winery Kizan Selection Merlot Cabernet Sauvignon 2023

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味わいの特徴

味わい フルボディ

ライトボディミディアムボディ フルボディ
繊細ながらはっきりと感じられるタンニンが味わいの骨格を構成
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
渋み
弱い 強い

機山洋酒工業 キザンセレクション メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン 2023

機山洋酒工業 キザンセレクション メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン 2023

Kizan Winery Kizan Selection Merlot Cabernet Sauvignon 2023

繊細ながらはっきりと感じられるタンニンが味わいの骨格を構成

通常価格 2,750 (税込)
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赤ワイン

750ml / メルロ他

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中庸のガーネット色にルビー色のエッジ。アメリカンチェリーを思わせるアロマ、白檀のような清々しさ。スミレのような香りに加えて白コショウのスパイシーなブーケも感じられます。
辛口ミディアムボディーの赤ワイン。ブラックベリーやイチジクのような果実味に加えてオレガノやかすかにクミンのようなスパイシーなフレーバーも感じられます。繊細ながらはっきりとしたタンニンが味わいの骨格を構成しています。後味には若々しい酸味と上品な渋みがバランスよく、余韻が長く続きます。
牛肉や豚肉の煮込み、シンプルなグリル料理やスパイシーな料理とも良く合います。

商品データ

商品番号 4573549542080
種類 赤ワイン
生産地 日本山梨県山梨
ヴィンテージ 2023年
品種 メルロ75%カベルネ・ソーヴィニヨン20%、その他5%
容量 750ml
アルコール度数 11.5%
この地域のワインを見る

ワイナリー情報

機山洋酒工業

機山洋酒工業 株式会社

山梨県甲州市塩山。日本三大急流にも数えられる富士川へと流れ込む笛吹川の脇、機山洋酒工業は、北東から南西に太平洋へ向かうこの一級河川によって形成された河岸段丘の上に位置するワイナリーだ。

機山洋酒工業の何から何までをお二人で手掛ける土屋ご夫妻。同じ大学を出られて、国税庁醸造試験所でもご一緒だったそうです。 ▲ 機山洋酒工業の何から何までをお二人で手掛ける土屋ご夫妻。同じ大学を出られて、国税庁醸造試験所でもご一緒だったそうです。

「ワイナリーを継ぐまで、6年間会社員として働いていたのですが、そのうちの3年間は出向という形で、国税庁醸造試験所で研究をしていました。そこで嫁さん(由香里さん)とも出会ったのですが。そこには規模を問わず、色々な酒造メーカーの優秀な研究者が集まっていて、雰囲気としては大学の研究室のような空間が築かれていました。研究室にお酒を持ち込んで仲間と飲んだり、自分たちの研究も当時としてはハイレベルの内容で。あの時の経験は、今の僕のベースとなっています。」

フンコロガシをデザインした、かつての機山洋酒工業のエンブレム ▲ フンコロガシをデザインした、かつての機山洋酒工業のエンブレム

県道を隔ててワイナリーと隣接した自社畑には、垣根仕立てのカベルネ・ソーヴィニョンやメルロ、シャルドネといった欧州系品種が植えられている。 葡萄の上には、「レインカット」と呼ばれる、雨よけのビニールを張り巡らせる鉄骨が組み上げられている。

「1994年に家業を継いでから、当時マンズワインさんが開発した「レインカット」の講習会に行ったりして勉強していました。そんなときに「あやか農場」の1992年だったかな、カベルネ・ソーヴィニヨンを飲んだのですが、それが非常に美味しくて。この土地にはもともと柿畑だったのですが、柿なんて植えている場合じゃないと。」

柿を伐採して葡萄畑となった土地。笛吹川の扇状地であり、地力が強いこの土地は、畝の両側に果実がなるように、新芽をこさえた枝が2列のワイヤーに沿うように剪定されている。

自社畑の葡萄は、畝の両側に結実するように4本の結果母枝が残している。「私も欲深い人間なので。」と土屋さん。 ▲自社畑の葡萄は、畝の両側に結実するように4本の結果母枝が残している。「私も欲深い人間なので。」と土屋さん。
自社畑には「レインカット」のための骨組みが設置されている。葡萄の発芽以降は、上部の半円の弧にそって、ビニールが張り巡らされる。 ▲ 自社畑には「レインカット」のための骨組みが設置されている。葡萄の発芽以降は、上部の半円の弧にそって、ビニールが張り巡らされる。

3万本に対して、6銘柄(ワインのみ)という少数ロット。自社畑の生産の倍量を契約農家から仕入れる機山のワインがなぜここまで旨いのか。それは銘柄数の制限が可能にする、ある種工業的とも言える労働の緻密な配分によって担保されている、と言ってもいいかもしれない。 銘柄数を抑え、個々の銘柄の生産量を上げることで、労働の集約し、品質の向上を図る。そう言ったスタイルは、少量ロットを多数生産することが主流となっている昨今の日本ワイナリーの傾向に逆行するようなあり方だ。家族経営の中規模ワイナリーでありながら、そのようなスタイルを貫く土屋さんが、好きなお酒として敢えて名前をあげたのは、あるいは「こだわり」のようなキーワードとは一般的には無縁と思われる、極めて大衆的、工業的な銘柄だ。

皆が毎晩飲める日常としてのワインを届けたい。土屋さんにとっては、家業としてのワイン造りという意味でも日常なのかもしれない。だが一方で感じるのは、「かつて、そこにあったはずの未来」のような、歯痒い日常性へのチャレンジとしての側面だったりもする。

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味わいの特徴

味わい フルボディ

ライトボディミディアムボディ フルボディ
繊細ながらはっきりと感じられるタンニンが味わいの骨格を構成
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
渋み
弱い 強い

商品データ

商品番号 4573549542080
種類 赤ワイン
生産地 日本山梨県山梨
ヴィンテージ 2023年
品種 メルロ75%カベルネ・ソーヴィニヨン20%、その他5%
容量 750ml
アルコール度数 11.5%
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ワイナリー情報

機山洋酒工業

機山洋酒工業 株式会社

山梨県甲州市塩山。日本三大急流にも数えられる富士川へと流れ込む笛吹川の脇、機山洋酒工業は、北東から南西に太平洋へ向かうこの一級河川によって形成された河岸段丘の上に位置するワイナリーだ。

機山洋酒工業の何から何までをお二人で手掛ける土屋ご夫妻。同じ大学を出られて、国税庁醸造試験所でもご一緒だったそうです。 ▲ 機山洋酒工業の何から何までをお二人で手掛ける土屋ご夫妻。同じ大学を出られて、国税庁醸造試験所でもご一緒だったそうです。

「ワイナリーを継ぐまで、6年間会社員として働いていたのですが、そのうちの3年間は出向という形で、国税庁醸造試験所で研究をしていました。そこで嫁さん(由香里さん)とも出会ったのですが。そこには規模を問わず、色々な酒造メーカーの優秀な研究者が集まっていて、雰囲気としては大学の研究室のような空間が築かれていました。研究室にお酒を持ち込んで仲間と飲んだり、自分たちの研究も当時としてはハイレベルの内容で。あの時の経験は、今の僕のベースとなっています。」

フンコロガシをデザインした、かつての機山洋酒工業のエンブレム ▲ フンコロガシをデザインした、かつての機山洋酒工業のエンブレム

県道を隔ててワイナリーと隣接した自社畑には、垣根仕立てのカベルネ・ソーヴィニョンやメルロ、シャルドネといった欧州系品種が植えられている。 葡萄の上には、「レインカット」と呼ばれる、雨よけのビニールを張り巡らせる鉄骨が組み上げられている。

「1994年に家業を継いでから、当時マンズワインさんが開発した「レインカット」の講習会に行ったりして勉強していました。そんなときに「あやか農場」の1992年だったかな、カベルネ・ソーヴィニヨンを飲んだのですが、それが非常に美味しくて。この土地にはもともと柿畑だったのですが、柿なんて植えている場合じゃないと。」

柿を伐採して葡萄畑となった土地。笛吹川の扇状地であり、地力が強いこの土地は、畝の両側に果実がなるように、新芽をこさえた枝が2列のワイヤーに沿うように剪定されている。

自社畑の葡萄は、畝の両側に結実するように4本の結果母枝が残している。「私も欲深い人間なので。」と土屋さん。 ▲自社畑の葡萄は、畝の両側に結実するように4本の結果母枝が残している。「私も欲深い人間なので。」と土屋さん。
自社畑には「レインカット」のための骨組みが設置されている。葡萄の発芽以降は、上部の半円の弧にそって、ビニールが張り巡らされる。 ▲ 自社畑には「レインカット」のための骨組みが設置されている。葡萄の発芽以降は、上部の半円の弧にそって、ビニールが張り巡らされる。

3万本に対して、6銘柄(ワインのみ)という少数ロット。自社畑の生産の倍量を契約農家から仕入れる機山のワインがなぜここまで旨いのか。それは銘柄数の制限が可能にする、ある種工業的とも言える労働の緻密な配分によって担保されている、と言ってもいいかもしれない。 銘柄数を抑え、個々の銘柄の生産量を上げることで、労働の集約し、品質の向上を図る。そう言ったスタイルは、少量ロットを多数生産することが主流となっている昨今の日本ワイナリーの傾向に逆行するようなあり方だ。家族経営の中規模ワイナリーでありながら、そのようなスタイルを貫く土屋さんが、好きなお酒として敢えて名前をあげたのは、あるいは「こだわり」のようなキーワードとは一般的には無縁と思われる、極めて大衆的、工業的な銘柄だ。

皆が毎晩飲める日常としてのワインを届けたい。土屋さんにとっては、家業としてのワイン造りという意味でも日常なのかもしれない。だが一方で感じるのは、「かつて、そこにあったはずの未来」のような、歯痒い日常性へのチャレンジとしての側面だったりもする。

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