都農ワインは、宮崎県の児湯郡都農町、標高150mの牧内台地に位置する日本のワイナリーです。都農町(つのちょう)は、日照量が多くブドウが十分に熟すため、果実味が強く芳醇な香りのワインが造られます。
地元産ブドウのみでワインを製造する都農ワインの信念は、「ワインは地酒であるべき」という想いです。地元の風土を反映させた都農ワインのワインは、地域の人々に愛されるだけでなく、世界中から高い評価を得ています。
都農では地元の風土を反映させた尾鈴(おすず)ブドウが有名ですが、その始まりは農家の永友百二氏が開始した果樹栽培です。1953年、稲作に頼らない農業を目指した永友百二氏が梨栽培を開始し大成功を収め、都農町を「ワインの里」へと導くきっかけとなりました。
当時植えられた、日本の固有品種であるキャンベル・アーリーは、都農町を代表するブドウとして歴史を刻み続けています。
都農ワインではキャンベル・アーリーに加えて、甲州やシャルドネ、ピノ・ノワールなどの栽培を行っていますが、なかでもシャルドネとキャンベル・アーリーは、ワイン図鑑の「ザ・ワールド・アトラス・オブ・ワイン」にて高評価を得ました。
都農ワインの商品は、宮崎県内の各酒店などで購入できるほか、手軽にインターネットで購入することもできます。