①クロ・デ・ブート コスティエール・ド・ニーム・ルージュ・レ・プルリエル 2022
フランス・ローヌ地方・ACコスティエール・ド・ニーム / カリニャン、シラー、グルナッシュ・ノワール
ローヌの南西の端、ラングドックとの境界に位置する古代ローマ時代からのワイン産地がコスティエール・ド・ニーム(実際少し前までラングドック地方に属すとされてきました)。地中海性気候と北風ミストラル&南風マランの組み合わせによって上品なワインが出来る産地で、法律では所有地の10%までしか栽培が許可されていないカリニャンを中心にワインをつくっています。渋くて酸っぱいという印象の強いカリニャンをビオディナミ農法でまろやかにまとめた、後を引く味わいです。
②ドメーヌ・ド・オーシエール オ-シエ-ル シャルドネ 2024
フランス・ラングドック地方 IGPペイ・ドック / シャルドネ100%
ボルドーのシャトー・ラフィット・ロートシルトのオーナーであるドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)が1999年にラングドックのコルビエールに取得したのがオーシエール。AOCコルビエールのコクのある赤もつくっていますが、AOCに認可されていない北向きの畑にはシャルドネやボルドー品種の黒ぶどうも植わっています。
シャルドネは敢えて樽を使わず、果実を素直に出すスタイル。魚介だけでなく、豚や鶏などのホワイトミートとの相性も抜群です!
③シャトー・サン・ミッシェル コロンビア・ヴァレー ドライ・リ-スリング 2022
アメリカ・ワシントン州 AVAコロンビア・ヴァレー / リースリング100%
ワシントン州最大のワイン生産者で、かつ世界最大のリースリング生産者でもあるシャトー・サン・ミッシェル。コスパの高いコロンビア・ヴァレーのリースリングは常に当店のベストセラー商品の一つです。彼らはモーゼルのドクター・ローゼンと組んでエロイカという素晴らしいリースリングも生産して来たこの品種のスペシャリスト。
この製品は今回初めて登場した辛口スタイル。キメ細かな酸味で食が進むワインです。
④ロバート・ヴァイル ロバート・ヴァイル・ジュニア シュペートブルグンダー 2023
ドイツ・ラインヘッセン地方 クヴァリテーツヴァイン / シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
世界のピノ・ノワールを考えるときに、現在決して無視をしてはいけないのがドイツのシュペートブルグンダーです。これまでは寒さ故に完熟せず、細くて酸っぱいというイメージを持たれてきたドイツのこの品種は、近年の気候変動の影響を受けてかつてないレベルにまで到達しています。しかも、お値段はまだまだ品質に対して控え目。ブルゴーニュのかつてない価格高騰を見ると、税込みで2,000円代前半というこのワインのコスパの高さを強く感じて頂けると思います。
⑤テッレ・カサーリ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2024
イタリア・アブルッツォ州 DOCトレッビアーノ・ダブルッツォ / トレッビアーノ100%
フードフレンドリーなワインという事を考える時に、イタリアを避けて通る事は出来ません。ワイン生産量最大かつスローフードの国で、食とワインが密接に関係しながら発展してきたのがイタリアです。
トレッビアーノ・ダブルッツォは気軽なワインで、日々の料理とあまり深く考えずに合わせることで活きて来るワインだと思います。
⑥サイクルズ・グラディエーター カリフォルニア ジンファンデル 2022
アメリカ・カリフォルニア州 / ジンファンデル100%
自転車に乗って飛ぶ女性のイラストが印象的なこのシリーズ。ジンファンデルの魅力である、ジューシーかつジャミーな果実味、甘いスパイス感、高めのアルコールから来るタップリのボディ感、やさしいタンニンと言った要素をきちんと備えた、とてもコスパの高い味わいです。
独特のスパイス感とワインの持つ強い果実味から来る甘さは、焼肉のタレやバーベキューソースなど少し甘さのあるソースと肉類のセットに抜群の相性を誇ります!
⑦アデガマイン ドリー ブランコ 2023
ポルトガル・リスボン・IGPリスボン/ ヴィオジーニョ30%、アルヴァリーニョ30%、アリント30%、ソーヴィニヨン・ブラン10%
前回のレッドに続いてホワイトを。気になって仕方がないポルトガル。為替の影響もあって、ワインの値上がりが激しい中にあって、クオリティと価格のバランスという点では、今、世界で最も優れたワイン生産国と言って良いのではないでしょうか。
ドリーはこの国ならではの固有品種と国際品種のブレンドがコンセプト。程よいコクを持ちつつの飲み口の良さが秀逸です。
⑧ボデガス・プロトス プロトス ロブレ 2022
スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州 DOリベラ・デル・ドゥエロ / テンプラニーリョ100%
リオハ、プリオラトに続く、スペイン第3の赤ワイン産地の呼び声も高い産地がリベラ・デル・ドゥエロ。標高が高く、強い日照と昼夜の寒暖差の大きさが色濃く、酸を保ちながらも凝縮した豊かな果実味を持つパンチの効いた赤ワインを産む産地です。
しっかりと樽香をつけるのもこの産地の特徴で、このワインもアメリカン+フレンチオークの併用でしっかりとしたオークの甘香ばしい風味を担保しています。地元では羊のもも肉を塊で焼いて、その焼き汁と一緒に食べるのが定番ですが、日本だと牛のローストが良いでしょうか。
皆様、こんにちは。
夏痩せして、その反動か俄然食欲が増している柳原です。復活第一弾が好評だったのと、ワイン最盛期突入という事で節約セットの復活第二弾を発売します。
今回は食欲の秋真っ盛りという事で、力のある秋の食材に負けないフードフレンドリーな白とコクのある赤ワインを並べてみました。今回もお得な約26%オフ!です。
秋もワインのある日常を。
RYO YNAGIHARA
2013年度
2019年度
2020年度
保有資格
■ 一般社団法人日本ソムリエ協会認定 ソムリエ・エクセレンス
■ WSET Lv.4 Diploma
■ 一般社団法人日本ワイン協会認定 日本ワインマスター
■ NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル