①ゴッセ セレブリス エクストラ・ブリュット ロゼ 2008
フランス・シャンパーニュ地方・ACシャンパーニュ /シャルドネ72%、ピノ・ノワール28%(うち赤ワイン8%)
アイ村を代表する名門ゴッセのフラッグシップ。しかも伝説のヴィンテージ2008です。2008年のシャンパーニュは貴重になってきていますのでその点でも当たれば本当にラッキーです。今の温暖化のシャンパーニュではもう二度とつくれないかも知れない味わいのバランス。MLFをしないゴッセはこの酸がまとまるまでなんと14年もの熟成を経てリリースしています。
②ジャン・ミッシェル・ジブロ サヴィニー・レ・ボーヌ・ルージュ オー・セルパンティエール 2021
フランス・ブルゴーニュ地方・ACサヴィニー・レ・ボーヌ・プルミエクリュ /ピノ・ノワール100% 
サヴィニー・レ・ボーヌ村は派手さはありませんが、果実・酸味・構造の全ての要素が丸くまとまった飲んでいて緊張しない味わいを生み出す村。レストランで人気があるのもそれが理由と思います。早くから飲めるのも良い点です。セルパンティエールは斜面下部の1級畑で、その分粘土質が強くサヴィニーの中では厚みのあるタイプです。
③フェッラーリ フェッラーリ・ブリュット NV
イタリア・トレンティーノ=アルト・アディジェ州・DOCトレント / シャルドネ100% 
イタリアを代表する瓶内二次発酵でつくられるスパークリングワインです。トレントDOCがフランチャコルタやアルタ・ランガと並んでイタリアを代表するスパークリングワイン産地とされているのは、ひとえにフェッラーリがあるからと言っても良いほどの圧倒的な存在感のあるつくり手です。アルプス山麓の冷涼な気候で育てられたシャルドネからのブラン・ド・ブランで、スタンダード品でこのレベルはなかなか見かけません。
 
④カッシーナ・イウリ ヴィノ・ロッソーレ[2020]
イタリア・ピエモンテ州・ヴィノ/ バルベーラ100% 
バルベーラは使い勝手の良いぶどう品種です。綺麗な酸味があって、フレッシュで、渋くない。カッシーナ イウリのあるモンフェッラート地方はネッビオーロが栽培されない事もあって、バルベーラが主役。伝統的な大樽熟成で果実味もきちんとある、バルベーラの個性がきちんと出たワインです。食卓に登場すると、食もワインもついつい進んでしまう。そんな1本です。
⑤マァジ カンポフィオリン 2021
イタリア・ヴェネト州・IGTロッソ・デル・ヴェロネーゼ / コルヴィーナ72%、ロンディネッラ23%、モリナーラ5%
マァジ社の看板製品の一つ。独自の研究で伝統的なリパッソ製法を復活させてつくられる、豊かな果実味とまろやかなタンニンが特徴の赤ワインです。通常のアルコール発酵を行った赤ワインを、陰干しぶどうに加えて再発酵させるという手間のかかる製法。寒い季節のあたたかな肉料理との相性が抜群です!
 
共通の5本(どのセットにもこの5本は入っています)
 
①ラ・ジャラ ピノ・ノワール スプマンテ ブラン・ド・ノワール NV
イタリア・ヴェネト州・VSQスプマンテ/ ピノ・ノワール100%
某著名イタリアン・ソムリエに「そのコスパは反則ですよねー。」と言わしめたのが、このラ ジャラ。プロセッコの生産者ですが、シャルドネやピノ・ノワールなどでも良いスパークリングをつくっています。しかも2000年からオーガニックを導入。このスプマンテもEUのオーガニック認証を受けてます。
②ロバート・ヴァイル・ジュニア ヴァイスブルグンダー 2022
ドイツ・ラインヘッセン地方・クヴァリテーツヴァイン ラインヘッセン / ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)100% 
近年、気候変動の影響によって品質向上が目覚ましいのがドイツのピノ系品種。フローラルな香りと繊細を持ちつつ、シャルドネのようなニュートラルな存在であるヴァイスブルグンダーは、食中酒として、かつてのシャブリのような存在になれる可能性を秘めていると思います。ラインガウの名門ロバート ヴァイルが対岸ラインヘッセンからぶどうを購入して生産しているこのシリーズもクリアな味わいでコスパ抜群だと思います。
③マァジ モデッロ・ビアンコ デッレ・ヴェネツィエ 2023
イタリア・ヴェネト州・IGTトレヴェネツィエ・ビアンコ /ピノ・グリージョ、シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ヴェルドゥッツォ 
運試しの5位のカンポフィオリンと同じ生産者。ヴェネトを代表する生産者の一つと言っても差支えないでしょう。こちらは彼らのエントリーレンジで、複数品種のブレンドですが、食事の邪魔にならない様に2ヶ月間だけ樽熟成を行って複雑性を与えるとか、その後にきちんとシュール・リーを行うなど、細かいところにまで気を使ったつくりです。イタリアらしいアーモンドの余韻が印象的です。
④シャトー・ラ・フランス・ルージュ 2020
フランス・ボルドー地方・ACボルドー・シュペリュール / メルロ75%、カベルネ・ソーヴィニヨン12%、マルベック10%、カベルネ・フラン3% 
こちらはワイン王国の「定番にしたいボルドー50選」に選ばれたお買い得ボルドー。珍しく10%も含まれるマルベックが果実のジューシーさを与え、きちんと樽熟成もされているのでしっかりとしたボディ感も味わえます。週末のお肉料理が贅沢になる1本です。
 
⑤カテナ アラモス オーガニック マルベック 2023
アルゼンチン・メンドーサ州 / マルベック100% 
最後の1本は、アルゼンチンのトップワイナリー・カテナのエントリーラインから。通常品もありますが、こちらはオーガニックのぶどうを使用した1本。完熟したタンニンと心地よい酸味とのバランスが取れたジューシーな味わいです。
 
                      
皆様こんにちは、柳原です。久しぶりの運試しセットの発売です。
6本セットで5本は決まっているのですが、残りの1本が運試しとなっているお買い得セット。
今回の1等は年末に嬉しいプレステージ ロゼ シャンパーニュ。税込みだと40,000円近い掛け値無しのグランヴァンです。今回60セット販売で6本入っていますので確立1/10です。当たる気がしますね。
2位には最近の価格高騰で気軽には飲めなくなってしまったブルゴーニュ・ピノのプルミエクリュ(12本)。
3位もイタリアを代表するスパークリングワインであるフェッラーリ(12本)。ここまでで確立1/2です。
それ以外の運試しワインも、固定の5本も寒い季節に美味しいワインをイメージしました。
値引率は12%~72%と運試し感は強いですが、平均は33.8%とお買い得になっています。年末の運試しをどうぞ!
RYO YNAGIHARA
2013年度
2019年度
2020年度
保有資格
■ 一般社団法人日本ソムリエ協会認定 ソムリエ・エクセレンス
■ WSET Lv.3 Award
■ 一般社団法人日本ワイン協会認定 日本ワインマスター
■ NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル