アメリカ・カリフォルニア州のワイン醸造地の中でも、銘醸地として知られているのがナパ・ヴァレーです。ナパ・ヴァレーは希少な高級ワインが造られていることで有名で、ナパ・ヴァレーで造られるワインはワイン愛好家の間でも愛され続けています。
ナパ・ヴァレーは、サンフランシスコの北に位置する、山々に囲まれた渓谷地帯です。地域によって気候や土壌が異なるため、同じナパ・ヴァレー産であっても、造られるワインの表情は実にさまざまです
とはいえ、ナパ・ヴァレーのワイン全体としては、果実味が豊かで濃厚な味わいを持つものが多く、世界中のワイン愛好家から高い評価を得ています。
ナパ・ヴァレーでは、栽培面積の約50%をカベルネ・ソーヴィニヨンが占めており、そのほかシャルドネやメルロ、ピノ・ノワールなども栽培されています。
また、ナパ・ヴァレーは政府公認のワイン指定栽培地域であるAVA(American Viticultural Areas)の1つですが、ワインの生産量はカリフォルニアワイン全体の10%にも満たない量です。生産量が少ないため、出合えたらラッキーな希少ワインといえます。
ナパ・ヴァレーを代表するワインには「オーパス・ワン」や「ラピス・ルナ・ワインズ」などがあります。特別なシーンでのワインをお探しの方は、希少価値が高いナパ・ヴァレーのワインをぜひ堪能してはいかがでしょうか。