1999年創業 ワイン専門店　カーヴ・ド・リラックス

ジューシーで魅惑的な香りのオレンジワイン
産地：オーストラリア／ヴィクトリア
品種：ピノ・グリ

収穫量の50％を完全に全房発酵で行います。これはピノ・ノワールの醸造方法と非常によく似た12日間のプロセスです。残りの50％は除梗済み果実で発酵させますが、3日間手作業でプランジングを行います。この2つのバッチは一緒に古いホグスヘッドにプレスされ3ヶ月間そこに静置されます。フィニッシングやスタビライズは行いません。ボトリング前日に最小限のSO2を添加します。
ワインは、リンドウの根、ムスク、イチゴ、ヨモギ、クローブを思わせるジューシーで魅惑的な香りがします。

エアリー・バンク
1987年創業。1926年にイタリアから移住してきたナポレオーネ一家による家族経営のワイナリーです。
ヤラ・ヴァレーのコールドストリームに位置する自社畑のブドウを使用しています。畑は150エーカー。年間20,000ケースのみ製造。人的介入を控えた醸造によりセンス・オブ・プレイス、そしてヴィンテージの個性を表現しようとしています。あえて飲み手を尊重し、美味しくて真実味のある、そして手に取りやすい価格のワインを提供することが彼らの信念であり、純粋に飲む喜びは、エアリーバンクのマニフェストの最も重要な部分です。
ワインメーカーのティム・シャンドが自社畑で品種ごとに最適な場所を見極め栽培し、ピノ・グリ、シャルドネ、ガメイ・ノワール、ピノ・ノワール、シラーズ、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを植えてきました。 
少量生産の精神は、多くの創造性を生み出し、硫黄の使用量を減らし続けています。

モスカートで造られた甘い香りとタンニンを感じるオレンジワイン
産地：イタリア／ピエモンテ
品種：モスカート

ブドウは果皮ごと2週間、コンクリートタンクで醸された後、圧搾され、2年間大樽で熟成されます。
マンダリンオレンジの香りと共に、ミネラル感やスパイスが感じられます。果実味と共に微かなタンニンも感じられますが、クリーンな余韻となっています。

エツィオ・チェッルーティ
伝統的に高品質のモスカートを産する土地として有名だった､カスティリオーネ・ティネッラにあるエツィオ・チェッルーティの始めたワイナリー｡2001年からワイン生産を開始｡それまでは町にある協同組合ワイナリーで働く一方で､生産したブドウもそのワイナリーに売っていました｡6haの畑を1人で耕作し､モスカートのみを栽培しています｡ボルドー液以外の農薬は一切用いない有機農業を実践｡8月の下旬から9月の上旬､モスカートが完熟する頃､ブドウのついた枝をブドウ樹から切り離すための剪定を行い､そのまま畑の中で雨風にさらされる状態でブドウを乾燥させ､約2ヶ月後に収穫を行ないます｡除梗し､圧搾して出たモストは樽へと直接入れられ､培養酵母､2酸化硫黄ともに全く添加しない状態で､2年の歳月をかけゆっくりと醗酵させます｡ボトリング前に若干量の2酸化硫黄を添加､ノンフィルターでボトリング｡

若い双子の当主による、特殊なサヴァニャン・ローズを使ったオレンジワイン
産地：フランス／アルザス
品種：サヴァニャン・ローズ

アルザスの5つのコミューンで栽培されたものだけに許された、現地ではKlevener de Heiligenstein（クレヴァネール・ド・ハイリゲンシュタイン）と呼ばれるトラミネールの一種とされている特別な品種から造られたワインです。実験的にこの品種で造ったものが思いの外うまくいったため、継続して造ることに決めた1本。ユニークとはそのまま、「唯一の」「独特な」という意味です。
香りは、熟した桃、マンゴー、柑橘といった果実に加え、微かにスモーキーさが感じられます。ミネラル感があり、柔らかなアタックと滑らかなテクスチャーが楽しめます。余韻にエレガントな華やかさがあるので食事を一層引き立てます。

ドメーヌ・ギュップ
1960年に現当主である双子、クレマンとシルヴァンの祖父とその弟が設立。その後を継いだ、双子の兄弟の父が2019年突如他界し、1996年生まれの若い二人がドメーヌを受け継いでいます。
現当主からビオロジック栽培を取り入れています。11ha所有する畑は石灰質土壌がメイン。半大陸性気候で厳しい冬と、とても暑い夏がありますが、ヴォージュ山が壁となり、悪天候や雨から守られる環境にあります。

有機・ヴィーガン認証取得のアンバーワイン
産地：スペイン／カスティーリャ・ラ・マンチャ
品種：シャルドネ 34%、ヴィオニエ 33%、ビウラ 33%

標高800メートルの自社畑の白ブドウを使用した、有機・ヴィーガン認証取得のアンバーワインです。
熟したアプリコットやオレンジの皮を想わせるアロマに、滑らかなタンニンと酸を感じます。

ドミニオ・デ・プンクトゥン
ラ・マンチャ地方のクエンカ所在。標高750mという高地に110haもの広大なブドウ畑を所有し、有機栽培とビオディナミを実践しています。もともとは栽培農家でしたが、2006年、4代目にあたる若い兄妹(兄：CEO、妹：醸造家）がワイナリーを立ち上げました。有機栽培でクオリティワインを造ることを目指し、全ての畑で自然な農法を実践。非常にコストパフォーマンスの高いワインを造り出しています。

ギリシャ土着品種からなるビオディナミ＆自然派のオレンジワイン
産地：ギリシャ／ペロポネソス半島
品種：ロディティス

ロディティスを果皮と共に漬け込みアンフォラで自然醗させたオレンジワイン。
乾燥フルーツや蜂蜜、オレンジの皮を感じ、タンニンと酸のバランスが整ったフルボティな自然派ワインです。

サントール・ワイナリー
標高600ｍにある、ペロポニス半島でビオディナミを実践する自然派のワイナリーです。4.5haの自社畑には、現地の気候に適した土着品種が植えられています。
醸造過程でも、野生酵母の使用やステンレススティール乃至はアンフォラでの発酵、最小限のSO2添加に留める等、自然派の造りを徹底しています。