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  • 【スタッフ体験レポート】シャンパーニュ・ルクレール・ブリアン ランチセミナー 
    エルヴェ・ジェスタン氏来日セミナー。ルクレール・ブリアンの哲学と味わいを体感。

    【スタッフ体験レポート】シャンパーニュ・ルクレール・ブリアン ランチセミナー 

    セミナーの概要 こんにちは、本名です。 先日行われました、株式会社ファインズ社主催のシャンパーニュ・ルクレール・ブリアンの生産者ランチに本名が参加いたしました。 内容を一部ご紹介します! 一言 「ジェスタンさん、超クレイジーです!」 【セミナー講師】 エルヴェ・ジェスタン氏 醸造責任者 ブルゴーニュのネゴシアンの家系に生まれ、早くからワインの歴史と人々の生活におけるワインの役割について興味を持つ。 1982年の収穫時から、25歳でシャンパーニュ造りや、ビオロジックやビオディナミによるアプローチを導入。 1990年代に入ると、生化学的な考えを見直し、よりホリスティックな「生きているもの」としてワインにアプローチする方法を確立。 現在は「生命エネルギー」的なアプローチで、「生きているものと共鳴し、感情に訴えるワイン造り」を目指しています。2012年からシャンパーニュ・ルクレール・ブリアンの醸造責任者に就任し、メゾンの再生と発展に貢献しています。 エルヴェ・ジェスタンの哲学 「圧搾」 実になっている時は、母体にいるのと一緒だから、圧搾するときは慎重に優しく人間がフォローしていかないといけない。ストレスを与えないように。果汁が自然にワインになるのを人間は見守ってサポートする 「裏話」 いえないこともあるけど・・・ 2018年8月頃に火星がかなり地球に近づいたそうで、マロラクティック発酵の段階では火星の動きに左右されるとのこと。 バクテリア=火星 酵母=月 に左右されるとのこと! そうなると酢酸が増えてしまいコントロールがうまくいかなかった。しかし、月に24時間あてたチョークを発酵が非活性な液体に小さじ1程度ぱらぱらと調味料のように入れたところうまくいったとのこと。毎年はやっていないそうです。驚き!!! 今回特に記憶に残った話たち 「タンクの下にある謎の貝殻」 こちらはホタテの貝殻だそうです。 磁場の乱れを改善するもので、尾を北向きに置くのがポイント 「タンクの脚についている何か」 銅の紐が巻かれています。 こちらは空気中の静電気を地へ逃すものです。...

    わたし流。いまイチオシのワインたち
    エルヴェ・ジェスタン氏来日セミナー。ルクレール・ブリアンの哲学と味わいを体感。

    【スタッフ体験レポート】シャンパーニュ・ルクレール・ブリアン ランチセミナー 

    セミナーの概要 こんにちは、本名です。 先日行われました、株式会社ファインズ社主催のシャンパーニュ・ルクレール・ブリアンの生産者ランチに本名が参加いたしました。 内容を一部ご紹介します! 一言 「ジェスタンさん、超クレイジーです!」 【セミナー講師】 エルヴェ・ジェスタン氏 醸造責任者 ブルゴーニュのネゴシアンの家系に生まれ、早くからワインの歴史と人々の生活におけるワインの役割について興味を持つ。 1982年の収穫時から、25歳でシャンパーニュ造りや、ビオロジックやビオディナミによるアプローチを導入。 1990年代に入ると、生化学的な考えを見直し、よりホリスティックな「生きているもの」としてワインにアプローチする方法を確立。 現在は「生命エネルギー」的なアプローチで、「生きているものと共鳴し、感情に訴えるワイン造り」を目指しています。2012年からシャンパーニュ・ルクレール・ブリアンの醸造責任者に就任し、メゾンの再生と発展に貢献しています。 エルヴェ・ジェスタンの哲学 「圧搾」 実になっている時は、母体にいるのと一緒だから、圧搾するときは慎重に優しく人間がフォローしていかないといけない。ストレスを与えないように。果汁が自然にワインになるのを人間は見守ってサポートする 「裏話」 いえないこともあるけど・・・ 2018年8月頃に火星がかなり地球に近づいたそうで、マロラクティック発酵の段階では火星の動きに左右されるとのこと。 バクテリア=火星 酵母=月 に左右されるとのこと! そうなると酢酸が増えてしまいコントロールがうまくいかなかった。しかし、月に24時間あてたチョークを発酵が非活性な液体に小さじ1程度ぱらぱらと調味料のように入れたところうまくいったとのこと。毎年はやっていないそうです。驚き!!! 今回特に記憶に残った話たち 「タンクの下にある謎の貝殻」 こちらはホタテの貝殻だそうです。 磁場の乱れを改善するもので、尾を北向きに置くのがポイント 「タンクの脚についている何か」 銅の紐が巻かれています。 こちらは空気中の静電気を地へ逃すものです。...

    わたし流。いまイチオシのワインたち
  • 【初心者向け】ワインコルクの簡単な開け方!
    コツや注意点も分かりやすく解説

    【初心者向け】ワインコルクの簡単な開け方!

    ワインのコルクは慣れてしまえば難しくありません。本記事ではワインオープナーの種類や、初心者にも扱いやすいセルフプリング型を使った開け方、おすすめのコルクワインをご紹介します。 目次 コルクを開けるにはワインオープナーが一般的 ワインオープナーの種類 ワインオープナーを使った正しいコルクの開け方 おすすめのコルクワイン3選 まとめ 今すぐワインをチェック! 1. コルクを開けるにはワインオープナーが一般的 ワインのコルクを開ける場合、一般的には「ワインオープナー」を使用します。ワインオープナーは、ワインに栓をしているコルクを開ける際に使われる道具です。ワインオープナーにはいくつかの種類があり、一般の人が使いやすいものから、ソムリエが扱うプロ仕様のものまであります。 2. ワインオープナーの種類 それではまず一般的に使われているワインオープナーの種類を紹介します。基本的には「セルフプリング型」「ウィング型」「テコ型」「T字型」と4種類あり、いずれの型を使う場合も、スクリューをコルク栓の真ん中にまっすぐ入れ込むことが重要です。斜めに差し込んだりスクリューを打ち込む場所が端によっていたりすると、コルクが途中で折れたり、スクリューがコルクからはみだし、瓶内を傷つける恐れがあります。慣れないうちはゆっくりと慎重に行うようにしてください。※オープナーの中には「2枚刃式」と呼ばれる長期熟成によって脆くなっているコルクを開ける場合に使うものもありますが、一般的ではないためここでは省いています。 セルフプリング型 初心者や一般の方におすすめなのが「セルフプリング型」と呼ばれる、少ない動作で簡単にワインのコルクを開けられるタイプです。ただハンドルを回すだけでコルクがまっすぐ抜けるため、スムーズにワインを開けられます。力を入れずにあけられ、失敗が少ないので使いやすいタイプといえます。 ウィング型 万歳をするように伸び上がった持ち手を引き下ろすことで開栓できるタイプが「ウィング型」です。栓抜きが兼用になったデザインのものも多いです。スクリュー部分が太いものが多いため、抜栓したあとのコルクがボロボロになりやすいという欠点があります。そのため、瓶口が細い形状をしたワインにはあまり向いているとはいえません。 テコ型 「テコ式」と呼ばれる、テコの原理を活用したプロ仕様のオープナーもあります。別名「ソムリエナイフ」と呼ばれ、レストランやホテルなどで給仕をするソムリエも愛用しています。レストランやワインバーでソムリエが使うのはたいていテコ型のオープナー(ソムリエナイフ)です。キャップシールを剥がす刃先もついているので、万能タイプといえます。 T字型 最もシンプルな形をしているのが「T字型」です。コルクに挿して腕力で引き抜くタイプで、ワインが飛び散らないようにコルクがある程度持ち上がってきたら、最後は手で引き抜きます。しっかりとコルクにスクリューが食い込んでいないとコルクを引きちぎってしまう恐れもあり、注意が必要です。 3. ワインオープナーを使った正しいコルクの開け方 今回は初めての方にも比較的扱いやすい「セルフプリング型」のワインオープナーを使ったコルクの開け方を紹介します。コツさえつかめばご自宅でも簡単にあけられますので、ぜひ一つご家庭に用意してみてください。 【STEP1】キャップシールを剥がす まずは、ワインの注ぎ口に付いているキャップシールを剥がします。手でキャップシール全体をつかんで、捻るように手を動かしながら上に引っ張ることで簡単に剥がせます。ナイフで切れ目を入れて剥がす方法もありますが、その際は怪我しないよう十分に気を付けて行いましょう。 【STEP2】ワインオープナーを瓶口に固定する ワインオープナーをハンドル部分が上になるように、瓶口に固定します。らせん状になっているスクリュー部分がコルク上部の中心へ垂直にあたるように意識します。ここで斜めに固定してしまうとスクリューがまっすぐ入らないので、確実に垂直に入るように気をつけてください。 【STEP3】ハンドルを回す...

    ワインの豆知識
    コツや注意点も分かりやすく解説

    【初心者向け】ワインコルクの簡単な開け方!

    ワインのコルクは慣れてしまえば難しくありません。本記事ではワインオープナーの種類や、初心者にも扱いやすいセルフプリング型を使った開け方、おすすめのコルクワインをご紹介します。 目次 コルクを開けるにはワインオープナーが一般的 ワインオープナーの種類 ワインオープナーを使った正しいコルクの開け方 おすすめのコルクワイン3選 まとめ 今すぐワインをチェック! 1. コルクを開けるにはワインオープナーが一般的 ワインのコルクを開ける場合、一般的には「ワインオープナー」を使用します。ワインオープナーは、ワインに栓をしているコルクを開ける際に使われる道具です。ワインオープナーにはいくつかの種類があり、一般の人が使いやすいものから、ソムリエが扱うプロ仕様のものまであります。 2. ワインオープナーの種類 それではまず一般的に使われているワインオープナーの種類を紹介します。基本的には「セルフプリング型」「ウィング型」「テコ型」「T字型」と4種類あり、いずれの型を使う場合も、スクリューをコルク栓の真ん中にまっすぐ入れ込むことが重要です。斜めに差し込んだりスクリューを打ち込む場所が端によっていたりすると、コルクが途中で折れたり、スクリューがコルクからはみだし、瓶内を傷つける恐れがあります。慣れないうちはゆっくりと慎重に行うようにしてください。※オープナーの中には「2枚刃式」と呼ばれる長期熟成によって脆くなっているコルクを開ける場合に使うものもありますが、一般的ではないためここでは省いています。 セルフプリング型 初心者や一般の方におすすめなのが「セルフプリング型」と呼ばれる、少ない動作で簡単にワインのコルクを開けられるタイプです。ただハンドルを回すだけでコルクがまっすぐ抜けるため、スムーズにワインを開けられます。力を入れずにあけられ、失敗が少ないので使いやすいタイプといえます。 ウィング型 万歳をするように伸び上がった持ち手を引き下ろすことで開栓できるタイプが「ウィング型」です。栓抜きが兼用になったデザインのものも多いです。スクリュー部分が太いものが多いため、抜栓したあとのコルクがボロボロになりやすいという欠点があります。そのため、瓶口が細い形状をしたワインにはあまり向いているとはいえません。 テコ型 「テコ式」と呼ばれる、テコの原理を活用したプロ仕様のオープナーもあります。別名「ソムリエナイフ」と呼ばれ、レストランやホテルなどで給仕をするソムリエも愛用しています。レストランやワインバーでソムリエが使うのはたいていテコ型のオープナー(ソムリエナイフ)です。キャップシールを剥がす刃先もついているので、万能タイプといえます。 T字型 最もシンプルな形をしているのが「T字型」です。コルクに挿して腕力で引き抜くタイプで、ワインが飛び散らないようにコルクがある程度持ち上がってきたら、最後は手で引き抜きます。しっかりとコルクにスクリューが食い込んでいないとコルクを引きちぎってしまう恐れもあり、注意が必要です。 3. ワインオープナーを使った正しいコルクの開け方 今回は初めての方にも比較的扱いやすい「セルフプリング型」のワインオープナーを使ったコルクの開け方を紹介します。コツさえつかめばご自宅でも簡単にあけられますので、ぜひ一つご家庭に用意してみてください。 【STEP1】キャップシールを剥がす まずは、ワインの注ぎ口に付いているキャップシールを剥がします。手でキャップシール全体をつかんで、捻るように手を動かしながら上に引っ張ることで簡単に剥がせます。ナイフで切れ目を入れて剥がす方法もありますが、その際は怪我しないよう十分に気を付けて行いましょう。 【STEP2】ワインオープナーを瓶口に固定する ワインオープナーをハンドル部分が上になるように、瓶口に固定します。らせん状になっているスクリュー部分がコルク上部の中心へ垂直にあたるように意識します。ここで斜めに固定してしまうとスクリューがまっすぐ入らないので、確実に垂直に入るように気をつけてください。 【STEP3】ハンドルを回す...

    ワインの豆知識
  • 日本ワインコラム | 長野・テール・ド・シエル vol.2

    日本ワインコラム | 長野・テール・ド・シエル vol.2

    日本ワインコラム | 長野 テール・ド・シエル vol.2 / vol.1 はこちら 約3年ぶり、2度目の来訪となった。 奥行きのあるパノラマの景色、優しく吹き抜ける風、ふかふかの土…何度も立ち止まって深呼吸したくなる場所だ。前回訪問時に味わった感動は全く色褪せることなく、むしろより色濃くなって溢れ出す。何度来ても、「気持ちいい…」という言葉が口に出る、心地の良い空間に佇むのが、テール・ド・シエルの畑と醸造所だ。 ▲ やはりこの場所は何度来ても癒される。じわぁっと体がほぐれていくのだ。 ブドウ栽培、ワイン醸造への真摯な姿勢はそのままに(テール・ド・シエルの成り立ちやワイン造りの考え方についてはVol.1へ)。その上で、3年という月日を経て得た新たな気付きについて、栽培と醸造の責任者を務める桒原さんに色々伺った。 ▲ 前回と変わらない桒原さんの出で立ちに嬉しくなる! 畑は広がっても、きめ細やかな管理を徹底する 元々雑木林だったところを2015年に開墾し始め、10年が経過した。畑は4haまで広がったが、来年は更に60-70a広げ、5ha弱となる見込みだ。開墾する際に気を付けたのは、山を削ることなく、元々の地形をそのまま残すこと。その結果、テール・ド・シエルの畑は色んな方向を向いた様々な角度の斜面となっている。美しい景色が広がるが、急な斜面が多いため機械化は難しく、手作業中心とならざるを得ないし、一枚畑に比べると畑の管理に時間を要するので、栽培者にかかる負荷は大きい。 ▲ 畑の土壌は、7-8割程度を占める粘土質に2-3割程度の火山灰が混ざったもの。千曲川左岸の強粘土質の土壌に比べると、粘土の割合は少ない。 お邪魔した際、1回目の芽かき作業が終わり、誘引を行っているところだった。広い畑なので、1回の芽かきで2-3週間要するという。今年はミノムシが大量発生したそう。ブドウの新芽や葉を食害するのでやっかいな存在だ。これまでに500匹捕殺したとのことだが(驚愕!)、ブドウの収量に影響が出ないよう、1度目の芽かきは慎重に行い、2度目で収量調整を行う予定だという。自然相手の畑で、殺虫剤の使用も極限まで減らしているからこそ、細かい畑の観察とこまめな対策が不可欠なのだ。また、畑では除草剤も使用しないので、草刈りも一仕事。一巡したと思ったら、最初の畑の草は伸びているとのこと。骨の折れる作業を地道に繰り返されているのだ。 ▲ キレイに並ぶブドウの樹。根元も含め、草刈りがしっかりと行われているのがよく分かる。 ▲ 誘引作業により、2本のワイヤーの間に枝がきちんと収まっている。 流石にこの広さを一人で管理しきれないので、地元のシルバーさんに助けてもらっているとのこと。「社長が10年前から地域と繋がってきてくれたからこそ、『今度○○△△という作業をする予定で…』と言えば、周りの皆さんが色々と手伝ってくれている。本当に有難い」と、桒原さんの義父であり、テール・ド・シエルの社長でもある池田さんと、サポートしてくれている地域の皆さんへの感謝の気持ちを述べられた。サポートが入るとは言え、「手が回らなくなるのも怖い」とも仰る。真摯に畑に向き合っているからこその、誠実な言葉だ。 ▲ 千曲川ワインアカデミー2期生でもある池田さん。ワイナリー社長業に加え、ワイナリーから車で数分の場所にある「Nukaji Wine House(糠地ワインハウス)」を切り盛りしておられる。「外様」と言われたこともあったらしいが、地域との調和を大事に、時間をかけて関係を作り上げてきたそう。この関係性があるからこそ、地域の皆さんが快くワイナリーをサポートして下さるのだ。 相性の良さが分かってきた...

    日本ワインコラム

    日本ワインコラム | 長野・テール・ド・シエル vol.2

    日本ワインコラム | 長野 テール・ド・シエル vol.2 / vol.1 はこちら 約3年ぶり、2度目の来訪となった。 奥行きのあるパノラマの景色、優しく吹き抜ける風、ふかふかの土…何度も立ち止まって深呼吸したくなる場所だ。前回訪問時に味わった感動は全く色褪せることなく、むしろより色濃くなって溢れ出す。何度来ても、「気持ちいい…」という言葉が口に出る、心地の良い空間に佇むのが、テール・ド・シエルの畑と醸造所だ。 ▲ やはりこの場所は何度来ても癒される。じわぁっと体がほぐれていくのだ。 ブドウ栽培、ワイン醸造への真摯な姿勢はそのままに(テール・ド・シエルの成り立ちやワイン造りの考え方についてはVol.1へ)。その上で、3年という月日を経て得た新たな気付きについて、栽培と醸造の責任者を務める桒原さんに色々伺った。 ▲ 前回と変わらない桒原さんの出で立ちに嬉しくなる! 畑は広がっても、きめ細やかな管理を徹底する 元々雑木林だったところを2015年に開墾し始め、10年が経過した。畑は4haまで広がったが、来年は更に60-70a広げ、5ha弱となる見込みだ。開墾する際に気を付けたのは、山を削ることなく、元々の地形をそのまま残すこと。その結果、テール・ド・シエルの畑は色んな方向を向いた様々な角度の斜面となっている。美しい景色が広がるが、急な斜面が多いため機械化は難しく、手作業中心とならざるを得ないし、一枚畑に比べると畑の管理に時間を要するので、栽培者にかかる負荷は大きい。 ▲ 畑の土壌は、7-8割程度を占める粘土質に2-3割程度の火山灰が混ざったもの。千曲川左岸の強粘土質の土壌に比べると、粘土の割合は少ない。 お邪魔した際、1回目の芽かき作業が終わり、誘引を行っているところだった。広い畑なので、1回の芽かきで2-3週間要するという。今年はミノムシが大量発生したそう。ブドウの新芽や葉を食害するのでやっかいな存在だ。これまでに500匹捕殺したとのことだが(驚愕!)、ブドウの収量に影響が出ないよう、1度目の芽かきは慎重に行い、2度目で収量調整を行う予定だという。自然相手の畑で、殺虫剤の使用も極限まで減らしているからこそ、細かい畑の観察とこまめな対策が不可欠なのだ。また、畑では除草剤も使用しないので、草刈りも一仕事。一巡したと思ったら、最初の畑の草は伸びているとのこと。骨の折れる作業を地道に繰り返されているのだ。 ▲ キレイに並ぶブドウの樹。根元も含め、草刈りがしっかりと行われているのがよく分かる。 ▲ 誘引作業により、2本のワイヤーの間に枝がきちんと収まっている。 流石にこの広さを一人で管理しきれないので、地元のシルバーさんに助けてもらっているとのこと。「社長が10年前から地域と繋がってきてくれたからこそ、『今度○○△△という作業をする予定で…』と言えば、周りの皆さんが色々と手伝ってくれている。本当に有難い」と、桒原さんの義父であり、テール・ド・シエルの社長でもある池田さんと、サポートしてくれている地域の皆さんへの感謝の気持ちを述べられた。サポートが入るとは言え、「手が回らなくなるのも怖い」とも仰る。真摯に畑に向き合っているからこその、誠実な言葉だ。 ▲ 千曲川ワインアカデミー2期生でもある池田さん。ワイナリー社長業に加え、ワイナリーから車で数分の場所にある「Nukaji Wine House(糠地ワインハウス)」を切り盛りしておられる。「外様」と言われたこともあったらしいが、地域との調和を大事に、時間をかけて関係を作り上げてきたそう。この関係性があるからこそ、地域の皆さんが快くワイナリーをサポートして下さるのだ。 相性の良さが分かってきた...

    日本ワインコラム
  • ラリュー ブルゴーニュ・アリゴテ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020

    ラリュー ブルゴーニュ・アリゴテ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020

    ワイン専門店カーヴ・ド・リラックスのスタッフブログ。実直で硬派な造り手「ドメーヌ・ラリュー」のアリゴテ2020年をご紹介。温泉宿の晩ご飯、天然の子持ち鮎といった料理との贅沢なマリアージュや、造り手への親しみ溢れるエピソードを綴ります。 Go to slide 1 Go to slide 2 Go to slide 3 Go to slide 4 小山田 わいじょりーな 吉川 本名 いとう 山本 人見 時田 菅原 吉永 CASE 01 秋晴れのお天気に誘われて・・・...

    Staff Blog ~僕の、私の、ワインのある暮らし

    ラリュー ブルゴーニュ・アリゴテ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020

    ワイン専門店カーヴ・ド・リラックスのスタッフブログ。実直で硬派な造り手「ドメーヌ・ラリュー」のアリゴテ2020年をご紹介。温泉宿の晩ご飯、天然の子持ち鮎といった料理との贅沢なマリアージュや、造り手への親しみ溢れるエピソードを綴ります。 Go to slide 1 Go to slide 2 Go to slide 3 Go to slide 4 小山田 わいじょりーな 吉川 本名 いとう 山本 人見 時田 菅原 吉永 CASE 01 秋晴れのお天気に誘われて・・・...

    Staff Blog ~僕の、私の、ワインのある暮らし
  • ペンフォールズ マギル・エステート ワイナリー

    ペンフォールズ マギル・エステート ワイナリー

    今回の訪問では、ワイナリーのセラードア体験ツアーを通じて、オーストラリアワインのアイコン的存在であるペンフォールズの歴史を辿るとともに、現在も実際に使われている歴史的な醸造設備の見学、そしてテイスティングを体験しました。 オーストラリアワインのパイオニア writer Komazawa web サイト https://us.penfolds.com/ 目次 Magill Estate Wineryの概要 ペンフォールズの歴史 ペンフォールズの哲学 各ワインのテイスティング 今回の訪問では、ワイナリーのセラードア体験ツアーを通じて、オーストラリアワインのアイコン的存在であるペンフォールズの歴史を辿るとともに、現在も実際に使われている歴史的な醸造設備の見学、そしてテイスティングを体験しました。 1. Magill Estate Wineryの概要 ▲ 畑の右上に見えるのが当時のオフィス 今回、訪れたマギル・エステート・ワイナリーは、200年近い歴史を誇るペンフォールズの中でも創業当時から存在する最古のワイナリーです。クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士とその妻であるメアリー夫人によって1844年に開業されたペンフォールズは、当初はこのマギル・エステートを拠点に医療用の酒精強化ワイン・スピリッツを製造していましたが、ワインが娯楽になると共に、徐々に非酒精強化ワインの醸造を開始し現在に至ります。 最初に訪れたのは畑の中に建つ、開業当時に使われていたという平屋建てのオフィス・病棟・ラボです。ペンフォールの始まりが医療と共にあったという事を裏付けるように当時の様々な医療器具、実験器具や記録を見ることができました。 開業医として外科医でもあったペンフォールド博士はこの施設で医療を行うとともに、強壮薬としてのアルコールに非常に高い関心を持ち、オフィス・ラボとして様々な研究を行っていたそうです。 ▲ 当時の薬瓶等 1950年頃には当時の醸造長であるマックス・シュワーバー氏がボルドーのグランヴァンを手本にグランジの実験的醸造を開始。この頃に現在も続くペンフォールズの伝統でもあるワインをセラーの番号で管理するBinのナンバリングが始まりました。現在は、マギルエステートは醸造所としての使用は限定的ですが、当時はマギルエステートを中心にグランジをはじめとする様々なワインを醸造していました。 ▲ セラーごとに番号が振られています 今回の訪問では、当時から使われている醸造棟から始まり、セラー設備を見学することができました。現在、醸造の多くはより新しいワイナリーで行われるそうですが、マギル・エステートでも一部のバロッサバレー、そしてマギルエステートの葡萄を醸造しているそうです。...

    造り手のホンネに迫る。

    ペンフォールズ マギル・エステート ワイナリー

    今回の訪問では、ワイナリーのセラードア体験ツアーを通じて、オーストラリアワインのアイコン的存在であるペンフォールズの歴史を辿るとともに、現在も実際に使われている歴史的な醸造設備の見学、そしてテイスティングを体験しました。 オーストラリアワインのパイオニア writer Komazawa web サイト https://us.penfolds.com/ 目次 Magill Estate Wineryの概要 ペンフォールズの歴史 ペンフォールズの哲学 各ワインのテイスティング 今回の訪問では、ワイナリーのセラードア体験ツアーを通じて、オーストラリアワインのアイコン的存在であるペンフォールズの歴史を辿るとともに、現在も実際に使われている歴史的な醸造設備の見学、そしてテイスティングを体験しました。 1. Magill Estate Wineryの概要 ▲ 畑の右上に見えるのが当時のオフィス 今回、訪れたマギル・エステート・ワイナリーは、200年近い歴史を誇るペンフォールズの中でも創業当時から存在する最古のワイナリーです。クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士とその妻であるメアリー夫人によって1844年に開業されたペンフォールズは、当初はこのマギル・エステートを拠点に医療用の酒精強化ワイン・スピリッツを製造していましたが、ワインが娯楽になると共に、徐々に非酒精強化ワインの醸造を開始し現在に至ります。 最初に訪れたのは畑の中に建つ、開業当時に使われていたという平屋建てのオフィス・病棟・ラボです。ペンフォールの始まりが医療と共にあったという事を裏付けるように当時の様々な医療器具、実験器具や記録を見ることができました。 開業医として外科医でもあったペンフォールド博士はこの施設で医療を行うとともに、強壮薬としてのアルコールに非常に高い関心を持ち、オフィス・ラボとして様々な研究を行っていたそうです。 ▲ 当時の薬瓶等 1950年頃には当時の醸造長であるマックス・シュワーバー氏がボルドーのグランヴァンを手本にグランジの実験的醸造を開始。この頃に現在も続くペンフォールズの伝統でもあるワインをセラーの番号で管理するBinのナンバリングが始まりました。現在は、マギルエステートは醸造所としての使用は限定的ですが、当時はマギルエステートを中心にグランジをはじめとする様々なワインを醸造していました。 ▲ セラーごとに番号が振られています 今回の訪問では、当時から使われている醸造棟から始まり、セラー設備を見学することができました。現在、醸造の多くはより新しいワイナリーで行われるそうですが、マギル・エステートでも一部のバロッサバレー、そしてマギルエステートの葡萄を醸造しているそうです。...

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