アメリカでも指折りの銘醸地として知られるカリフォルニアのナパ・ヴァレーでは、特に品質に優れ、希少価値のある高級ワインを「カルトワイン」と呼んでいます。
「カルト」と称される通り、ワイン愛好家の間では憧れの品で、争奪戦が行われるほどの熱狂ぶりです。そのため、在庫数も限られています。
カルトワインの呼び名が生まれたのは、1976年に行われたブラインドテイスティング「パリスの審判」です。多くのカリフォルニアワインがフランスワインを凌ぐ高評価を叩き出し、世間に知られるきっかけとなりました。
さらに、偉大なワイン評論家のロバート・パーカー氏が創刊したワイン雑誌「ワイン・アドヴォケイト」も、カルトワインの認知拡大に一役買っています。
同誌で評論家が点数をつける「パーカーポイント」にて、多くのカルトワインが100点満点の評価を獲得した実績を持ちます。
カルトワインは年を追うごとに価格が高騰しており、オークションなどで高値で取引されています。
加えて、希少であることから「お金さえ出せば誰でも買えるワイン」ではありません。特にクオリティの高いヴィンテージものになると、コレクターの間でも幻のワインと称されるほどです。
不動の人気を誇るカルトワインを、ぜひ大切な1日のお供としてお楽しみください。