アイスワインは凍ったブドウで造られるワインで、貴腐ワインと並ぶ甘口ワインの最高峰です。
氷点下ではブドウの水分が凍る一方で、糖分や酸を含む濃縮された果汁は凍らずに残ります。この状態で圧搾することで、旨味と甘味が凝縮されたアイスワインが生まれます。
アイスワインは18世紀末、ドイツ・フランコニア地方で偶然生まれました。寒波により収穫前のブドウが凍結し、通常なら廃棄されるところを試しに醸造した結果、甘味の凝縮した高品質なワインが生まれました。
現在はドイツ・オーストリア・カナダで生産が行われており、この3つの国で造られたものだけが「アイスワイン」を名乗ることができます。
アイスワインは、しっかりと冷やして味わうのが基本で、5〜10℃が適温とされています。温度の違いによって甘味と酸味のバランスが変わるため、少しずつ温度を変えて飲み比べてみるのもおすすめです。
フォアグラやブルーチーズなどの濃厚な料理と相性が良く、デザートワインとしてはチーズケーキやバニラアイスともよく合います。