ワインに用いられるブドウの品種には、シャルドネやリースリング、カベルネ・ソーヴィニヨンなどがありますが、そのなかの1つに「モスカート」があります。
あまり馴染みのない品種に感じられるかもしれませんが、モスカートは私たちが「マスカット」として親しんでいる品種と同一とされています。日本では主に生食用として知られていますが、世界では生食用とワイン用の両方が栽培されています。
モスカートの最大の特徴は、非常に強いアロマです。モスカートの語源は「ムスク」であるといわれていますが、パワフルで力強さがありながら繊細さも備えており、一口飲めば虜になること間違いありません。
マスカットとモスカートのような名称の違いは他にもあり、フランスでは「ミュスカ」、スペインでは「モスカテル」と呼ばれています。いずれも同じ品種ですが、栽培される国が変わることでワインのスタイルが変わるのも、モスカートの特徴です。
モスカートから造られるワインは甘みがしっかり感じられることから、料理よりもデザートとのペアリングがおすすめです。特に、ケーキやタルト、アイスクリームと組み合わせると、より一層美味しさが引き立ちます。