ブシャール・ペール・エ・フィスは、ブルゴーニュ地方の中心部に位置し、世界でも高い評価を受ける1731年創業の老舗ワイナリーです。
ヴォルネーのブドウ畑を取得した1775年にワインの製造を開始し、現在ではブルゴーニュの中でも最大規模のドメーヌ(ブドウの栽培からワインの醸造まで行う生産者)にまで発展しています。
ブシャール・ペール・エ・フィスの社屋や瓶熟庫として用いられているのは、1820年に同社が取得した15世紀の建造物(要塞)「シャトー・ド・ボーヌ」です。由緒あるこの建物は、城壁に囲まれたボーヌの旧市街、ボーヌ駅から直進した場所に位置します。
ブシャール・ペール・エ・フィスが著名なドメーヌとして認知されたのは、1995年にシャンパーニュの老舗であるアンリオ家のジョゼフ・アンリオが経営を担ったことがきっかけです。
同氏は徹底した品質改革を実施し、製造工程が大幅に見直されたことで、ワイン造りの質が向上しました。
数世代にわたって伝統あるワイン造りを継承しており、ブルゴーニュならではのテロワール(自然環境)を活かした風味が特徴です。
ブシャール・ペール・エ・フィスらしい適切な樽香を維持するため、畑ごとに専用の樽をオーダーメイドで調達するほど、こだわりが溢れています。
テロワールの魅力に満ちた、繊細かつ奥深い味わいを、ぜひお楽しみください。