シャンパンの中でも孤高の存在として知られる「サロン」は、熱烈なシャンパン愛好家のウジェーヌ・エメ・サロン氏によって設立されたメゾンです。
徹底したこだわりによって生み出される高い品質が評判を呼び、パリの星付きレストラン「マキシム」がハウスシャンパンに選定するなど、富裕層を中心に多くの人々の心をつかんでいます。
サロンで使用されるブドウ品種は、ル・メニル・シュール・オジェ村のシャルドネのみで、「単一のグラン・クリュ(特級畑)から造られるもの」「単一の収穫年のもの」という条件を満たせない場合は、ワインの製造自体が行われません。
そのため、100年以上の歴史の中でリリースされたヴィンテージは、わずか40銘柄程度です。
熟成期間の長さも、サロンの大きな特徴です。一般的にシャンパンの熟成期間は15ヶ月程度ですが、サロンは「最低でも10年」の瓶内熟成を経てからリリースされます。
ブドウの品質追求、および長期熟成という2つのこだわりは、ほかのシャンパンでは再現できないほど複雑で豊かなアロマを生み出します。力強さと奥行きを備えつつ、繊細で魅惑的な風味は、味わう者すべてを魅了することでしょう。