グレープシップ mellow ブルーラベル 2024

グレープシップ mellow ブルーラベル 2024

GRAPE SHIP mellow blue label 2024

商品情報にスキップ
1 1

味わい ミディアム

ライトボディミディアムボディ フルボディ
柑橘の苦みを感じるふくよかな味わい
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
旨味
弱い 強い

グレープシップ mellow ブルーラベル 2024

グレープシップ mellow ブルーラベル 2024

GRAPE SHIP mellow blue label 2024

柑橘の苦みを感じるふくよかな味わい

通常価格 2,970 (税込)
通常価格 セール価格 2,970 (税込)
獲得ポイント : 29pt

残り7個

オレンジワインオーガニックワイン

750ml / マスカット・オブ・アレキサンドリア

発送予定:2~7営業日を目安に発送いたします。

楽天Pay PayPayご利用いただけます。

倉敷市船穂町で有機農法で育て、9月中旬に収穫したマスカット・オブ・アレキサンドリアを使用しています。梅雨時期に発生した病気が雨が上がるまで続いたため、ぶどうが痛み収穫量が大きく減りましたがその後天気が回復し健全に収穫できたぶどうを醸し発酵に使用しました。
果実を丸ごとステンレスタンクで2週間醸し発酵後プレス。半量はステンレスタンクで熟成。半量はホーロータンクにmellow2024ピンクラベルで出た搾った果皮を入れて3週間漬け込み再度プレスし熟成。12月に2つをブレンドし瓶詰め。マスカット・オブ・アレキサンドリアの個性を出したく醸し発酵後に果皮を再度漬け込むことにチャレンジしました。清澄剤不使用、亜硫酸無添加。
干し草や麦わらの青い香りから少し経つと白桃やマスカット、かりんやライチなどのフレッシュなフルーツの香りが立ちます。液体の旨味の中に柑橘の苦みもありふくよかな味わいです。

商品データ

商品番号 2955349215319
種類 オレンジワインオーガニックワイン
生産地 日本岡山県・倉敷市
ヴィンテージ 2024年
品種 マスカット・オブ・アレキサンドリア
容量 750ml
アルコール度数 9.6%
この地域のワインを見る

ワイナリー情報

グレープシップ

GRAPE SHIP株式会社

倉敷駅から20分程車を走らせ、岡山県倉敷市船穂町にやってきた。倉敷といえば、昔ながらの白壁の街並みが美しい美観地区や日本初の私立西洋美術館である大原美術館が頭に浮かぶ。「晴れの国おかやま」として知られる岡山県の中でも瀬戸内側に位置し、温暖な瀬戸内海式気候に恵まれた場所で、マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種を中心に栽培しナチュラルワインを造っているワイナリーだ。

ワイナリーから畑に向かう途中の一枚。左手奥に瀬戸内海が見える。景色のいい場所だ! ▲ ワイナリーから畑に向かう途中の一枚。左手奥に瀬戸内海が見える。景色のいい場所だ!

グレープ・シップでは有機JAS認定を受けた畑でワイン用ブドウを栽培している。有機JASと聞いて「あ、あのマークね」と簡単に捉えてはいけない。認定を受けるためには様々な基準を満たす必要があり、条件をクリアしていることを証明する書類作成、認定を受けるコスト等々、生産者側の負担は少なくない。「いや~大変でした!」と木曽さんはからっと笑っておられたが、その道のりは相当大変だったに違いない。

鳥害もあるそうで、ハウスの側面にはネットをかけて対策を施している。 ▲ 鳥害もあるそうで、ハウスの側面にはネットをかけて対策を施している。

「マスカット・オブ・アレキサンドリアの灯を絶やさない…そのためには食用も絶やしてはいけないし、ワインという新しい文化も伸ばす必要がある」という思いからブドウ栽培を始めたこともあり、松井さんは生食用から栽培をスタート。そして今では収益の7割を占める経営の基盤となっている。

ここのテロワールの特徴は、食べておいしいブドウが育つということ

と太鼓判を押す松井さん。なお、生食用ブドウは慣行農法で栽培し農協に出荷している。

グレープ・シップのインスタ・アカウントより。大粒の生食用とは異なり、ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアは小粒でジューシーな仕上がり!
グレープ・シップのインスタ・アカウントより。大粒の生食用とは異なり、ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアは小粒でジューシーな仕上がり!

一方、ワイン用ブドウは前述の通りJAS認定の有機栽培。白ブドウはマスカット・オブ・アレキサンドリアを筆頭にソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、マルサンヌ、黒ブドウはシラー、グルナッシュ、小公子を栽培している。栽培品種は松井さんの好きな品種ということが前提にあるものの、温暖な地域での栽培に適しているものを選んでいるそう。

因みに、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、マルサンヌの3品種は2018年から試験栽培を始めたもの。収量はそこまで多くなく、現在はマスカット・オブ・アレキサンドリアと混ぜたブレンドで醸造されている。品種を増やす予定はないとのことだが、「シュナン・ブランの栽培を増やしていきたい」と松井さんは意気込んでおられたので、今後も注目だ。

畑では、黒ブドウも既に色付いていた。こちらも小粒で凝縮感がある! ▲ 畑では、黒ブドウも既に色付いていた。こちらも小粒で凝縮感がある!

有機栽培で自然に負荷をかけずに栽培されたブドウ。そのブドウを醸造する際は一切の添加物を加えない。100%ブドウからワインを造る-これがグレープ・シップの醸造方針だ。

ブドウは棚栽培されている。中腰になる必要がある中、何回にも分けて収穫するというのだから頭が下がる。 ▲ ブドウは棚栽培されている。中腰になる必要がある中、何回にも分けて収穫するというのだから頭が下がる。

畑はワイナリーから500m以内に点在する形で13圃場ある。一つ一つの区画は小さいが、
マスカット・オブ・アレキサンドリアは3回に分けて圃場を周って収穫されている。1回目は大房なものを早摘みし、ライトな仕上がりにする「mellowイエローラベル」用。2回目はその2週間後に収穫し、マセラシオンを行う「mellowブルーラベル」用。そして最後は、11月~12月頃まで収穫を遅らせる遅摘みタイプ。こちらは樽熟をかけるリッチな仕上がりになる。同じマスカット・オブ・アレキサンドリアでも全く表情の異なるワインに仕上がるのだ。

グレープ・シップのHPより。左が「mellowイエローラベル」、右が「mellowブルーラベル」だ。<画像提供:アートスペース油亀>
グレープ・シップのHPより。左が「mellowイエローラベル」、右が「mellowブルーラベル」だ。<画像提供:アートスペース油亀>

また、ヴィンテージによる違いも見逃せない。例えば、遅摘みタイプのマスカット・オブ・アレキサンドリア。2021年はゲリラ豪雨の影響で不作となり、農家仲間から分けてもらった遅摘みのマスカット・オブ・アレキサンドリアで仕込んだそう。貴腐菌が付着したブドウで糖度も非常に高い仕上がりに。2022年は空梅雨で台風の影響もなく、12月末まで収穫を遅らせたブドウを使って樽発酵、樽熟成させたもの。そして直近の2023年は秋も暑かったことからレーズン化したブドウでワインに。例年、遅摘みタイプのワインは5、6樽分になるが、この年は1樽もないほど!それぐらい凝縮されたブドウなのだ。同じ遅摘みと言っても、ヴィンテージ毎に味わいが異なる、まさにテロワールを楽しむワインなのだ。

同じブドウ品種でこんなにも表情が変わるのか…!という驚きを楽しめるラインナップなのだ。

醸造所の中に入ると、果物の甘い香りに包まれた。ふと視線を送ると、数名のスタッフの方が一心不乱に桃を剥いている。その奥の冷蔵スペースには、箱詰めにされたキレイな桃が積み上げられていた。清水白桃という、岡山県の中で頂点に立つ最高品種の白桃でワインを造っているのだ。

一つ一つ丁寧に桃を剥いておられるスタッフの方々。 ▲ 一つ一つ丁寧に桃を剥いておられるスタッフの方々。
桃の甘い香りが周りを包み、何とも幸せな気持ちになる。 ▲ 桃の甘い香りが周りを包み、何とも幸せな気持ちになる。

生食用ブドウの栽培やワイン醸造に携わる人を増やし、ブドウの文化を継承していきたいと考える松井さんは、後進の育成にも積極的。グレープ・シップで若手生産者を受け入れている中、今度、ある研修生が独立するそうで、そのサポートの一環として桃ワインを醸造しているそう。
長野のシードルのように、岡山ならではの桃ワインを造るという新しい取り組みだ。マスカット・オブ・アレキサンドリア同様、地元の桃の生産量は減少傾向にあり、この状況を打破したいという思いもある。最終的なワインのスタイルは確定していないが、試飲させて頂いたワインは微発泡スタイルで後味に桃の香りが口の中に広がりつつ、種周辺の果肉から得られるタンニンも感じる、なんともオシャレな味わいだった。発売が今から楽しみ!

松井さん、木曽さん、貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました! ▲ 松井さん、木曽さん、貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました!

味わい ミディアム

ライトボディミディアムボディ フルボディ
柑橘の苦みを感じるふくよかな味わい
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
旨味
弱い 強い

商品データ

商品番号 2955349215319
種類 オレンジワインオーガニックワイン
生産地 日本岡山県・倉敷市
ヴィンテージ 2024年
品種 マスカット・オブ・アレキサンドリア
容量 750ml
アルコール度数 9.6%
この地域のワインを見る

ワイナリー情報

グレープシップ

GRAPE SHIP株式会社

倉敷駅から20分程車を走らせ、岡山県倉敷市船穂町にやってきた。倉敷といえば、昔ながらの白壁の街並みが美しい美観地区や日本初の私立西洋美術館である大原美術館が頭に浮かぶ。「晴れの国おかやま」として知られる岡山県の中でも瀬戸内側に位置し、温暖な瀬戸内海式気候に恵まれた場所で、マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種を中心に栽培しナチュラルワインを造っているワイナリーだ。

ワイナリーから畑に向かう途中の一枚。左手奥に瀬戸内海が見える。景色のいい場所だ! ▲ ワイナリーから畑に向かう途中の一枚。左手奥に瀬戸内海が見える。景色のいい場所だ!

グレープ・シップでは有機JAS認定を受けた畑でワイン用ブドウを栽培している。有機JASと聞いて「あ、あのマークね」と簡単に捉えてはいけない。認定を受けるためには様々な基準を満たす必要があり、条件をクリアしていることを証明する書類作成、認定を受けるコスト等々、生産者側の負担は少なくない。「いや~大変でした!」と木曽さんはからっと笑っておられたが、その道のりは相当大変だったに違いない。

鳥害もあるそうで、ハウスの側面にはネットをかけて対策を施している。 ▲ 鳥害もあるそうで、ハウスの側面にはネットをかけて対策を施している。

「マスカット・オブ・アレキサンドリアの灯を絶やさない…そのためには食用も絶やしてはいけないし、ワインという新しい文化も伸ばす必要がある」という思いからブドウ栽培を始めたこともあり、松井さんは生食用から栽培をスタート。そして今では収益の7割を占める経営の基盤となっている。

ここのテロワールの特徴は、食べておいしいブドウが育つということ

と太鼓判を押す松井さん。なお、生食用ブドウは慣行農法で栽培し農協に出荷している。

グレープ・シップのインスタ・アカウントより。大粒の生食用とは異なり、ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアは小粒でジューシーな仕上がり!
グレープ・シップのインスタ・アカウントより。大粒の生食用とは異なり、ワイン用のマスカット・オブ・アレキサンドリアは小粒でジューシーな仕上がり!

一方、ワイン用ブドウは前述の通りJAS認定の有機栽培。白ブドウはマスカット・オブ・アレキサンドリアを筆頭にソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、マルサンヌ、黒ブドウはシラー、グルナッシュ、小公子を栽培している。栽培品種は松井さんの好きな品種ということが前提にあるものの、温暖な地域での栽培に適しているものを選んでいるそう。

因みに、ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、マルサンヌの3品種は2018年から試験栽培を始めたもの。収量はそこまで多くなく、現在はマスカット・オブ・アレキサンドリアと混ぜたブレンドで醸造されている。品種を増やす予定はないとのことだが、「シュナン・ブランの栽培を増やしていきたい」と松井さんは意気込んでおられたので、今後も注目だ。

畑では、黒ブドウも既に色付いていた。こちらも小粒で凝縮感がある! ▲ 畑では、黒ブドウも既に色付いていた。こちらも小粒で凝縮感がある!

有機栽培で自然に負荷をかけずに栽培されたブドウ。そのブドウを醸造する際は一切の添加物を加えない。100%ブドウからワインを造る-これがグレープ・シップの醸造方針だ。

ブドウは棚栽培されている。中腰になる必要がある中、何回にも分けて収穫するというのだから頭が下がる。 ▲ ブドウは棚栽培されている。中腰になる必要がある中、何回にも分けて収穫するというのだから頭が下がる。

畑はワイナリーから500m以内に点在する形で13圃場ある。一つ一つの区画は小さいが、
マスカット・オブ・アレキサンドリアは3回に分けて圃場を周って収穫されている。1回目は大房なものを早摘みし、ライトな仕上がりにする「mellowイエローラベル」用。2回目はその2週間後に収穫し、マセラシオンを行う「mellowブルーラベル」用。そして最後は、11月~12月頃まで収穫を遅らせる遅摘みタイプ。こちらは樽熟をかけるリッチな仕上がりになる。同じマスカット・オブ・アレキサンドリアでも全く表情の異なるワインに仕上がるのだ。

グレープ・シップのHPより。左が「mellowイエローラベル」、右が「mellowブルーラベル」だ。<画像提供:アートスペース油亀>
グレープ・シップのHPより。左が「mellowイエローラベル」、右が「mellowブルーラベル」だ。<画像提供:アートスペース油亀>

また、ヴィンテージによる違いも見逃せない。例えば、遅摘みタイプのマスカット・オブ・アレキサンドリア。2021年はゲリラ豪雨の影響で不作となり、農家仲間から分けてもらった遅摘みのマスカット・オブ・アレキサンドリアで仕込んだそう。貴腐菌が付着したブドウで糖度も非常に高い仕上がりに。2022年は空梅雨で台風の影響もなく、12月末まで収穫を遅らせたブドウを使って樽発酵、樽熟成させたもの。そして直近の2023年は秋も暑かったことからレーズン化したブドウでワインに。例年、遅摘みタイプのワインは5、6樽分になるが、この年は1樽もないほど!それぐらい凝縮されたブドウなのだ。同じ遅摘みと言っても、ヴィンテージ毎に味わいが異なる、まさにテロワールを楽しむワインなのだ。

同じブドウ品種でこんなにも表情が変わるのか…!という驚きを楽しめるラインナップなのだ。

醸造所の中に入ると、果物の甘い香りに包まれた。ふと視線を送ると、数名のスタッフの方が一心不乱に桃を剥いている。その奥の冷蔵スペースには、箱詰めにされたキレイな桃が積み上げられていた。清水白桃という、岡山県の中で頂点に立つ最高品種の白桃でワインを造っているのだ。

一つ一つ丁寧に桃を剥いておられるスタッフの方々。 ▲ 一つ一つ丁寧に桃を剥いておられるスタッフの方々。
桃の甘い香りが周りを包み、何とも幸せな気持ちになる。 ▲ 桃の甘い香りが周りを包み、何とも幸せな気持ちになる。

生食用ブドウの栽培やワイン醸造に携わる人を増やし、ブドウの文化を継承していきたいと考える松井さんは、後進の育成にも積極的。グレープ・シップで若手生産者を受け入れている中、今度、ある研修生が独立するそうで、そのサポートの一環として桃ワインを醸造しているそう。
長野のシードルのように、岡山ならではの桃ワインを造るという新しい取り組みだ。マスカット・オブ・アレキサンドリア同様、地元の桃の生産量は減少傾向にあり、この状況を打破したいという思いもある。最終的なワインのスタイルは確定していないが、試飲させて頂いたワインは微発泡スタイルで後味に桃の香りが口の中に広がりつつ、種周辺の果肉から得られるタンニンも感じる、なんともオシャレな味わいだった。発売が今から楽しみ!

松井さん、木曽さん、貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました! ▲ 松井さん、木曽さん、貴重なお話をお聞かせ下さり、ありがとうございました!