ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼはペリエ・ジュエの中でも例外的なキュヴェです。シャルドネの繊細なフローラルニュアンスを引き立てるのは、ピノ・ノワールの比率を高めることによってもたらされる芳醇なフレーバー。口の中で甘くまろやかな味わいが広がり、メゾン・ペリエ・ジュエらしい繊細さはそのままに、赤や黒の果実の独特な香りを放ちます。
ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼは、メゾンが1955年の収穫から生み出したプレステージ・キュヴェの 「ブラゾン・ド・フランス」にインスパイアされたもので、世界の名だたるレストランでサーブされていました。この繊細で洗練されたロゼシャンパンは、飲む歓びだけでなく、食事とのペアリングを意識して醸造されているため、前菜からデザートまであらゆる料理にマッチする複雑なフレーバーを備えています。
ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼのために最高醸造責任者エルヴェ・デシャンは、約50の区画で栽培されたブドウからのワインを厳選し、複雑なハーモニーを奏でるよう熟練の技でブレンドを行っています。また、コート・デ・ブラン地区のシャルドネが持つフローラルニュアンスとヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区で収穫されたピノ・ムニエの芳醇さとの絶妙なバランスも生まれています。ただし、フードペアリングにとって理想的な強さとしっかりと組み立てられた味わいをもたらすのは、モンターニュ・ド・ランス北のピノ・ノワールです。ピノ・ノワールは赤い皮と白い果汁が特徴です。ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼに含まれるピノ・ノワールのうち、ごく少量（10～15％）は、ブドウの皮を漬け込むことによって得られた赤ワインで、これにより独特なサーモンピンクの色合いがもたらされています。