レンベルガーはオーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれている品種です。ドイツではヴュルテンベルク以外ではほとんど栽培されていません。クナウスでも栽培面積の比率が高い品種で赤ワインの60％で、彼の一番のお気に入りの葡萄品種です。レンベルガーの単一品種だけでも格付けが異なる4種類以上をリリースしています。このワインはグーツヴァインの格付けです。以前はGと表記されていたものです。500Lとそれよりも大きい木樽により熟成させています。
あたりはやわらかく軽めですが、コクもある味わいです。やさしい味わいながらも芯があり、クナウスの赤ワインを代表する一本と言えます。さまざまなシチュエーションでお飲みいただけます。2015年産までのワインよりもナチュラルな軽やかさがありますが、同様に内側に感じられる落ち着きのある酒質は同じです。ハウスワインとして気軽に開けられ、食事にも万能に合わせられるタイプですが、しみじみとコクのある味わいを感じられます。口の広いグラスで飲むととよりやわらかさと優雅さを感じられます。食事は肉、魚にこだわらず対応でき、和食や家庭の食卓にも適した赤ワインです。