山形県鶴岡市にある月山ワイン山ぶどう研究所は、1979年に月山ワインの製造を始めたワイナリーです。酒類製造の免許を取得した農協が農家へ声かけし、舵を取ったことから月山ワインの歴史が始まりました。
ブドウの栽培・収穫・発酵・熟成に至るまですべての工程にこだわり、廃道となった国道のトンネルを貯蔵庫として活用しています。
月山ワインでは、日本の在来種である「山ブドウ」、山ブドウとカベルネ・ソーヴィニヨンを交配した「ヤマ・ソーヴィニヨン」、日本固有のブドウ品種である「甲州」など、地元産のブドウを100%使用して、ブドウ本来の魅力を最大限に引き出すワイン造りに取り組んでいます。
昔懐かしい味わいが楽しめる山ブドウ100%の「山ぶどう酒」、鶴岡市産の甲州を100%使用した「ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー」、庄内地域産のセイベル種をバランス良く仕上げた「豊穣神話 -白-」など、普段の食事にも合わせやすいラインナップが魅力です。
なお、「ヤマ・ソーヴィニヨン」の果実の芳醇なアロマとキレの良い酸味が楽しめる赤ワインや、岩ガキなどの魚介料理と好相性の辛口白ワインなど、多種類のワインが展開されています。