ブルゴーニュ南部のマコン地区、大きな断崖を持つヴェルジッソン、ソリュトレ2つの丘が立ちはだかる。石器時代、古代人は野生の馬をこの断崖から追い落とす狩猟を行った場所として知られるこの地の斜面にドメーヌ　ロジェ・ラサラの葡萄畑がある。 8.5haの葡萄畑の平均樹齢は50年を超え、中には100年を超える古木のシャルドネ種からプイィ・フュイッセとサン・ヴェランを生み出している。1ha当たり10,000本の密植を行い、地中深く根を張った葡萄は石灰粘土質の土壌からミネラル分豊かな葡萄を造り出す。 またロジェ・ラサラは見事なワインを造る一方、ヴェルジッソン村の村長として地元のワインの普及活動に力を注いでいる。暖かく心優しく、そして一本筋の通った彼の人柄は同時に彼のワインの味わいを忠実に表現している。人が自然と共に造り上げるもの、手の温もりを感じさせるワイン、ロジェ・ラサラのワインの特徴ではないだろうか。