未開封・開封後のワインの賞味期限って?
未開封・開封後のワインの賞味期限って?

保存方法や味が落ちたときの活用方法も紹介

保存方法や味が落ちたときの活用方法も紹介

THE CELLAR JOURNAL --- writer : Toshiyuki Tsuno

ワインを保管しようと考えたとき、賞味期限の記載がなくて困ったことはありませんか?
ワインは未開封の場合には”飲み頃”、開封後の場合には”おいしく飲める期限”を意識して飲むのがおすすめです。
本記事では、ワインの賞味期限の考え方や保存方法、味が落ちたワインの活用方法などを紹介いたします。
ワインを保管しようと考えたとき、賞味期限の記載がなくて困ったことはありませんか?
ワインは未開封の場合には”飲み頃”、開封後の場合には”おいしく飲める期限”を意識して飲むのがおすすめです。
本記事では、ワインの賞味期限の考え方や保存方法、味が落ちたワインの活用方法などを紹介いたします。

未開封・開封後のワインの賞味期限って?保存方法や味が落ちたときの活用方法も紹介

保存方法や味が落ちたときの活用方法も紹介
2024.09.02

1. ワインに賞味期限はある?

ワインに賞味期限はある?

はじめに申し上げると、ワインに賞味期限の記載は基本的にはありません。
保存状態によって劣化することはあっても、ワインは腐敗するということがなく、商品によっては何十年、また百年を超えても熟成し楽しめるワインも存在するため、食品衛生法上でも特に表示の義務はありません。

熟成が進んだワインはとても繊細で扱いが難しいことが多いため、今回は販売されてすぐから美味しく飲めるフレッシュなデイリーワインを中心にお話をさせていただければと思います。
また、ある程度熟成が進んだワインや、ワインショップのセラーで長期保存されていたワインはその期間や環境など判断が難しいものが多いため、信頼できるショップのスタッフさんに相談していただくことをお勧めいたします。

2. 未開封のワインの飲み頃

ワインによってリリース直後から楽しめるもの、長期熟成を経て真価を発揮するもの、それぞれありますが、果実酒として果実の風味をより楽しみやすい期間には大体の目安があります。

『~2,000円くらいまでのデイリーワイン』は、リリース直後から美味しく飲むことができます。
フレッシュな果実味を楽しむものが多いので、その個性を損なわないようにワインセラーに寝かせたとしても2年以内には飲んでおきたいカテゴリーです。スパークリングワイン、白、赤などすべてのジャンルを含みます。

『3,000~6,000円くらいのスパークリングワイン』は、比較的早めに飲むことをお勧めします。購入から2~3年以内くらいでしょうか。
それ以上の価格帯やシャンパーニュの場合だと、もう少し長く置いた方が熟成を楽しめるものが多いです。保存の条件が良ければ5年以上寝かせていても、その熟成感とともに美味しくいただけるでしょう。
カジュアルなものほど栓も簡易なものが多くなり、長い目で見ると泡が抜けやすい傾向があるので、フレッシュなうちに飲むことを勧められることが多いようです。

『3,000~8,000円くらいの若い辛口白ワイン』は、購入から3年以内に飲むことで果実味やフレッシュな酸味を楽しみやすいでしょう。
それ以上の高価なワインに関しては5年~10年ほど熟成を重ねても美味しくいただけるものがあります。

『甘口ワイン』に関しては甘みが強いほど長い熟成に耐えることができますが、味覚上、その甘味とバランスをとってくれる酸味もしっかりとあるほうがより長く楽しみやすいと思います。
”貴腐ワイン”などは甘口ワインの中でも長命です。100年ほど前の『シャトー・ディケム』というワインを飲んだことがありますが、まだまだ美味しくいただけることに感動したおぼえがあります。

『赤ワイン』は、味わいの軽やかなものは早めに、しっかりと密度のある味わいのものは長い期間を経て飲み頃を迎えるものが多いようです。
短い期間で造られ出荷されるボージョレ・ヌーヴォーのように軽やかなタイプは出荷後すぐから1年以内、良いものでも2年くらいで飲むのが良いと思います。
購入金額が3,000~10,000円くらいのものは購入から5年以内、それ以上のものであれば5~10年を超えても美味しく飲めるものが多くなります。

上記のように目安の飲み頃はあるものの、一般的にワインは楽しめる状態になってから販売されているので、管理の安心できるお店で購入した普段飲みのワインであれば難しく考えなくても問題ないでしょう。
熟成度合いの好みは人によっても異なるため一概に言い切ることはできませんが、色々試して自分好みの飲み頃を探すのも醍醐味といえます。

3. 開封後のワインの賞味期限

開封後のワインはどんどん味が変化していくため、基本的にはその日に飲み切ってしまうのがおすすめです。
飲み切れない場合には以下の期限をひとつの目安としてみてください。

赤ワイン

赤ワイン

ここからはワインのカテゴリーごとに解説していきます。

はじめは赤ワインです。
この後のどのカテゴリーも基本的に原料ブドウの収穫から5年ほど(ラベルに記してあるヴィンテージ参照)の若いワインを対象にしてお話ししています。
抜栓後は半分ほど飲んで同じボトルで同じ栓をした状態、また劣化を早めないように冷蔵庫で保存したものと仮定して考えています。(※保存については後でもう少しだけ詳しくお伝えします。)

まず、赤ワインにはワインと酸素との過度な接触(劣化)を遅らせてくれる要素として「渋味」と「酸味」が含まれています。渋味、酸味それぞれのレベルの高さに果実の厚みやポテンシャルが備わると長持ちしやすいワインと判断できます。
ですから、さらりと軽やかなワインは軽快な果実味を失わないよう抜栓後比較的早めに飲むべきで、果実の厚みも含めてしっかりとしたワインであればもう少し長持ちしやすいと言えます。

具体的には軽やかなもので抜栓後2日程度、しっかりしたものでも3日~4日以内には飲み切れると良いと思います。
また、残っているワインの量が少ないほど酸化は促進されやすいので、同じボトルで保存するのであれば残量が多いほど長持ちします。

--One more knowledge-- ~長持ちの度合いについての判断~
ワインを飲んでいるときに何度かに分けてスワリング(ぐるぐるっとグラスを回してワインと空気をなじませる)した時に、どのくらいワインの香りが変化したかを観察することで酸化への耐性を確認するやり方もあります。
香りの変化が大きいワインであれば早めに飲む方がよく、変化が少ないものは長持ちしやすいでしょう。コツはスワリングする際、グラスを回す回数はいつも同じにすること、最低でも3回に分けて確認することです。

白ワイン

白ワイン

続いて白ワインです。
白ワインは辛口から甘口までバリエーションがとても豊かです。白ワインを酸化から守る要素は「酸味」そして「甘味」です。
辛口ワインは酸味がありますが、甘口ワインには酸味に加えて甘味もワインを守ってくれるために、一般的に甘口ワインの方が抜栓後も長持ちする傾向があります。

さらに甘口ワインの中でも「貴腐ワイン」と呼ばれるものはより長持ちしやすいと言われています。それぞれの要素に加えて、ここでも果実味(果実そのもの)のポテンシャルが高いほうがより長持ちします。
果実酒はどこまで行っても原料ブドウの質がワインの品質に関わってきます。

カジュアルで軽やかな辛口白ワインは抜栓後できれば翌日。遅くとも2日後までには飲み切りたいところです。
同じ辛口でも酸味がしっかりとあり、それに見合う果実のふくらみが豊かに感じられるものであれば、抜栓後2日~3日ほど美味しく飲めます。

甘口ワインは酸味、甘味ともにしっかりとあり、状態が良いものであれば、抜栓後2週間~1か月を超えても美味しくいただけます。
白ワインやこの後のカテゴリーも赤ワインの項で記したように、スワリングを何度かに分けて行うことで保存期間を判断するようにすると徐々に自分なりの感覚が身についてくるようになります。

スパークリングワイン

スパークリングワイン

スパークリングワインはその泡立ちも魅力の一つであるために、ガスが抜けてしまう前に飲み切ることができれば理想的です。
遅くとも翌日までには飲み切ってしまうのが良いでしょう。

炭酸ガスはワインの酸味をしっかりと感じさせてくれるので、フレッシュな風味を楽しむスタイルのものは泡と相性が良いと言えます。
カジュアルなスパークリングワインはまさにこのフレッシュ感を前面に出しているものが中心ですから、ガスは絶対に失いたくないですよね!
よくスパークリングワインを飲む方は専用のストッパーの購入を検討してみてもいいかもしれません。様々なデザインのものがあり、数百円から購入できます。      

4. 未開封ワインの保存方法

ワインの保存について、より良い状態で楽しめるように未開封のワインから確認していきましょう。
これらはフランスなどヨーロッパで古くからワイン造りを行なってきた場所での保管環境がモデルになっています。

①保存温度は一年を通して15℃くらいの場所
これはヨーロッパにおける地下セラーの一般的な温度とされています。ガイドによっては13℃~16℃くらいの幅で紹介されていることもあります。
また、一日(または短い期間)の間に大きく温度が変化するような場所は、いくら年間の平均気温が基準値でもワインの負担が大きくなるため向きません。

②湿度は75%以上
これは栓をしているコルクが乾燥して収縮し、ワインが外気と接触するのを防ぐためです。
エアコンを使用して部屋ごと保管場所とするワイン好きの方などは、風が直接ボトルにあたる環境だとコルク栓が乾燥するリスクが増すためにワインを置く位置には注意が必要です。
また、最近では様々な議論もありますが、コルク栓のボトルは寝かせて保管したほうがその収縮を回避しやすくなるでしょう。

③日光や蛍光灯の光が届かない場所に保管する
日光や蛍光灯の光にはワインの成分に直接働きかける強い影響があります。特に紫外線はワインに意図せぬ化学変化をもたらし、本来の風味を失う原因となります。
その影響から少しでも避けるためにボトルには色がついたものが多いのですが、中でも茶色のボトルが最も紫外線からワインを守ると言われています。
ただ悩ましいことに、茶色のボトルは生成やリサイクル時に環境負荷が大きいため、最近では少しでも環境にやさしくあるよう、昔からあるグリーンのボトルに戻す生産者も出てきています。 

④振動のない場所
大きな振動、継続的な振動もワインを保管する場合には嫌われる要素のひとつです。紫外線の時と同様に、意図せぬ化学変化の促進が本来よりもワインの熟成を早めたり劣化を促すとされます。
家庭用のワインセラーでもコンプレッサー式のものなど継続的に振動が伝わるタイプのものはあり、私もそのタイプを長年使用しているのですが、個人的には深刻な品質劣化を感じたことはありません。

ボトルをブンブン振るような大きな振動は論外でしょうが、短い期間の一時的な保管に関しては神経質になりすぎなくても良いかもしれません。
ただ、長期熟成を楽しみに保管するのであれば本来の味わいを享受するために意識するべきであることは間違いありません。

⑤強いにおいを持つものと一緒に保管しない これはにおい移りを防ぐためです。香りの強い食品や熟成したナチュラルチーズなどは特に注意したほうが良いでしょう。

5. 開封後のワインの保存方法

開封後のワインの保存方法

開封後のワインは空気に触れることで酸化が進み、最終的には劣化してしまいます。せっかくのワイン、最後まで美味しくいただきたいですよね。
ここからは開封後のワインの保存方法についてご紹介していきます。

冷蔵庫に立てて保存

飲み残したワインは、抜栓前と同様に直射日光を避け、酸化が進む早さを遅らせるために低温保存をすると効果的です。
ワインの種類に関わらず冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。

その際には、ボトルを立てて保存することで、空気に触れる面を最小限にできますのでさらに効果を期待することができます。
赤ワインなど飲むときに冷蔵庫内よりも高い温度が好ましいワインは、次に飲むときには少し前に冷蔵庫から出して適温に戻しておきましょう。

コルク・スクリューキャップを使って再栓する

ワインが残ったら、そのボトルの栓を使って再度栓をするのが一番シンプルなやり方です。

スクリューキャップであればそのまま締めるだけです。
コルクの場合は軽くラップを巻いて(何重にも巻くとボトルに差し込めないことがあるので注意)、もともとワインが当たっていた面とは反対側から栓をするとやりやすいことが多いです。

真空ポンプを使う

次にお勧めするのは、市販の真空ポンプを使ってボトル内の空気を吸い出して保存することで酸化を遅らせる、というものです。

これには手動タイプや電動タイプがありますので、デザインなども含めてお好みで購入してみるのも良いかもしれません。
また、真空にするものではないのですが、ボトルに(ワイン対して不活性な)窒素ガスやアルゴンガスを吹き込み、液面が空気と接触しないようにするやり方もあります。
スプレー缶タイプの取り入れやすいものから、特別な機器を伴う高価なものまで様々なラインナップがあります。

小さい瓶に入れ替えて保存

残ったワインの残量に応じた小さい瓶に残ったワインを移し替えることで、空気に触れる面を小さくし、ワインを良い状態で数日保存することができます。
この際、残ったワインが注ぎ口までくるような大きさの瓶に入れ替えるのがポイントです。瓶口いっぱいまで入れておくことで、酸素との接触をより少なく避けることができます。

一人で飲む場合など、ワインが余ることが最初から予想される場合には、ワインを開けてすぐ小瓶に入れ替えて保存すると翌日も新鮮な味わいを楽しめると思います。

6. 味が落ちたワインの活用方法

味が落ちたワインの活用方法

おいしく飲める期間に飲み切れなかったり保存が上手くいかなかったりと、ワインの味が落ちてしまうこともありますよね…。でも捨ててしまうのは勿体ない!
味が落ちてしまったワインの活用方法をいくつか紹介いたします。

カクテルやホットワインにする

はじめにご紹介するのはカクテルにする、という方法です。
いくつかのおすすめカクテルをご紹介します。

■サングリア
サングリアはワインにスパイス、フルーツなどを入れた飲み物です。
特に決まったレシピというものはなく、お好みでカットしたフルーツ(桃、オレンジなどの柑橘類、リンゴ、イチゴ、バナナや洋ナシなどが相性が良いです)を、シナモンスティックなどのスパイスとともに漬け込むだけです。
果実のフレッシュ感を楽しむために、冷やすと一層美味しくなります。オレンジジュースをブレンドしたり、はちみつや砂糖で甘さを加えても美味しくいただけます。
サングリア関連記事

■ワイン×カシスリキュール
辛口白ワインであれば『キール』(正式にはアリゴテを使う)、赤ワインであれば『カーディナル』と呼ばれるカクテルになります。
甘さの調節はお好みでどうぞ。 リキュールを合わせるのでアルコール度数はワインより少し高くなります。
口当たりがよいので飲むペースには気をつけてください。

■アメリカンレモネード
レモン果汁にミネラルウォーター(強炭酸水でもおいしいです)とシロップを加え、上から赤ワインを静かに注ぎます。
レモネードと赤ワインは3:1くらいが良いと思います。赤ワインがカクテルの上に浮かんで色の対比も綺麗ですし、レモネードの爽やかさに赤ワインのコクが加わり美味しいカクテルになります。氷を入れるのも忘れずに。

■ロゼワイン×グレープフルーツジュース
ロゼワインはグレープフルーツとの相性がとても良いです。
果汁で割っても良いですし、サングリアのようにカットした果実を浮かべても美味しいカクテルになります。

■ホットワイン
ワインにスパイス(赤ワインならシナモン、クローブ、八角。白ワインであればシナモン、生姜スライス、オレンジまたはレモンのスライスがお勧めです)を入れて加熱し、お好みではちみつやオレンジジュースなどを加えて味を調えます。
寒い時期には体も温まりますし、加熱によってアルコールも少し飛んで優しくなり飲みやすくなります。

料理酒として活用する

ワインを料理に使うことで味わいや風味を底上げするのもおすすめの活用法です。

【赤ワイン】は料理にコクを与えてくれます。
牛肉や豚肉、鶏肉の赤ワイン煮込みやシチュー、デミグラスソースに深みを出したり、カレーの風味付けにも。
リンゴや洋ナシのコンポートも人気があります。

【白ワイン】は料理により良い風味をもたらします。
ハーブの清涼感ある香りとともに魚介たっぷりのアクアパッツァやアサリの白ワイン蒸し、タコとオリーブをズッキーニなどのお野菜と煮込んでみたり、オイル系・トマト系のパスタとも相性が良いと思います。
赤ワイン同様にコンポートにすると、より軽やかで風味よく仕上がります。

【ロゼワイン】は料理に使いにくい印象もありますが、フルーツのコンポートではその味わいに奥行きが出てなかなか良い働きをしてくれます。

フルーツのコンポートが何度も出てきましたので簡単に作り方をご説明。
まずワインと水2:1にシナモンスティック1本、砂糖、レモンスライスを加えて好みのフルーツと中火で加熱し、沸騰したら弱火にして、落し蓋をして10~15分程度煮込みます。
火からおろしてレモン果汁を加え、粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で冷やすと出来上がりです。

他にも少し調べると美味しいレシピがたくさん出てきますので、「連日飲むのはつらい」「忙しくて飲む時期をのがしてしまった。。。」というときには
こういったレシピを活用してみるのもおすすめですよ。

7. 【種類別】おすすめのワイン3選を紹介

赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインから、おすすめワインをご紹介します。

【赤ワイン】ベティッグ ヴィーノ・デ・プエブロ ピノ・ノワール 2023

【赤ワイン】ベティッグ ヴィーノ・デ・プエブロ ピノ・ノワール 2023

優しく透明感のある果実味と高貴な野性味を感じるミディアムボディの赤ワイン。
チリ最南端にある特別なDO「トライゲン」村のブドウのみで造られています。
ピノ・ノワール好きにはぜひ常備してほしい逸品です。

【白ワイン】プティット・シレーヌ・ブラン 2021

【白ワイン】プティット・シレーヌ・ブラン 2021

ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンドしたミディアムボディの白ワイン。
柑橘やパイナップルなどの香りとミネラル、最後に白桃を思わせる果実を感じる味わいです。
リーズナブルな価格で趣深い味わいを楽しみたい方におすすめです。

【スパークリングワイン】エヴィダンス by LVHB クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン NV

【スパークリングワイン】エヴィダンス by LVHB クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン NV

大量の牡蠣や貝殻の化石があるミネラル豊富な土壌で造られたスパークリングワイン。
グレープフルーツや洋梨の果実味とはちみつや香ばしいナッツの風味を、酸味やミネラル感が引き締めてくれる味わいです。
肉料理や野菜料理など幅広い料理に合わせやすい1本です。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。
未開封のワインには飲み頃、開封後のワインにはおいしく飲み切れる目安の期限があります。
味の好みは人それぞれ。今回紹介した目安を参考にしながらも、自分の好みの活用法を楽しみながら探していきましょう。
開封後のワインは冷蔵庫に立てるなど工夫することで酸化を遅らせつつ少し長めに保存ができますよ。
ワインに興味が出てきた方は下のサイトから早速ワインをチェックしてみて下さい。

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。
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角 敏行

福岡県出身。
都内のフランス料理店、恵比寿「タイユバン・ロブション」、南青山「ピエール・ガニェール・ア・東京」、銀座「ベージュ・アラン・デュカス東京」でソムリエとして研鑽を積み、六本木「リューズ」、駒形「ナベノ-イズム」では支配人兼シェフ・ソムリエとして従事。
現在は自身の会社を持ち、後進の育成、レストランサービスのアドバイザー、また「Champagne Laurent Perrier」、日本酒「F1625」のブランド・アンバサダーとして活動している。