ダイヤモンド酒造は、日本ワイン発祥の地として知られる山梨県甲州市勝沼町に位置する、勝沼や韮崎市穂坂の契約農家が栽培したブドウを使って醸造を行うワイナリーです。
現オーナーの雨宮吉男氏は、フランスのブルゴーニュでワイン造りを学んだ経験があり、黒ブドウ品種であるマスカット・ベーリーAの可能性を追求しています。
ダイヤモンド酒造のトップキュヴェ(特別なロットのワイン)ともいえる「Ycarre cuvee K」や、遅摘みのブドウから醸造された凝縮感のある「シャンテ Y.A Huit 結い」は、マスカット・ベーリーAの艶やかな魅力とダイナミックさが見事に引き出されています。
また、ブドウの状態が良かった区画から、マスカット・ベーリーAを遅摘みして使用した「シャンテ Y.A ヴィリーユ」は、樽と瓶による長期熟成を経て出荷される赤ワインです。
甲州の仕込みにシュール・リー製法(製造工程で澱などと接触させる)を採用した「シャンテ Y.A アマリージョ」、勝沼町下岩崎地区産の甲州を厳選して樽発酵させた「シャンテ Y.A 甲州樽発酵」など、甲州のテロワールを追求したラインナップも高い評価を受けています。