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白ワインのおすすめ10選を紹介!
白ワインのおすすめ10選を紹介!

THE CELLAR JOURNAL --- writer : Daichi Yoshikawa

白ワインは世界各国で造られており、甘口から辛口までさまざまな種類があるので、種類が多すぎて迷ってしまう方もいるかもしれません。本記事では白ワインの特徴や選ぶときのポイントについて解説し、おすすめの白ワインを予算別に10本紹介していきます。
白ワインは世界各国で造られており、甘口から辛口までさまざまな種類があるので、種類が多すぎて迷ってしまう方もいるかもしれません。本記事では白ワインの特徴や選ぶときのポイントについて解説し、おすすめの白ワインを予算別に10本紹介していきます。

白ワインのおすすめ10選を紹介!味わいや選ぶときのポイントもあわせて解説

2026.03.27

1. 白ワインの特徴とは?

白ワインは基本的には白ブドウを使って造られたワインを指します。ただ、なかには黒ブドウを混ぜて造る場合や、黒ブドウだけで造る白ワインもあります。白ワインは果皮を使わず果汁だけを絞って造るため、色合いは白になります。一般的に白ワインはすっきりとした飲み口でフレッシュな味わいが楽しめますが、使われる品種や産地によって味にも多様な違いがあります。白ワインについてさらに詳しく知りたい方は「白ワイン」の記事を参考にしてください。

2. 白ワインを選ぶときのポイント

白ワインを選ぶときは、以下4点に気をつけて選んでみてください。

● 甘口と辛口で決める

● ブドウ品種で決める

● 産地で決める

● 料理で決める

順に解説していきます。

甘口と辛口で決める

白ワインには大きく分けて甘口と辛口の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。甘口はフルーティーな甘さが目立ち、まろやかでやさしい口当たりになります。一方、辛口はすっきりとした喉越しがあり、爽快感のある味わいが楽しめます。甘口と辛口の違いは、発酵時の糖の残り具合によって決まります。甘口は発酵期間が短いため糖が多く残り、アルコール度数は低めになる傾向があります。一方、辛口は発酵期間が長いため糖が少なく、アルコール度数が高くなる傾向があります。

甘口はアルコール度数が低いワインが好みの方や、飲みやすい白ワインを探している方に、辛口はアルコール度数が高いワインが好みの方や、さっぱりとした口当たりのワインを探している方におすすめです。

ブドウ品種で決める


ブドウ品種で決める

白ワインの味わいは使用されているブドウ品種によって異なります。代表的なブドウ品種は、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、セミヨン、リースリング、シュナン・ブランなどがあります。それぞれのブドウ品種に異なる特徴があり、産地や製法によってさまざまな味わいが楽しめます。
以下に代表的なブドウ品種の特徴を簡単にまとめました。

品種 主な産地 特徴
シャルドネ フランスのブルゴーニュ地方やアメリカなど 最もポピュラーな白ブドウ品種で、産地や製法によってさまざまな味わいとなる
ソーヴィニヨン・ブラン フランスのボルドー地方やロワール地方など 柑橘類やハーブを思わせる香りが特徴的
ヴィオニエ フランスのローヌ地方やオーストラリアなど 芳香のある花の香りがあり、ボリュームのある口当たりで厚みある味わいの白ワインになる
セミヨン フランスのボルドー地方やオーストラリアなど 強いアロマと酸を持つソーヴィニヨン・ブランとブレンドされることが多い
リースリング フランスのアルザス地方やドイツなど 辛口から超甘口までさまざまなタイプの白ワインに使われており、酸味をしっかりと感じられる
シュナン・ブラン フランスのロワール地方や南アフリカなど 酸が豊富なブドウで、収穫量が多いためテーブルワインや酒精強化ワインの原料とされる

上記はあくまでも主な白ブドウ品種で、白ワインによっては原産種や黒ブドウと混ぜていることもあります。各ブドウ品種について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

産地で決める


産地で決める

白ワインの味わいは産地によっても異なります。代表的な産地として、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、チリ、アメリカ、オーストラリア、アルゼンチンなどがあります。各産地で栽培されるブドウの土壌や気候条件が異なるため、同じブドウ品種でも異なる味わいが生まれます。
以下に代表的な産地の特徴を簡単にまとめました。

産地 特徴
フランス 8つの産地に分けられており、ブルゴーニュ地方は白ワインの代表的な産地で、ほかの産地でも異なる品種のブドウを使った白ワインが楽しめる
イタリア イタリア原産種のトレッビアーノを使った白ワインが中心で、すっきりとした柑橘類のフルーツのような瑞々しさが味わえる
スペイン 固有品種で造られるワインが多く、とくにリアス・バイシャスで造られる白ワインは海のワインと呼ばれるほどミネラルが豊富
ドイツ 世界三大貴腐ワインの1つ、トロッケンベーレンアウスレーゼがあり、甘口の白ワイン好きにおすすめ。そのほか、上質なリースリングが有名。
チリ 寒暖差が激しいためフルーティーな仕上がりの白ワインが多く、リーズナブルな価格で楽しめる
アメリカ カリフォルニアでシャルドネとソーヴィニヨン・ブランの2品種の栽培が盛んで、華やかな果実味にナッツの香ばしいニュアンスが感じられる
オーストラリア ニュー・サウス・ウェールズ州のハンター・バレーで造られる辛口のセミヨンが注目を集めている
アルゼンチン トロンテスから造られる白ワインが有名で、フルーティーかつ香り高いワインが味わえる

同じブドウ品種を使っていても、土壌や気温、日照量、降雨量などでもブドウの持つ味わいが変わります。各産地で造られるワインについて詳細を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

料理で決める


料理で決める

ワインと料理を合わせることをマリアージュと呼びます。マリアージュのポイントは「ワインと素材の色を合わせること」です。白ワインは白身の鶏肉やお魚料理と相性が良いとされていますが、白ワインは種類によって味の濃さが異なり、同じ鶏肉でも味付けの傾向が異なります。料理と白ワインの相性を考える際には、料理の味付けや調理法を考慮することが大切です。詳細は、白ワインと相性のよい料理についての記事をご覧ください。

軽めの白ワイン レモンや酢などでさっぱりと仕上げた料理に合う
中程度の白ワイン オリーブオイルやバターなどで仕上げた料理に合う
重めの白ワイン 生クリームやバター、醤油などでしっかり仕上げた料理に合う

3. おすすめの白ワイン10選を予算別に紹介!

おすすめの白ワインを10選に絞り、予算別に紹介していきます。予算は3,000円、5,000円、10,000円の3つのカテゴリーに分けて紹介しているので、ご予算やシーンに合わせてぴったりのものを選んでみてください。

【予算3,000円のおすすめ白ワイン】パンゴリン シャルドネ 2025

パンゴリン シャルドネ 2025

南アフリカで栽培されたシャルドネで造られた白ワイン。手摘みで丁寧に収穫され、果実感あふれる風味があり、ふくよかな味わいに仕上がっています。リーズナブルに白ワインを試してみたい方におすすめです。

原産国 南アフリカ・コースタル・リージョン
品種 シャルドネ
度数 13.5%

【予算3,000円のおすすめ白ワイン】アンコーラ ピノ・グリージョ 2024

アンコーラ ピノ・グリージョ 2024

アンコーラ協同組合が造るイタリア・ロンバルディア州産の白ワイン。白い花びらを思わせるアロマ、真綿にくるまれたような上品なフルーツ感、きれいな酸とミネラル感。口に含むと香しいワインの風味がひろがります。なんとも心地の良い上品な口当たり。フルーツ感がたっぷりあるのに後味はすっきり。これは美味しい!

原産国 イタリア・ロンバルディア州
品種 ピノ・グリージョ
度数 12%

【予算3,000円のおすすめ白ワイン】コルテ・アダミ ソアーヴェ 2024 *

コルテ・アダミ ソアーヴェ 2024 *

イタリアで造られた白ワインで、りんごや柑橘系の香りがあり、ブドウの熟度を感じさせる深い味わいがあります。飲んだ後に鼻に抜ける余韻も長く、コストパフォーマンスが高いワインです。

原産国 イタリア・ヴェネト州・ヴェネト
品種 ガルガネガ90%、トレッビアーノ10%
度数 12%

【予算3,000円のおすすめ白ワイン】プティット・シレーヌ・ブラン 2023

プティット・シレーヌ・ブラン 2023

フランスのボルドー地方で造られた白ワインで、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンド。フレッシュな味わいで、みずみずしい味わいが楽しめます。ハーブを使ったグリーンサラダや甲殻類を使った前菜と合わせてみてください。

【予算5,000円のおすすめ白ワイン】ベルサン サン・ブリ モン・アンブラゼ 2022

ベルサン サン・ブリ モン・アンブラゼ 2022

2009年よりビオロジック農法に転換。2012年に認証取得。ソーヴィニヨン・ブランから造られるサン・ブリ。手摘み収穫。ステンレスタンクで発酵、熟成は70%ステンレスタンク、30%樽で14ヶ月。 グレープフルーツやマンダリン、モモにハーブやスパイス、ヨードのニュアンスを感じる豊かな香り。いきいきとした果実とエレガントな酸味がバランスよく、引き締まった味わい。長く複雑な余韻が続きます。

【予算5,000円のおすすめ白ワイン】ノゼ サンセール・ブラン 2023 *

ノゼ サンセール・ブラン 2023 *

サンセールならではの果実味、フレッシュな味わいを保つため醸造には全てステンレスタンクが使われ、酵母はこの土地のものを使用しています。
透明感があり、ソーヴィニヨン・ブランらしいハーブのような香り。いきいきとした果実味に加え極めて上質でエレガントな酸味が広がります。余韻は細くそして長く、繊細な香りと爽やかな酸味にいつまでも包まれます。

原産国 フランス・ロワール・サントル・ニヴェルネ地区(サンセール、プイィ・フュメなど)
品種 ソーヴィニヨン・ブラン
度数 -%

【予算5,000円のおすすめ白ワイン】クロ・フロリデーヌ 2020

クロ・フロリデーヌ 2020

白ワインは14.7haの畑にソーヴィニヨン・ブラン55%、セミヨン44%、ミュスカデル1%を栽培し、スキンコンタクトを施した後25%の新樽比率で樽内発酵、熟成を約8ヶ月間行います。
白桃、レモン、グレープフルーツのアロマが壮大で密度と骨格を備えた偉大な白ワインです。

予算5,000円のおすすめ白ワイン】チェレット アルネイス・ブランジェ 2024

チェレット アルネイス・ブランジェ 2024

ビオロジック農法で造られる自社畑のブドウを使用し、ステンレスタンクで発酵、熟成。発酵時に発生するCO2を少し残してすっきりした口当たりを表現しています。 イタリアの白ワインの歴史を変えたといわれるワインです。白い花のような香り、土壌由来の塩っぽいニュアンスが感じられる、すがすがしい清涼感があります。

原産国 イタリア・ピエモンテ州
品種 アルネイス
度数 13%

【予算10,000円のおすすめ白ワイン】ウィリアム・フェーヴル シャブリ・プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2022

ウィリアム・フェーヴル シャブリ・プルミエ・クリュ ヴァイヨン 2022

短時間プレス(1時間~2時間)し低温にて軽く清澄。樽発酵30~50%、ステンレス発酵50~70%。13~14ヶ月熟成(40~50%は小樽で5~6ヶ月熟成、残りの期間ステンレスタンクへ)。 フレッシュな花の香りに果実香が加わり、アクセントのあるミネラルを思わせる風味。早熟な畑由来の奥行きがあり非常にこなれた丸みがあるワインです。バランスの良さを感じる安定感があります。

【予算10,000円のおすすめ白ワイン】マルセル・ダイス リースリング 2022

コルテ・アダミ ソアーヴェ 2022

ダイスのリースリングは2005年ヴィンテージ以降、従来は別々に商品化されていたサン・イポリットとベブランハイムをブレンドして一本化することになりました。
◇サン・イポリット・・・1.8ha。平均樹齢25年。砂質、花崗岩質主体の軽めの乾燥土壌。酸がきりりと立ちしっかりとした構造を持つワインを生むテロワールで、特にリースリングとゲヴュルツトラミネールに向きます。花崗岩に由来する、塩辛くさえ感じる酸とミネラルも特徴的。 ◇ベブランハイム・・・2ha。平均樹齢20年。古代には海岸だったというこの畑は、500~600メートルに及ぶ海洋微生物と砂礫質層が基盤で、表土は軽い石灰岩質。この土壌は水捌けと保熱性が良く、高い酸と豊かなコクが得られます。
たっぷりとした果実味とフィネス、エレガンスの両立。レモン、白桃、パイナップルなどを同時に想起させます。それぞれのテロワールのブレンドにより、より一層複雑に、巨大なスケールとなった名作です。辛口。

6.まとめ

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。
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吉川 大智

JSA認定 ソムリエ

バーテンダー、ワインバーのマネージャーを経てワインのPRライターに。過去には40カ国200都市の酒場とワイナリーを訪問した経験あり。

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