こんにちは、吉永です。 だいぶ涼しい日も増えてきてワインも少しずつ味わいの濃いものやコクのあるしっかりとした味わいのものを飲みたくなってきました。そんなわけで今回は北イタリアにフォーカスした3本セットのご紹介です。 （北イタリアと言いつつ隣国スロヴェニアのワインが1本ありますが国境を跨いだすぐそばのワイナリーということで大目に見て頂ければ幸いです…） 1本目はヴェネトのロゼ・プロセッコ。サーモンピンクの華やかな色合いで味わいも赤系果実が主体のチャーミングな印象。泡立ちも良く余韻はドライなので食前だけでなくお料理と合わせながらでも美味しく楽しんでいただけます。 2本目は北イタリアを中心に栽培されてきたレフォスコで造る赤ワイン。ヴェニカ・エ・ヴェニカは昔からの家族経営のワイナリーでビオロジック栽培を実施。醸造も極めてシンプルに行う自然派の造り手です。 バラやスミレ、華やかなアロマと黒系果実主体の味わい。畑の標高が高いということもあり、タンニンはきめ細かく思いのほか重すぎないエレガントな余韻に仕上がっています。 3本目はスロヴェニアのオレンジワイン。詳しい方には説明不要かもしれませんがレブーラ＝リボッラ・ジャッラです。金柑やあんずといったいかにもオレンジワインのアロマに少しミネラルを感じる味わい。酸も程よく感じられ和洋中様々なお料理と相性良く合わせられます。これを飲みながら豚のローストとか食べたいですね！ そんな3本セットで輸入元参考価格合計15,840円（税込）のところ、 約31%オフ、10,890円（税込）で発売します！ ご購入お待ちしております！

こんにちは。市川です。 “ちょい熟”だからこそ楽しめる、 まろやかさと深みのあるワインを世界各国からセレクトしました。 “ちょい熟”ワインは今がまさに「おいしいタイミング」。赤2本、白2本。さまざまなお料理に合わせて、ゆったりとお楽しみください。 ■フランス／ドメーヌ・デ・カール アンジュー・ブラン・レ・ピエール・ノワール 2015 ロワール地方・アンジューで造られるシュナン・ブラン100％の白ワイン。10年近い熟成を経て、アプリコットや焼きリンゴのようなまろやかな果実香に、 蜂蜜やナッツのようなニュアンスが加わっています。 ■ピュージー・ヴェイル ザ・コンツアーズ・リースリング 2015 オーストラリアの冷涼な産地イーデン・ヴァレーで造られる、瓶熟成を前提にしたリースリング。10年の熟成により、柑橘類や白桃の香りに加えて、 ペトロール香やスモーキーなニュアンスも感じられます。キリッとした酸を残しつつ、丸みと深みを帯びた味わいが魅力です。 ■フランス／シャトー・トゥール・サン・ボネ 2013 ボルドー左岸、メドック地区のクラシカルな赤ワイン。熟成により、ブラックチェリーやプラムの果実味に加えて、 タバコや森の下草、わずかな土っぽさといった複雑な香りが広がります。タンニンは柔らかくなり、全体的に丸みを帯びた優雅な飲み口になっています。 ■スペイン／アルティガ・フステル グラン・レセルバ 2004 なんと20年以上熟成された“本気の”スペイン赤。カンポ・デ・ボルハの地でじっくりと育まれたこのグラン・レセルバは、 ドライイチジクや干しプラム、バルサミコ、スモーキーな樽香など、 熟成ワインならではの奥行きを持っています。滑らかな舌触りと落ち着いた酸があり、料理とともにゆっくり味わいたい1本です。 程よく熟したワインは、飲み手を選ばず楽しめる奥深さがあります。そんな“ちょい熟”の魅力を存分に味わえる本セット。 普段の食卓に、ちょっとした特別感を添えてくれるはずです。 ぜひお気に入りの一杯を見つけて、ゆったりとした時間をお過ごしください。

こんにちは、田中です。 皆さんが大好きなワインには、 ワイナリーの想い、由来や歴史など、さまざまな背景があります。 そのストーリーを知ることで、味わいもいっそう深まり、もっと好きになっていただけると思い企画いたしました！ 今回はイタリア産に絞り、辛口から甘口の幅広いワイン３種類をご用意！ 中には、良年のみ極僅かにリリースされる極上甘口白ワインも… こちらはハーフボトルでご用意しておりますので、お試ししやすいサイズとなっております。 一つ一つの物語を感じながら、ぜひお楽しみください！ ■EGO プロセッコ ブリュット ゼロ 2021 残糖1g/l未満の超辛口プロセッコ！ 19世紀にエリザベッタ ガルヴァーニ オニゴが植えたブドウを、マッツェイ家25代目のジョヴァンニが手掛けています。 創設者エリザベッタ（E）ガルヴァーニ（G）オニゴ（O）へ敬意を込めて造られた、特別なワイン。 このワインは、ヴィッラ・マルチェッロの最古の区画から収穫されたブドウを使用し、エリザベッタの遺産を現代に伝えるために造られました。 ■トレビアンコ ヴェンデミア タルディヴァ ブドウの出来栄えの良い年だけに造られる希少な1本。 独自の世界観を持つ偉大な生産者、カステッロ・ディ・ランポッラが手掛ける甘口白ワイン。 元々3種類のブドウ品種から造られていたことに由来する「トレビアンコ」という名前の通り、華やかで多層的な味わいが楽しめます。 南西向きの専用畑で栽培され、10月初旬から12月末までの間に段階的に収穫。 "Conca d'Oro（黄金の谷）"の畑から生まれ、特別な日にゆったり味わいたくなる1本です。 ■レ モンゴルフィエレア サン ブル－ノ ロザ－ト ワイン名の「モンゴルフィエレ」は「気球」を意味します。 1995年10月6日、聖ブルーノの祝祭日、アリアニコの最初の収穫を終えた畑の近くに2つの気球が舞い降りたことを記念して造られました。 見た目も香りも、収穫の喜びと祝祭の雰囲気を感じさせる一杯。 空に舞う気球のように、軽やかで華やかな印象を持ちながら、アリアニコならではの果実味と深みもしっかり楽しめるロマンチックなワイン。 イタリアワインの奥深い魅力を一度に楽しめる特別なセット。 ぜひお手元に迎えて、特別なひとときをお過ごしください。

こんにちは、椎名です。 10月に入り少しづつ秋を感じることも増えてきたのではないでしょうか。 朝晩が過ごしやすくなってきて、お酒の楽しむ種類も変わってきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回はこれから迎える秋冬に向けてのスパークリングセットにしてみました。 ホームパーティーや日常使いにも出来るお手頃な価格帯のものを集めましたので、 是非お買い求めください。 私の一押しは、シャトー・ド・ロレ クレマン・ド・ロワール ブリュット・エル NV！ ロワールのクレマンでシュナン・ブラン主体で造られています。 昨年初めてシュナンブラン主体のクレマンを飲んでから、寒い時期にはぴったりの1本だなと思っていました。 果実のフレッシュ感や、熟成を経たリンゴ蜜のような甘い香りも感じられ、 最後にくる少しの苦みが、全体の味のバランスを締めている、そんな１本です。 その他のワインも飲んでみてほしいものを集めましたので、 この機会にお試しください。

皆様、こんにちは。 夏痩せして、その反動か俄然食欲が増している柳原です。復活第一弾が好評だったのと、ワイン最盛期突入という事で節約セットの復活第二弾を発売します。 今回は食欲の秋真っ盛りという事で、力のある秋の食材に負けないフードフレンドリーな白とコクのある赤ワインを並べてみました。今回もお得な約26％オフ！です。 秋もワインのある日常を。 RYO YNAGIHARA 2013年度 第9回 JSA全国ワインアドバイザー選手権大会準優勝 2019年度 第3回 JSAブラインドテイスティングコンテスト準優勝 2020年度 第8回 JSA全日本最優秀ソムリエコンクール クォーターファイナリスト 保有資格 Licenses and certifications ■ 一般社団法人日本ソムリエ協会認定 ソムリエ・エクセレンス ■ WSET Lv.4 Diploma ■ 一般社団法人日本ワイン協会認定 日本ワインマスター ■ NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル ワインスクエアでは、サントリーがお届けする日本ワインや輸入ワインの紹介やワインに関する知識、レシピなどを紹介しています。>> click

こんにちは。市川です。 暑い季節もようやく過ぎ去り、涼しい風に、ほんのり香る金木犀。 食卓には、きのこや根菜、栗、サツマイモなど、秋の味覚が彩りを添える季節です。 今回は秋のごちそうに寄り添う、ほっこりやさしいワインを3本セレクトしました。 この時期ならではの“ほっとするおいしさ”を、ワインとともにお楽しみください。 食卓をちょっと特別にしてくれる、秋のおすすめセットです。 ■ニールソン サンタ・バーバラ・シャルドネ 2023 秋の味覚と相性抜群の、厚みあるカリフォルニアらしいシャルドネ。 パイナップルや柑橘、リンゴにトロピカルフルーツのニュアンスが重なり、ほんのり甘やかでふくよかな香りが立ち上がります。口当たりはクリーミーで、しっかりとした骨格。 サーモンのムニエルやきのこのクリームパスタ、かぼちゃのグラタン、リゾットなど、秋ならではのまろやかな味わいの料理と相性抜群です。 ■シャトー・ド・ケー ラ・シガラール 2022 洋梨やリンゴ、白桃に白い花の香りが重なり、ほんのりバターのようなコクと、ミネラル感のある引き締まった味わいが魅力です。 焼き栗やかぼちゃのグリル、白身魚のソテー、鶏肉のクリーム煮など、秋らしい素材とよく合います。 季節のやさしい旨みを、そっと引き立ててくれる1本です。 ■ドメーヌ・ド・オーシエール ブラゾン・ド・オーシエール 2020 南仏・コルビエールの大地が育んだ、秋にぴったりのふくよかな赤。 ガリーグ（地中海の野生ハーブ）やクローヴなど、南仏らしい香りが立ちのぼり、凝縮感のある果実味としなやかなタンニンが調和しています。熟成感を感じさせる樽の風味が溶け込み、奥行きのある味わいに。 牛肉の赤ワイン煮、ラムの香草焼き、きのこと根菜のローストなど、深みのある秋の料理とのペアリングが◎。 季節の香りとともにじっくりと味わいたい、力強くもしなやかな一本です。 秋の食卓がもっと楽しくなる3本セット。 限定24セットの販売です。 家族や友人と過ごす、心和む時間のお供にどうぞ。

こんにちは、本名です。 年末にかけて赤ワイン、否、ブルゴーニュが飲みたくなっている時期ではないでしょうか。 タイトルはそのままですが「ブルゴーニュ赤をお得に楽しむ5本セット」でございます。 輸入元参考価格より31.3％OFFと昨今ブルゴーニュがここまでお安いのはあまりないです！ 内容も一見地味ですが、飲んでみると5,000円以内なら充分でしょ！となる5本を24,800円（税込）という枠に収めました。 19年2本、21～23年が各1本ずつとヴィンテージの比較も楽しめるセットとなっております。 さて、セット内容の簡単なご紹介 「ジャン・マリー・ブズロー ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2023」 ヴォルネイ村の区画から作られる100％除梗のピュアなピノ・ノワール。 23年のブルゴーニュは22年よりも赤系の果実が前に出ており、非常にチャーミングで軽快な味わいです。 23年の良さを気軽に楽しめるワインとなっており、味わいの変化を楽しむためにも2～3日に分けて飲むことをおすすめいたします！ 「フィリップ・リヴェラ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2019」 ジュヴレ・シャンベルタンの生産者がつくる人気の2019年ヴィンテージが入っております！赤い華やかな果実が特徴的で、酸もタンニンも非常にバランスがよくとれた1本。 20年21年と比較して飲ませてもらいましたが、やっぱり19年の快活な味わいはブルゴーニュおいしいな～となりますね。 「クリストフ・ビュイッソン オークセイ・デュレス 2021」 ムルソーからオート・コートへの渓谷の入り口に位置するオークセイ・デュレス。地味of地味な産地ですが、21年という超クラシックヴィンテージというのも相まって今回の中に入ると非常にピュアでうっとりするような味わいです。 「ローラン・ムートン ジヴリ・ルージュ 2022」 地味なコートシャロネーズの中でも、地味なジヴリ。オークセイ・デュレスよりもマイナーです。ただ、ジヴリの名手ローラン・ムートン、造りはなかなか緻密です。 2022年も素晴らしいヴィンテージで、黒系と赤系の混ざる複雑な果実味。ミネラルも感じられ、コストパフォーマンスの高さを感じます。 「メゾン・アン・ベル・リー レトランジュ 2019」 最後はガメイ60％、ピノ・ノワール25％、シャルドネ15％（！？）というセパージュの独特な作りのワイン。 生産者に会ったこともありますが、哲学的なスキンヘッドのおっちゃん。 話すと結構まじめですが、ユーモアを感じるワインを生み出します。現地の流行りのレストランでもオンリストされている生産者で、とっても軽やか。 旨味をしっかりと感じれるワインで、和食との相性抜群です。 今回とても頑張りまして、輸入元参考価格より31.3％OFFとなっております。 限定24セットの販売です。 是非お見逃しなくご利用ください！

こんにちは、本名です。 今回は初めての企画です。その名も「白ワインお楽しみ4本セット」です。 なんのこっちゃ？という感じですが、中身はあえてすべて非公開。 販売価格は10,000円（税抜）ですが、中身は合計で通常価格より12,100円～12,810円（税抜）と20％弱お得な内容となっております。 産地としては、フランスを中心にイタリア、ドイツ、オーストリア、スペイン、ニュージーランド、チリ、そしてクロアチア！といった様々な国のワインをチョイス！ 決して適当に選んでいるわけではなく、バイヤーおすすめの美味しいワインをチョイスしております。 このワインセットはこんな人におすすめ！ ・白ワインが好き！ ・自分で選ぶのがちょっと億劫 ・色々な産地、品種のワインを試してみたい 組み合わせも異なりますので、おかわり注文もお待ちしております。 好評でしたらまた継続いたしますので、是非応援いただけますと幸いです！ ※多数ご購入の場合は、セット内容が重複する可能性がございます。 予めご了承くださいませ。 お見逃しなくご利用ください！

こんにちは、石田です。 本日ご案内するのはフィラディス社輸入のシャンパーニュ生産者「シャルトーニュ・タイエ」の特別セットです！ 注目は1927年・1986年植樹という古樹が植わる複数区画のブドウがブレンドされたトップキュヴェのオール・セリ！ アヴィズのシャルドネ単一で仕込まれ瓶熟は45か月以上。芳醇なアロマと濃密な味わいからの長い余韻。ぜひ味わっていただきたい1本です。 スタンダードからトップキュヴェまでほぼフルラインナップという贅沢な内容となっております。 参考価格合計より約14%オフ！限定2セットですので気になる方はお早めに！！

こんにちは、吉永です。 本セットは売り上げの10％を寄付いたします。 飲むだけで社会貢献になってしまう気持ちまで嬉しくなるワインセットです。 こちらのエブリデイワインセットは、”毎日楽しめるワイン♪”をテーマに、赤・白・ロゼにスパークリングワインを10本セレクトしています。 今回も様々な産地や味わいなど、バラエティー豊かにご用意いたしました。 その日の気分やお料理に合わせてお楽しみいただけます。 今回で第25弾！25弾だからすごいスペシャルなラインナップになったかというと決してそうでもなく、今回も変わらず日々の食卓やリラックスタイムに飲んでいただきたいワインをご用意しました。 とは言え何かいいものも入れたい！ということで今回の目玉はシャンパーニュ！ 色々なスパークリングワインを飲んでいますがやっぱりシャンパンってテンション上がりますし何より美味しいですよね。今回のシャンパンは樽不使用でステンレスタンクのみというスタイルなのでブドウのピュアな果実味が際立ち雑味の無いクリアな味わいとなっています。ちょっとした記念日やパーティーなどでもぜひお楽しみください！ その他のラインナップも国・地域、品種がさまざまに毎日飽きずに楽しんでいただけるラインナップとなっております！赤・白・ロゼとその時々の気分に合わせてお好きなものを選んでいただけます。 輸入元参考価格合計21,230円（税込）のところ、22％オフの16,500円（税込）で発売します！ 徐々に涼しくなってワインが飲みたくなるこの季節にぜひエブリデイワインセットでお楽しみください。

夏に飲みたくなるのはやっぱり、すっきり爽やかなスパークリングワイン！弾ける泡がたまりませんよね！！ 【ロバート・ヴァイル リースリング ゼクト エクストラ・ブリュット】は、そんな気分の時にピッタリの辛口スパークリングワインです。 香りは硬めの桃、熟す前の果実のような印象がありました。高めの酸に少しの苦み。後に残るのははちみつのニュアンス。 全体的にさっぱりとした味わいで、暑い季節にしっかり冷やしていただくと最高だと思います！ また、いい意味で主張の強くないワインですので、どんなお料理にも合わせやすいのも嬉しいポイントですね。 爽やかな味わいはお刺身やカルパッチョとも合わせやすいですし、高めの酸と泡が揚げ物の油をさっぱりと流してくれますし、 夏バテで食欲がない…なんてときにも、食前酒として一杯飲んだら酸と泡で胃が刺激されて食欲がわいてきちゃいます。これからの暑い季節を乗り切るスパークリング！ワイン選びに迷ったときに、ぜひどうぞ＾＾ （2025年6月）

蒸し暑く、じめっとする季節になってきた今の時期、キリッと冷えたスパークリングワインが恋しくなりますよね。そんなときにぜひおすすめしたいのが、「ドメーヌ・ミショー クレマン・ド・ロワール 」です。 フレッシュな果実味ときめ細やかな泡が心地よく、さっぱりした料理と相性抜群です！グラスに注げば広がる爽やかな香りとともに、ひと口で気持ちまで軽くなるような飲み心地。 ロワール地方の冷涼な気候が育んだすっきり爽やかな味わいは、暑さで疲れた体にもスッと入り込み、心地よい余韻を残してくれます。 シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵による本格的な造りながら、お手頃価格なのも嬉しいポイント。上質なのに気取らず楽しめる、まさに今の季節にぴったりの一本です。 （2026年5月）

魚とワインを合わせる時はまずはその魚が白身魚か赤身魚かで考えます。今回カツオは赤身魚なので赤ワインスタート。 ミディアムボディで果実味強すぎず酸がしっかりあるタイプという条件で棚を探していたら南アフリカの棚にちょうど良さそうなやつが。ピノ・タージュと呼ばれるサンソーとピノ・ノワールの交配品種で南アフリカ原産の品種を使ったワイン。ピノ・タージュなんて久しぶりに飲むなーと思いつつこちらをセレクトしました。 カツオはシンプルに大葉、ミョウガ、この時期ならではの新玉ねぎを散らした刺身で。あとはカツオと好相性だと思っている茄子を生姜焼き的なレシピで作りました。 ワインはいい意味で地味な味わい。野いちご、ハーブ、ちょっと根っこっぽい香り。ピノの華やかな雰囲気というよりサンソーの地味?なのに引っ張られてる？ほんのり赤い果実とバランスのいい酸。意外に感じたのが余韻にタンニンをしっかり感じられるということ。キメ細かいので口の中でザラつくような嫌な感じはなく黒っぽいタンニンが全体をまとめているような印象です。 カツオとの相性はというと、カツオ単体だと若干ワインの甘さが前に感じられるかなーという印象でしたが薬味と一緒に食べて飲んだら最高に合いました！何が良かったかというとミョウガの独特の香りとワインの草や根っこの香りが調和していました。茄子とカツオを一緒に食べて飲んでもカツオの油&油を吸った茄子を最終的にタンニンが流してくれるのでこれもバッチリ。この感じだと生姜焼きとかチキンソテー、根菜類は相性良さそうな感じ！ワインのアルコール度数も12%と高すぎないのがいいですね。 カツオと茄子の相性について補足すると油を吸ってトロトロになった茄子とカツオのねっとりした食感とほどよい油でちょうどテンションが合うイメージです。揚げ浸しにしてもいいし今回はカツオと生姜を一緒に食べるイメージがあったので茄子を生姜焼きっぽくしてみました。茄子の生姜焼きはYouTubeで「George 茄子 生姜焼き」と調べると出てくるのでぜひお試しあれ！ （2025年4月、2023VT）

皆様こんにちは。 出かけるときは日傘、ハンディファン、冷感ボディシートの三種の神器が欠かせない季節になってきました。 こんな時に飲みたのは、しっかり冷えたスパークリングワインですよね！ 今回私がご紹介するのは、イタリアはヴェネト州「ビアンカヴィーニャ リーヴェ・ディ・コラルト・エキストラ・ドライ」です。 こちらのワインはコネリアーノ・ヴァルドッビアデーネエリアの中でも南側に位置する区画のブドウを使用。 香りの印象は蜜のあるリンゴのような、でも若々しい酸味も感じます。熟成期間は5ヶ月、ドサージュ17g/hl。酸のきりっとしたフレッシュさと、ほんのり感じる甘さのバランスが魅力のワインです。 完全な辛口スパークリングでもないので、茹でトウモロコシや、フルーツの缶詰を使ったフルーツサラダとのペアリングを楽しみたいです！ （2025年6月）

暑い日にはもってこいなキンっ！と冷えたスパークリングワイン。 冷蔵庫から取り出して気軽に1杯やるも良し。いつもより腕を振るったご自宅のディナーや、炎天下のBBQなどいろんなシーンで飲んでほしいのがこちら！ 「ラ・ジャラ プロセッコ・ゼロ・ミレジマート」 補糖0ですが程よいハチミツ感があり、グレープフルーツ、和柑橘やハーブといったグリーンの香りを感じるすっきりとしたプロセッコです。 搾りたてのグレープフルーツ果汁のようなフレッシュさと、ほろ苦くジューシーな味わい。 お食事の初めに飲むなら、グリーン多めなサラダがおすすめです！果物を入れてみたり、ドレッシングに果汁を絞ると味わいがまとまり、オシャレ度もグンっと上がる気がします！そのあとには、ぜひ魚介を使ったお食事とご一緒にどうぞ♪ホタテのカルパッチョ、タコのフリットや白身魚のハーブソテーなんかいかがでしょうか？ すっきりとした味わいのスパークリングワインが好きだけれど、飽きの来ない味わいのものをお探しの皆様！ぜひこちらをお試しください！ （2025年6月）

英国スパークリング！の印象って皆さんどうでしょう？？ 昔から言われている売り文句は「シャンパーニュと地続きの？」「まるでシャンパーニュの～！」で、価格もお手頃！が売り文句だったが近年の値上がりで英国スパークリングもシャンパーニュに迫る勢い?? では、英国スパークのどこに魅力を感じるのか・・・正直難しいお題です。なので無視。旨いものは旨い！ ハンドレッド・ヒルズ 足し算も引き算もしない造り。自社畑、遅摘み、ピノはステン、シャルドネはフレンチオーク、マロもする。 賛否あるだろうが個人的なイメージはエグリ・ウーリエっぽさを感じた。香りはフレッシュりんご、白桃、程よい上品な樽由来のバニラやハチミツ。海外の朝食なイメージ。 泡はもちろん細かく、繊細でクリーミー、味わいは海外の赤リンゴ、青リンゴ、程よく熟したパイナップル、、いい～感じの酸度。 正直10年以上前に飲んだ2001ナイティンバーとは毛色が違うが、久しぶりに美味しいと思った英国スパークリング。ぜひご賞味あれw （2025年6月）

皆さん、こんにちは！ ピノノワールとシャルドネの専門店である広尾店のスタッフの茂木です。 私がおすすめする生産者は、“シャンソン”です。 実は去年広尾店で、生産者が来てくださりイベントを行ったのですが、それよりも前からこのワインには思い入れがあります。 私は自称友達が多いタイプなのですが、ワインをまだ勉強し始めのころにとっても素敵なレストランで友達のソムリエさんが働いていました。 その方からのお誘いで、シャンソンの主催するディナーショーへ参加したことがあります。某有名高層ホテルの上層階のレストランの雰囲気が今でも思い返すと緊張するほどです。 フランス・ボーヌから生産者のことが来て一緒にお食事ということもあり、気合を入れてお着物で参加しました。 会が始まると、詳しい説明や歴史の話をしてくださってとても興味がわきました。でもまだその時の私は正直、醸造の話などは理解できないことが多かったのです。 そしてテイスティングの時になり、周りの玄人の方々に合わせてワインを味わってみました。 “…おいしいっ！！”その感想につきました。 ブルゴーニュ ルージュ以外にももちろんたくさん楽しませてもらいましたが、特に美味しくて感動したことを今でも覚えています。 帰るころには参加者みんなが気分よく、なんでもボーヌに伝わる伝統歌を歌いながら手を振って踊るという、なんとも陽気な会食となったのです。 そしてその後、広尾店でまた運命的にもシャンソンに出会いました。 正直一番初めに飲んだ機会が、勉強をし始めだったということもあり、店長からイベント準備のために生産者名を聞いたときは気づきませんでした。でも、ワインをテイスティングしたときに“あっ、これはあの時のワインだ！！”と思い出したのです。 スタッフとして参加していたイベントも、なんだか働いている時からまた飲め喜びと、一緒にお仕事したことが嬉しすぎて一人でとてつもなく感動していました。 お決まりの最後の“ボーヌダンス”は、スタッフでありながら一番ノリノリで踊っていたと思います。（笑） 無意識のうちに記憶からよみがえるような素晴らしいワイン、あなたもきっと“シャンソン”のワインを飲めば思い入れのある一本が増えるはずです。 （2025年2月）

日本の大手ビール会社が全てチェコ産のホップの買い手であるということはあまり知られていません。そして実はビールで有名なドイツより１人当たりのビールの年間消費量が多いチェコ！そんなチェコでワインも作られていたなんてビックリしました！！そしてそれがとっても魅力的！ 作られているのはオーストリアとの境のモラヴィア地区。土着品種で作られることの多いチェコのワインですが、こちらの品種はネロネットという品種で香りはブラックベリー、セミドライプルーン、ドライイチジク、シダ、タバコ、ナツメグ、チョコレートのニュアンスが感じられました。タンニンは程良く、酸はキレイ。丸みのある果実の味わいでした。なんとなくリパッソされたコルヴィーナ・ヴェロネーゼ(アマローネに使われる品種)のようにコクのある果実の甘さも感じます。 チェコの国民的料理のグラーシュ(パプリカの粉末をたっぷり入れた肉の煮込み料理)やチェコのホスポダ(ビアーホールのような居酒屋)によくあるメニューの生肉のタルタル(生の牛肉をオリーブやケッパー、香辛料とたたいて混ぜたものをカットした揚げパンに乗せて食べる料理)に合いそう！と飲み進めるうちに感じました。煮込んだお肉や揚げたパン等、心地よいタンニンとキレイな酸の果実味が程良く流してさっぱり、かつ余韻を残してくれるでしょう。 日本人に馴染みのある料理で合わせるとすると豚の角煮や肉じゃがが合いそうだなと思います。豚肉のハンバーグにバルサミコ酢のソースで合わせてみても面白そうです！是非あなたもチェコの魅力に触れてみて下さい！ （2025年4月）

白ワインの聖地、ピュリニー・モンラッシュの老舗ドメーヌ ジャン・シャルトロン。 こちらは、ピュリニー・モンラッシェ村の隣に位置している、コトー・ブルギニョンとACブルゴーニュ畑のブドウから造られている、クレマンです。 香りは柑橘が主体で、和梨やヘーゼルナッツ、トーストなどの複雑さがあります。泡立ちはきめ細かく、非常にクリーミー。酸味の高さとリッチな果実味のバランスがとれています。気品がありながら、20年らしい完熟した果実のボリュームが楽しめます。また、余韻も長く、スパークリングというよりも、まるで白ワインを飲んだ後のような旨みがしっかり口中に残ります。 普段シャンパーニュをよく飲む方にもお勧めしたい、充実した味わいのクレマンです。

外で飲むときはグラスにあまり拘れないことが多いと思います。そんな時に5,000円のワインを紹介するのも”あれ”なのですが、ちょっと香りがあって、軽やかで、暑くなってくる季節には持って来いのワインはないかなーと探しました。 ピクニックといえば芝生、芝生といえば～ソーヴィニヨンブラン？というマジカルバナナを自分の中でやった結果、結構好きな生産者オーストリアのサットラーホフにしました。いつの間にかヘレンベルガーさんにインポーターが変わっていたんですね。という余談はさておき、半端ないグラフィックのラベルは外でもバえそうな1本。 味わいはピンとしたミネラルにかたいリンゴ、はっさく的な苦みのある柑橘。そして、石、岩、塩味といった硬質的なニュアンスが支配します。ちょうど韓国のりをつまんでいたのですが、ベストマッチでした。キンパと合わせたら幸せになれそうな気がします。野菜とキンパでピクニックする際には、このワインをぜひおともにしてください。

真っ赤なエチケットが目を引くこちらのワイン。 同生産者の青いエチケットのワイン「ソミュール　シャンピニー　レ　ロッシュ」もおいしかったのでこちらも試してみました！ ワイン自体の色味はかなり明るめのピンク、赤色で透き通ってます。 香りはフレッシュなチャーミングさが印象的ですが、カベルネフランらしい青臭さも程よく感じます。 ブラインドテイスティングで飲んだらきっとなんのワインだかわからないとなと思いました。 口に含むと甘い、という印象はなく、フルーティーかつタンニン分もしっとり感じます！ デミグラスソースを使ったお料理とも合いそうですし、私のようにワインは香り重視！な方にもおすすめしたいです。

実は誤納品してしまったワインでした。しかし、届いてみるとびっくり！チェレットのモスカートダスティ？と間違えてしまった三角錐のような形の独特なボトル。 ボトルやエチケットで選ぶことはほとんどないのですが、何か気になってしまって今回はこちらを何かの縁と思って飲んでみました。 実はこうみえてアルヴァニーリョとか、グリューナーとか好きなんです。 家だと白を飲むことが多いんですよね。 さて飲んでみると想像とは裏腹、12.5%の割には要素が多く、香りもバニラのニュアンス。キャッチーなようで、アフターに鉱物的なミネラル感。余韻も長いです。 見た目にも香りにも裏切られるのですが、なぜか心地よい。 鶏肉や豚肉をちょっと濃い目に味付けしたらもう最高です。こだわる派の人は、香草でアクセントをつけるとより深いマリアージュが楽しめると思います。 ワインとは合わないと思われがちな、タイのグリーンカレーとか意外とばっちりはまると思います。 夏のちょっと濃い味つけの料理を楽しみたいときにばっちり合うワインです。 数年寝かせても面白そうな、なかなか奥が深そうなワインです。 ……さてさて2日後の味はどうでしょうか。 香りやアタックにいたバニラは完全に溶け込み、少し探さないと感じられなかったミネラルが全面にきました。 グレープフルーツの甘酸っぱ苦い果実がふわっと広がり、アルヴァニーリョらしさがあけたてより全開。 鯵の南蛮漬けをちょうど食べていましたが、抜群のマリアージュ。 やはり最初の印象の通り、少なくとも早めの抜栓をしたほうが楽しめますね。 温度も低めに、じめっとした夏に酸の効いた夏らしい料理と一緒に楽しむと幸せになれる一本です。